乙女はお姉さまに恋してる
対象キャラ
宮小路瑞穂(CV:堀江由衣(アニメ)
アニメ放送時期
2006/10-2006/12
リンク
http://www.starchild.co.jp/special/otome/
http://www.caramel-box.com/
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乙女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー

乙女はお姉さまに恋してる 第11話 「戸惑いの練習曲(エチュード)」

2012/09/19 2:05


まりやが風邪をひいてしまった。
マスクをして登校しているまりやを、瑞穂ちゃんも紫苑さんも心配している。
しかしまりやは、「一緒に帰りましょう」という2人を、またも拒絶してしまうのだった…。

この学院は本当にイベントが多い。今度は、1年の締めくくりに行われるダンスパーティー。
このパーティーにはペアでの参加が望ましいが、中にはパートナーを連れずに参加する生徒もいる。エルダーはそんな生徒をエスコートする“男性パートナー”の役割を務めるのが伝統である。


そのことを瑞穂ちゃんにお願いする貴子さんだが、あれから瑞穂ちゃんを意識しすぎて、終始動揺しまくり。

貴子「どうしたのでしょう、あの日以来、お姉さまのお顔を見るだけで胸の鼓動が抑えられない…。あれはあくまで突発的なアクシデント。お姉さまに他意はないのはわかっているのに…、あぁ…お姉さま…。」

エスコート役、本当は恥ずかしいけど、伝統でもあるし生徒のためにと引き受けた瑞穂ちゃん。寮に帰って…。


奏「ところでお姉さまは、男性のステップはお分かりになるのですか?」 
瑞穂「ええ、多少は。奏ちゃん、私の右肩に手を添えてみて。」
奏「えっ、こうなのですか?あっ…!」


瑞穂「うふふ、上手よ奏ちゃん。」
奏「お姉さま…。」
由佳里「奏ちゃんずるい!」
一子「私も練習ぐらいお付き合いさせて下さ~い!」

そうやって騒いでいると、寝ていたまりやがお茶を飲みに来た。でも瑞穂ちゃんには何も言わず…。

瑞穂「まりや!ねぇ一体どうしたの?なんか怒ってる?もしそうなら、きちんと話してくれないかな?じゃないと、どうしていいかわからないよ!」

このままじゃいけないと思いつつも、ついついそんな態度を取ってしまうまりや。
結局まりやはそのまま風邪をこじらせ、次の日はお休み。


学院でもまりやのことが気になる瑞穂ちゃん。
そんな瑞穂ちゃんに、占いが得意な圭さんは「正面突破、時には強硬手段も有効である」とアドバイス。

その夜、とうとう瑞穂ちゃんは行動に出る。まりやの部屋に強行突入だ!

まりや「な、なによ!勝手に入ってこないでよ!」
瑞穂「だって、待ってても入れてくれないだろ?」
まりや「帰って。勝手なことしないでよ。」
瑞穂「帰らないよ。そうやって怒ってるのは、僕に関係があることなんでしょ?だったら帰らない。まりやが僕にちゃんと話してくれるまで。」
まりや「ふん、勝手にすればいいじゃない。」
瑞穂「うん、そうする。」

そう言うと、瑞穂ちゃんはまりやの身体を拭こうと、まずは布団を剥ぎとる。


まりや「じょ、冗談じゃないわよ!汗をかいて汚いんだから、やめてよね!」
瑞穂「言ったでしょ、勝手にするって。言うこと聞かないと、押し倒すよ。
まりや「押し倒せばいいじゃない!」
瑞穂「そうする。(と、まりやの服に手を掛ける)」
まりや「ひゃ!ちょ、ちょっとやめてよ!もうわかったわかった!自分でするからさ!瑞穂ちゃん!」


まりや「あんっ…!」
瑞穂「へ、変な声出さないでよ…。」
まりや「瑞穂ちゃんの手つきがいやらしいからだよ!こんなことして、瑞穂ちゃんのバカ…」
瑞穂「バカはどっちさ。何を怒ってるか知らないけど、こんな時ぐらい変な強がりはよしなよ。もっと自分を大切にしなきゃ。」

その時、まりやは昔のことを思い出していた。
それは、瑞穂ちゃんが危ないと言うのを無視して、まりやが崖から落ちてしまった時…


瑞穂「まりやちゃん!だから危ないって言ったじゃないか!
まりや「こんなの、大したことないもん! あたっ…」
瑞穂「まりやちゃん、僕の背中に乗って!
まりや「えっ?や、や~よ…」
瑞穂「乗るの!

