げんしけん 二代目 第3話 「腐り姫の夢(デイドリームビリーバー)」 【後半】 ハトマダ第2章…いやマダ×ハト?
今度は女装前、男バージョンの波戸くんの登場!
着替えのために、斑目先輩の家に向かっている。
セミもミンミンうるさい夏の昼間、汗だくになって波戸くんがやって参りました!
波戸「暑い…荷物重い…化粧品だけでも、斑目先輩の部屋に置けないかな…いや、これ以上は甘えられない!」
斑目先輩の家に着き、鍵を開けようとする。が、ここで少し止まる波戸くん。
すると、上空に何か現れた!?
「そうそう、ちょっとためらうぐらいがいいんですよね。何度来ても慣れないって感じで…こうして改めて俯瞰して見ても、ハト×マダってアリですねー。」
これはハト×マダを俯瞰して見る時の波戸くんの別人格イメージ。声は女装時の波戸ちゃんと同じで、身体はしっかり女。
あくまでイメージであって、実際に空中にいるわけではありません。
原作ではこの別人格は“810(ハト)ちゃん”と呼ばれているので、今後そう呼びます。
810ちゃん「エアコンは先輩の許可をもらったんですよね。でないと汗でお化粧も着替えもできませんものね。」
散らかっているゴミを片付ける波戸くん。
波戸「こういうの散らかしっぱなしで、しょうがないなぁ先輩は。」
810「キャっ、先輩はしょうがないな来ましたー!この後は、『僕がいないと先輩はダメなんですから』ですよねー!やっぱり後輩が尽くさないと!でもそれなのに後輩攻めなのがいいのです!年下攻め!」
出しっぱなしの同人誌に、食器の洗い物も残したまま…そういうスキだらけの先輩に萌える810ちゃん!
波戸「ふぅ…さすがにシャワー借りるのはまずいよな…」
810「しゃ!わ!あ!!」
810「そそそれ、一体何のフラグですか!?もしシャワー中に先輩帰ってきちゃったら!もう特別なイベントが起こらなきゃプレーヤーは納得しませんよ!!」
しかし残念ながら?シャワーには行かず、エアコンのきいた部屋に戻ってきた波戸くん。
すると、斑目先輩のベッドで、ふと横になる波戸くん!
810「ううう~っ…グッジョブです私!自分で自分を褒めてあげたい!」
810「これはもうアレですね、先輩の匂いに包まれているうちにいつの間にか寝てしまい帰ってきた先輩に見つかって…さあそこで選択は二択!」
810「(1)『寝ぼけているところを襲われる』(2)『寝ぼけたフリをして襲う』…!」
810「もちろんハト×マダですから選ぶのは…うわ~っ!ハスハスベロベロズルズル~!」
810ちゃんがすごい暴走してるけど、これって実際暴走してるのは波戸くんなんだよね…?
先輩のベッドで寝ることで別人格の自分を興奮させてるという、なんかもうすごい領域にいるよこのコは。
…ってなことをしてたら、本当にそのまま寝ちゃった波戸くん!
斑目「波戸くん、波戸くん…」
波戸「あっ、あれ?」
斑目「おはよう。こんばんは…かな。寝ちゃってたのかな?」
波戸「……………すぐ帰ります!すみませんでした!」
斑目「いや、そんなに慌てんでも…。」
波戸「あれ?いつの間にか本当に寝てた?だってついさっき寝転んで…あれは夢?どこからが夢で…いやむしろ今も夢!?」
慌てて帰ろうとする波戸くん、しかし慌てすぎて転んでしまう。
前半の女モードの時もそうですが、自分を攻めと言っておきながら、いざ先輩の前で失敗しちゃうと取り乱す、そういう波戸くん&波戸ちゃんはすごく可愛い。
そして斑目先輩に料理までごちそうになる。エビと生ハムとプチトマトのパスタ。
波戸「なんだろうこの奇妙な敗北感…まさか上手だとは…キャラ的に逆!僕料理できないし…」
波戸「僕みたいなの部屋に入れて、手料理までごちそうしてくれるなんて、どういうつもりなんだろうか…ハッ、もしや…」
波戸「まさかのマダ×ハト!」
妄想上の波戸「あっ…!そんな…!」
もちろん実際はそんな理由でごちそうしてるわけじゃなく、げんしけんが女ばかりで部室に顔を出しづらくなったので、現役の男子部員と仲良くしておきたいんだとか。
でも、それだって充分フラグですよねー。
男の波戸くんと会うのは初めてなので、本当に波戸くんなのかと疑う斑目先輩。
そこで女声を聞かせてあげる波戸くん。本やネットを参考に、3ヶ月ほどかけて習得したそうです。
女のときでも男のときでも変わらず優しく接してくれる斑目先輩。これは惚れるよ…まさかのマダ×ハトもありえ…
波戸「あの…これは一応言っておこうと思うんですけど、僕、男が好きってわけじゃないんです…」
…あれ?
斑目「ふーん。」
波戸「えっ、あれ?興味ないですか?わりと衝撃の発言のつもりだったんですけど…」
斑目「いや、あ、ごめん、いや…別にBLとか女装とか趣味の一環なんだろうなくらいにしか考えてなくて…」
波戸「じゃあ、僕みたいな怪しいの部屋に入れて、餌付けしたりして、マズイことになると思わなかったんですか?」
斑目「マズイこと?金取られたり?」
波戸「いや、そうじゃなくて…。」
斑目「それ、BLの読み過ぎじゃね?」
波戸「いや…まあそれは確かにそうですけど…もし、僕が本当にそういう趣味だったら、今頃斑目さんのこと好きになってたっておかしくないんですよ?」
斑目「あ…あ~そういうもんか…いやぁ、男の格好してるから、むしろ超リラックスして話しかけてたわ…」
波戸「まるで危機感がない…この人って本当にスキだらけな人だなぁ…。」
スキだらけなのか、好きだらけなのか…?
波戸「メガネかけたままだけど…外した方がいいのかな?」
810「外してチュー…」
波戸「うるさい黙れ!」
810「どうしてですか?スキの塊ですよ!」
波戸「起こしたら悪いだろ。ていうか、僕自身にそういう趣味はない!」
810「え~っ、あんなにBLにハァハァしてるのに?」
波戸「ハァハァ言うな!」
“810ちゃん”としてハァハァするのは好きだけど、“波戸くん”として実際そういうことになるのは嫌なのか…難しいなぁ。
波戸くんがそれを拾ってみると、中身は全部、春日部先輩のコスプレ写真。
810「不憫萌えですね♪」
波戸「うるさい黙れ!お前に男心はわからん!」
810「な、なんだる暴言!私はあなたですよ~?」
次回予告
今回の予告では、男声・女声の波戸くん(ちゃん)が掛け合いを!
波戸(男)「もうすぐコミフェスか!」
波戸(女)「『ドゥアララ!!』本、買って買って買いまくりましょうね!突発本もあるといいな~!」
波戸(男)「楽しみすぎて眠れない!」
波戸(女)「寝不足はお肌に悪いし熱中症にもなりやすいですよ。」
波戸(男)「吉武さんに暑さ対策リストをもらったっけ。帽子、タオル、うちわ、日焼け止め、制汗スプレー、汗拭きシート、着替え、凍らせたドリンク。」
波戸(女)「為になりますね~。」
波戸(男)「えっと最後は、保冷剤を風呂に入れると巨乳にもなって一石二鳥!」
波戸(女)「はい~?」
波戸(男)「これは却下だな…」
波戸(女)「ですね…」
波戸(女)「次回、げんしけん二代目、『HIGE TO BOIN』。」
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