ゾンビランドサガ リベンジ 第9話 「佐賀事変 其ノ弐」
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喜一の友人の伊東正次郎。
実はその正体は、佐賀復権を企む勢力を監視する役人だった。
仲間が死んでしまったことを悔やむ喜一に、ゆうぎりはビンタで喝を入れる。
そして喜一に、長崎に渡ってゆうぎりのツテを頼るように言った。
喜一「俺の全てばかけて誓う…!必ず新しい佐賀ば作ってみせる…!」
正次郎は負けた。というより、ゆうぎりにわざと勝ちを譲ったようだった。
元々スパイだった正次郎だが、喜一の思い描く「誰もが生きたいように生きられる自由な世界」を実現してほしいと自ら散ったのだった。
佐賀復活の兆しが見えたおかげか、“佐賀そのもの”徐福は元気を取り戻す。
ゆうぎりからの手紙「あなた様がこの文を読まれる頃には、わっちはおそらくもうこの世にはおりんせん。」
ゆうぎりは佐賀復権運動の首謀者である喜一を逃がしたことで、斬首刑とされた。
その後。明治16年に県内有志の嘆願で佐賀県は長崎県より独立を果たす。
ゆうぎりの存在はなかったことにされたが、確かに佐賀県復権の立役者となっていたのだ。
ゆうぎり「楽しいでありんすよ。わっちはやはりお客はんの前で歌って踊るのが好きなようでありんす。」
徐福「なら、あいつがあんだけ必死に駆けずり回った甲斐もあったってわけだ。」
ゆうぎり「さいでありんすな。ほんにありがとうござんした。今度はわっちの番でありんす。この新たな佐賀でわっち自身で道を選んで歩いていきんす。同じ志の仲間もおりんすしな。」
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