オープニング

新しい夏組のオーディション。
スカウト枠として呼ばれた三好一成くんと瑠璃川幸くん。

幸「役者に興味があるかっていうとそうでもないし…」
立花いづみ（監督）「幸くんの衣装は、幸くんが一番似合うと思う。舞台に立ったらきっと映えるよ！」

幸くんはすでに劇団の衣装係として活動していた。
（実は第4話から出ていたそうですがチェックが及びませんでした…申し訳ありません！）
これからは衣装兼役者としてやってみることに。

一成「ゆっきー、ロミジュリの衣装あれマジやばたん！アレンジ効いててチョーカッコイイ！」
幸「このコミュ力たかおと同じ組…？」

幸くんの同級生・向坂椋くんがオーディションを受けにやってきた。

続いてやってきたのは、なんと超有名な実力派俳優の皇天馬くんだった！のだが…

幸「誰？」

天馬「あぁん？俺のこと知らないとかどこの田舎モンだよ？」

幸「はぁ～？」

一触即発！顔が近い！

早速オーディションへ。

幸「瑠璃川幸。中3。演劇経験はなし。」

天馬「俺より年下かよ。」
幸「だから？」

天馬「礼儀がなってねぇ。」
幸「はぁ～～？」

喜怒哀楽をつけて「おはよう」と言ってもらう。

幸「おはよう。（喜）」

幸「おはよう…（怒）」

幸「おはよう…（哀）」

幸「おはよう～（楽）」

まだまだな感じだが「度胸はある」との評価。

その後挑んだ天馬くんはというと…やはり経験を積んだプロのレベル！

あれだけ悪態をついていた幸くんの目にも思わず涙…。

幸「…普通。」

天馬「なんだと！？」

つい意地を張ってしまう幸くん。

結果は全員合格。もともと定員割れなので…。

天馬「ふざけんな！こんなレベルの低いやつらと一緒にやれってのか！」
幸「自分をどこまで過大評価すんだこのポンコツ役者！」
天馬「さっきから俺のどこがポンコツだって！？」
幸「空気の読めないとこだよ！」
天馬「なんだと！」

こんな2人に対し「ケンカップルで売れるぜ！」との声。

幸＆天馬「外野うるさい！！」

3ヶ月後の旗揚げ公演まで、果たしてうまくやっていけるのか？
これからは寮生活。夏組用は3部屋あり、基本は相部屋の形。

コミュ力たかおこと一成くんに同室に誘われるも「ムリ」と幸くん。

一成くんと椋くんが一緒の部屋になることに。
まだ4人しかいないので、とりあえず天馬くんと幸くんは1人1部屋となる。

と、そこに現れたのは…！

劇場の支配人にびっくり！
支配人が言うには、203号室からは謎の声がするからやめた方がいいという！

それを聞いて幸くんに「部屋を代われ」と言い出す天馬くん。怖いの～？

とにかく203号室を見てみないことには始まらない。

聞き耳を立ててみる。
おっ、いい脚ですね～。

何かうめき声のような音が！！

勇気を出してドアを開けてみると、そこには幽霊！？

三角「おにぎりって神秘～！」

いや、人だった。
彼は勝手にここに住み着いていた斑鳩三角（いかるが みすみ）くんだった。
彼は三角形のものが好きで、中にはやたらと三角形のものが。

幸「ゴミ…？」
三角「ゴミじゃないよ。俺の宝物。」

不法侵入で追われる三角くんだが、逃げる際に類まれなる身体能力を見せる。

監督はとにかくメンバーが欲しいということもあり、三角くんに「芝居をやるならあの部屋に住んでいい」と勧めるのだった。

幸「どうなっても知らないからね…」

で、この三角くんとの同室は勘弁となり…。

天馬「おい瑠璃川、お前と同室で我慢してやるわ。」
幸「はぁ？別に我慢して同室になってくれなくてもいいんだけど。」

天馬「おい待て！俺は201号室で寝るからな！」
幸「勝手に決めるなポンコツ役者！」

幸「ついて来るなポンコツ！」
天馬「ポンコツポンコツ言い過ぎだぞこのやろう！」
幸「ポンコツだからポンコツって言ってるんでしょ！」
天馬「こうなったらお前のその腐った根性叩き直してやるよ！」
幸「どっちが腐ってるんだよ！」
天馬「あぁん！？」

結局同室になる流れ…
やはりこのケンカップル、運命か。

エンディング