いつも、まりやの後をついて歩いてた瑞穂ちゃん。でもいざという時カッコ良かった。
それは今も変わらない…


まりや「デート…」
瑞穂「えっ?」
まりや「デートしよ。今度の日曜、私と瑞穂ちゃんの2人きりで…。

そして迎えた日曜日ー。

瑞穂「じゃあ、行こうか。」
あらカッコイイ。


瑞穂「でも驚いたなぁ、まりやの方からデートなんて。どういう風の吹き回し?それにこの格好。まりやのリクエスト通りなんだけど、いいのかな?」
まりや「だ、大丈夫よ!今の瑞穂ちゃんなら、誰も男だなんて思わないから。」
瑞穂「そう?ならいいけど。」

最初はぎこちなかったまりやだが、この笑顔を見て何か吹っ切れたみたい。

瑞穂「ちょ、ちょっとまりや!」
まりや「よーし、今日は遊びまくるぞ~!」


まりや「いやー遊んだ遊んだー。」
瑞穂「まりやってば、病み上がりなのにはしゃぎ過ぎだよ。」
まりや「ねぇ瑞穂ちゃん、覚えてる?ずっと前崖から落ちてケガしたあたしを、瑞穂ちゃん、家までおぶってくれたよね。」
瑞穂「えっ、そうだっけ?」
まりや「そうだよ、あの頃の瑞穂ちゃん意気地なしで、いつもあたしの後ろをついて回って…。」


まりや「瑞穂ちゃん恥ずかしいよ降ろしてよ!」
瑞穂「ダメだよ!まりやちゃんケガしてるんだもん!絶対ダメ!

まりや「(あたしが自分のことを乱暴に扱ってる時、瑞穂ちゃんは絶対許してくれなかった…)」

まりや「…聞きたいことがあったんじゃないの?」
瑞穂「そのことなら、もういいや。」
まりや「えっ?ちょ、何よそれ。この間はちゃんと話すまで帰らないって…」
瑞穂「そうなんだけど、今日のまりやを見てたらもういいかなって。」
まりや「もういい?どうして?」
瑞穂「だって、まりやはまりやだもの。怒っていても笑っていても、まりやはまりや。それで僕の気持ちが変わるわけじゃないし。僕はいつもみたいに、普通にしていればいいんだって気付いたんだ。それって、おかしいかな?」
まりや「瑞穂ちゃん…、そうだね。あたしたち、子どもの頃からずっとそうだった。でも…」


瑞穂「まりや?」
まりや「ごめん、今だけ…すぐにいつものあたしに戻るから…。」
瑞穂「あ…ま、まりや…、その、手が、胸にあたって…
まりや「何よ~、この前はさんざん乙女の柔肌弄んだクセに!」
瑞穂「人聞き悪いこと言わないでよ。それに、あれとこれとは話が違う!」
まりや「どう違うのよ!ホントはうれしいくせに!」
瑞穂「ちょ、ちょっとまりや!」
まりや「うりゃうりゃうりゃ!どうだ瑞穂ちゃん!」
瑞穂「やめてよ~」


まりや「(あたしは瑞穂ちゃんが好き…だけど、これが2人の昔からの自然な距離…。)」

その頃学院には、生徒会の仕事を終え帰ろうとする貴子さんがいた。最近仕事がまったく手につかず、日曜も学院に来ていたのだ。

貴子「まさか、同じ女性を好きになってしまうなんて…お姉さまの存在が、これ程までに私の胸を…。」

女性じゃないんだけどなぁ…すると、そんな貴子さんに何やら声をかける怪しい男2人組が…。
男達は厳島家のお嬢様なら身代金がたんまり取れると言い、貴子さんを誘拐しようと襲ってきた。

そこに、デートを終えて帰ってきた瑞穂ちゃんとまりやが。


瑞穂「やめろ!」
男「なんだ女か…」


女かと油断する男達に、瑞穂ちゃんは華麗なキック&パンチをお見舞いする。だって男だもん。

しかし1人は刃物を持っている。その男は刃物を振りかざしながら、瑞穂ちゃんに襲い掛かってきた。それでも瑞穂ちゃんは怯えることなくその刃物を避け、男を一本背負いでやっつけた!


瑞穂「貴子さん!」
貴子「お姉さま!」
瑞穂「おケガはありませんか?」
貴子「お姉さまこそ、胸にナイフが…」

幸いケガはなかったようだが、刃物を避けた際、瑞穂ちゃんの服が破れてしまっていた…。


貴子「胸…?」
瑞穂「あ…あっ!?」


貴子「お姉さま…お、男…?

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