げんしけん 二代目 第5話 「業 NEXT!」 【後半】 超ド級の天然女装・高坂先輩!マダラメ総受け!

げんしけん 二代目 , 2013/08/07 6:52

前半からのつづきです。

企業ブースにやってきた波戸くんと斑目先輩。
するとそこで“超ド級”に出会ってしまった!


高坂「斑目さん!そろそろ連絡しようかと思ってました。


斑目「高坂…!な、なんで…つか、その格好は…」
高坂「宣伝に駆り出されました。うちのエロゲー、男の娘メインなんで…

げんしけんOBで春日部さんの彼氏である高坂真琴(こうさか まこと)
卒業後はプログラマーとしてエロゲーメーカーに就職したのだが、女装してその宣伝まで務めるとはなんというハイスペック…。

一方、コスプレ広場では、大野先輩がまだ波戸くんを諦められずにいた。

大野「(英語)せっかく波戸くんも衣装合わせしたのに…
アンジェラ「(英語)え?」


大野「(英語)本当は荻上さんにやってほしいキャラだけど…波戸くんも素晴らしいけど、やっぱりもう少し小柄の方が…

やっぱコレでしたか!写真だけでもすげー破壊力が伝わってくるよ!


大野「(英語)そして!荻上さんがいたら、波戸くんはこっちだった!!
アンジェラ「(英語)うん、こっちだね?
大野「(英語)ねー!荻上さんさえやってくれれば…まあそれが一番難しいんだけど…」

そうか身長的にはこっちか…胸もちょうどいい?

そんな大野先輩のもとにメールが!

大野「斑目さんから、高坂さんが企業ブースで女装コスプレ中との情報が!写メ付き!
矢島「すげぇ…」
吉武「さすが天然モノ!」
大野「見に行きたい…でも私だけここを離れるわけにはいかない…合わせでコスプレしてるんだから!高坂さんも仕事だろうからこっちに来られずはずもない…そもそも移動が大変だぁぁぁぁ!

パニックになる大野先輩。仕方ないのでもっと写メを送るように斑目先輩に要求。


波戸「(この人が…春日部先輩の彼氏…これは確かに勝てないかも…)


しかし、斑目先輩と高坂先輩、ライバルかと思いきや意外と仲がいい。
“もう付き合ってる2人を、遠くから見守る斑目先輩”という情景を思い浮かべる波戸くん。


810「ハァ…ハァ…2人の間に割り込めない僕っ…!」


波戸「(何しろ相手は、僕から見ても完璧な女装をするほど…ってあれ?)」


波戸「高坂先輩、もしかして!ノーメイクですか?」
高坂「そうだよ?


波戸「やっぱり勝てませんよ、斑目先輩…」
斑目「え?どした?」

女装の上手さに嫉妬しちゃうとか何この関係…ハァ…ハァ…


斑目「何?まだ高坂にショック受けてんのか?波戸くんの女装だってすげーんだしさ、高坂のアレは天然モノだから気にすんなって。別次元なんだよ。とにかく、何やったって勝てやしねぇ…」



波戸くんはそう言われて、何かを決意したようにウィッグを再び被る。


波戸「(女声)総合的な女装なら、負けているとは思いません。だから先輩も…(小声で)勝てないとか言わないでください…


斑目「えっ?今なんて?聞こえなかった…」
波戸「(やっぱりもうちょっとだけ、頑張って欲しいなぁ…)」


波戸「(勝手な願望の押し付けかもしれないけど、所詮僕らの願望なんて…すべてが押し付けだ…)」

意を決して、斑目先輩を誘うアンジェラを止めに入る波戸ちゃん。

波戸「やめてください、先輩困ってるじゃないですか。」
アンジェラ「(英語:大野先輩通訳)でもね、たとえ一晩だけの恋人だったとしても、逆にだからこそ、人生において価値ある出来事になる可能性もあるわ。」


波戸「ひ、一晩だけって…。そ、そんな風には思えません!時間をかけて育てた気持ちの方が、きっと強いと思います!
アンジェラ「(英訳)あら、朝のこと忘れたの?私、去年からマダラメが気になってたって言ったじゃない。今日はただのきっかけに過ぎないわ。そして未来を決める権利は2人だけにあるの。部外者が口を出すことじゃないのよ。」

ぐんぐん押してくるアンジェラ。だが波戸ちゃんは負けず言い返す。


波戸「権利とか部外者とか、そんなの関係ないんですよ!」


波戸「だって斑目先輩は…!(春日部先輩のことが…)」

春日部先輩のことを言いかけるが、ここはグッと飲み込んで…


波戸「斑目先輩は… 先輩は… 受けなんですから!

ええーーっ!?


波戸「だからBLで言うところの受けですよ受け!斑目先輩の受けオーラはガチですから、カップリングは男性であるべきなんです!

波戸「田中先輩攻めの斑目先輩受けとか!」
田中「うおっ、こっち来た!」
波戸「久我山先輩の攻めも素敵です!」
久我山「い、いや…ねーだろ…」
波戸「あ~もうこの際、朽木先輩のヘタレ攻めもアリでしょう!」
朽木「ヒィィィィ!」
波戸「来てませんけど、笹原先輩攻めも外せません!」
笹原(家)「クシュン!」

波戸「でも、今の私的な本音は、今日私の目の前でイチャラブを繰り広げてくれた…高坂先輩×斑目先輩です!


高坂「さあ、誰にこの画像を送りましょうか?
斑目「やめてくれ…


波戸「だから斑目先輩は、女子と付き合ってるヒマなんかないんです…


波戸「(な、何言ってるんだ僕、苦しすぎる…顔見れない…)

しかし、アンジェラもそっちの方は好きらしく、意外といい反応。

アンジェラ「イエース!ソウウケーソウウケーマダラメソウウケー!


ただ、「それはそれとして」と、まだ斑目先輩に迫ろうとするアンジェラ。
すると今度はスーがその手を止め、アンジェラに蹴りを入れ激怒。


スー「ハト、グッジョーブ!


スー「ヤンキー!ゴーホーム!ゴートゥーヘル!」


波戸「あのあの…すみません…変なこと言って…」
斑目「いやいや…まあ助かったからいいけど…」


斑目「あーでもひとつだけ…時間かけた気持ちのほうが強いってのは、どっから来た言葉なん?」
波戸「いえ…なんとなくです…
斑目「そっか。ならいいわ。」


吉武「やっぱ波戸ちゃんはこっち側っスねぇ。」
矢島「細心の注意を払うべきだぞ、こういうことは…」
波戸「すみません…」
矢島「(ていうかハト×マダはどうした、ハト×マダは!)

最後まで波戸ちゃんには冷静に接してた斑目先輩。
だが波戸ちゃんが離れると、そこで一気にショックが―!


斑目「俺、受けだったん――――――――!!


面と向かって受けと、それも総受けと言われて落ち込む斑目先輩。
けどそういう所も可愛いというか、受けと言われる所以なんだろうな。

次回予告


次回「因果地平の彼方でモエを叫ぶ」

げんしけん 二代目 , 2013/08/07 6:52
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