うっかり階段から一緒に落ちてしまった巧美と恒の2人。
するとなんと身体が入れ替わってしまった！


恒（身体は巧美）「って…えー！？俺が兄さんで？」
巧美（身体は恒）「俺も？」
恒（身体は巧美）「俺ー？」
巧美（身体は恒）「俺のボディどこ行った？」

美羽「へー、所長と恒ちゃんが入れ替わったー？どうすんの？このまま生きる？」

けっこうな大事件なのに、「全員入れ替わりごちゃごちゃオチ」になるのを警戒しているのか、関わろうとしない正宗と美羽。

でも尾杜がいなくてよかった…もしいたら実験台確定だ。
尾杜が来る前に戸締まりしようとしたら…そこで尾杜が入ってきたー！

尾杜「フフ、自ら牢獄の鍵をかけるとはかわいい囚人だ。」
恒（身体は巧美）「あれー？なぜー？」
尾杜「おや？どうしたのター坊、ノリが悪いな今日は。」

このままでは入れ替わりがバレてしまう…なんとか巧美兄さんっぽい動きを…

恒（身体は巧美）「た、高枝尻バサミ！」

尾杜「えっ？意味わかんない。多分高枝切りバサミでかけたんだろうけど、お尻でやる意味ってなに？切りと尻はダジャレに使えるほど似てはいなくない？あと尻じゃ枝は切れないよね？それとなんで尻が伸びるの？」
巧美（身体は恒）「なんで今日に限ってやたら冷静なんだよこのメガネ！」
恒（身体は巧美）「に、兄さん、早くうまいことツッコミ入れて！」
巧美（身体は恒）「美しいんかーい！」

尾杜「なんか君たち、いつもと雰囲気反対じゃない？」

まずい、このままじゃ…

こうなったらベタだが、もう1回ゴロンゴロンして元に戻るぞ！

巧美（身体は恒）「行けー！」
恒（身体は巧美）「うわー！」

恒（身体は巧美）「俺1人で落ちてどうする！」
巧美（身体は恒）「ああーなんかおかしいと思ったんだ！」

尾杜「怪しいんだよ今日の君たちは。」
巧美（身体は恒）「くっ…いつもと尻のサイズが違うから抜けられない…！」
恒（身体は巧美）「縄抜けってそういうもんなの？」

今日は薬を届けに来たついでに、巧美が前に言っていた“超面白抱腹絶倒一発ギャグ”を見に来たという尾杜。
じゃあそれをやれば…　巧美に聞いて恒（身体は巧美）が挑戦！

尻をこすり合わせて…

恒（身体は巧美）「火打ち石！」
尾杜「…………。」

恒（身体は巧美）「案の定滑りきったわー！」

正宗「ところで先生、何の薬持ってきたんです？」
尾杜「ああ、2人の人間の中身を入れ替える薬を持ってきたんだ。」
恒＆巧美「うぅー！く、くすりー！」

尾杜「おぉっ…♥」
恒＆巧美「尾杜大好きー♥」