第4話A 「制服警官襲撃事件」

行方不明の因幡の弟を探すためビラを作った圭くん。

圭「荻さんに聞きました。1人で隠れて弟さん捜索してるって。」
因幡「あーいや…、隠してたわけじゃ…。」
圭「水臭い！因幡さん水臭い！」
優太「びっちゃびちゃの汚水がプンプン臭いますよ～。」
因幡「だーっ、嘘だよ、フローラルだよ！」

優太「まるで白ウサギですね。もう白ウサギ飼って弟と思えばいいんじゃないですか？」
因幡「それは最後の手段だ。」
圭「その手段を検討できる妄想力は誇りますよ…」

3人はそのビラ配りに街へ。

すると、捜査のため警官の制服を着た荻野と出会った。捜査に協力するため、因幡も制服に着替える。
それを見て優太くん嫉妬。

捜査していたのは制服警官が次々襲撃されている事件。
それを起こしていたのは、ヴァレンティーノと因幡の弟の遥であった。

遥は、因幡が秘密警察犬の仕事のために遊んでくれないのが嫌で、遊んでもらいたくて犯罪者になっていた。
因幡は遥を探すため、秘密警察犬をやめたのであった。

遥を逮捕するため、優太くんの一指拳で変身しようとする因幡。だが…

優太「ぐりっ。」

因幡「優太く～ん、力入んないんだけど…」
優太「だって、弟捕まえたら警察犬に戻っちゃうんでしょ？」

さらに、因幡が遥に銃を向けると「殺れ殺れ殺れ殺れ…」と念じるなど、弟といえども容赦無い優太くん！

第4話B 「猫バカ洗脳事件」

だんぜん猫好きな圭くん。しかし猫アレルギーであり、猫アレルギーにも優しい無毛の猫・スフィンクスを飼っていた。名前はルナ。

圭「猫はいいよぉ、柔らかくて気まぐれでおマヌケで。今度見においでようちの子。」
優太「この僕を、ダンボールハウスに招待する気？」
圭「そこまで貧しくないよ…」

そんな圭くんが、猫の着ぐるみにまんまと騙されて拉致されてしまった。
さらったのは遥で、猫好きの圭くんを犬好きにして狼派を増やそうという企み。

圭「でも、お前ヤギの仲間だろ？あのヤギがそんなの許すと思うのか？」
遥「ヤギさんは利用したらポイで良くない？」
圭「優太くんと同じタイプの守護霊が…」
守護霊「人は…利用するもの…」

そして犬好きに洗脳したのだが、元々かなりの猫バカだったのを犬バカにしたら非常にウザいことに…。
助けに来た因幡と優太くんも引く。

因幡「お邪魔かな…」
優太「全速力で帰りましょう！」

優太くんの一指拳で因幡と遥を変身させ、圭くんと戦う。
猫好きは潜在意識に残っていたので、ルナの写真を見せることで元に戻した。

優太「いい人だった…」
因幡「生きてる生きてる！」
圭「はいはい、兄弟力合わせて倒した敵が生き返りますよ。」
因幡「だからごめんってば！」

喪服もいいぞぉ！