トウヤは銀行でお金を下ろすが、新弾のカートンを買っていたためわずかな額しかなく、メグミだけが銭湯に入ることに。

その間外で待つトウヤとユウユ。

するとそこに、ダンジさんが…！

ダンジ「でぇっ！？」

トウヤ「ダンジ…？」
ユウユ「ダンジさん…？」

ついに再会…！
ダンジはミレイを「俺の雇い主」と紹介。

ユウユとトウヤがお風呂に入れていないと聞いて、「お金出してあげようよ！」とミレイ。

トウヤ「元気そうだなダンジ…御薬袋さん、目見えないって大変そうだけど…。」

トウヤ「なんでお前の元気がなくなってんの？」
ユウユ「違います！元気ですよ！念願のお風呂ですし…。」

ユウユ「でも、あの子どっかで見たことあるような…。」

トウヤから「デイブレイクの本部へ行くところ」と聞き焦るダンジ。
なにせダンジは今、デイブレイクのリーダー・御薬袋ミレイの用心棒…。

「美濃名物モーモー飛騨牛パフェ」が届き、嬉しそうな一同。

しかしダンジは内心焦りまくっていた。

ダンジ「《とにかくコイツらが敵同士だってことは絶対にバレないようにしないと…》」

だがパフェは美味い！

このあたりで今夜お祭りがある。
銭湯に入れてくれたお礼に「一緒に行こう」とユウユ。

チームの話になると必死に止めようとするダンジ。

だがついにユウユとダンジはブラックアウトのメンバーであることがミレイに知られてしまった。

ミレイ「2人ともブラックアウトのメンバーなの？ブラックアウトって悪い人たちなんでしょう？」

ユウユ「えっ…どういうこと…ですか？」

ミレイは、ブラックアウトのせいで他のチームがデイブレイクを邪魔するようになったのだと、“ブラックアウトは悪いチームの親玉”だと思っていた。

ユウユ「悪いチームの親玉はどう考えてもデイブレイクですよ！」

ミレイ「デイブレイクは誰もが平等にファイトできる環境を目指すチームだよ！それのどこが悪いの？」
ユウユ「それ間違ってます！」
ミレイ「間違ってないもん！」

その横で騒ぐダンジに…。

ユウユ＆ミレイ「ちょっと黙って！」

トウヤ「待て待て落ち着け。お前らしくないぞ。」
ユウユ「あっ…。」

トウヤ「こんな時ブラックアウトならどうするんだっけ？」
ユウユ「そうでした…ファイトで解決！」

目が見えないミレイだが、カードに貼ったシールで識別していた。

ここでユウユくん、ちょっと気になる。


ユウユ「御薬袋さん、トリクスタ昔使って…。」

必死に首をブンブン振るダンジ。

ユウユ「フフッ、フフフフ…！」

ユウユくんも笑っちゃう。かわいい。

ミレイ強い！

ミレイは、ユウユくんが「仲良くなりたい」と言ってくれるのを信じていない様子…？

ミレイ「プリティヴィーを右神装備！なぎ払いなさい！」

ユウユ「うっ…ぐっ…！またヴェルリーナが！」

ミレイ「そのデッキ昔使ってたよ。でも変えたの。」
ユウユ「へっ？」

（ここでミレイが口を動かして何かを言ったようだが、その内容はわからない）

ミレイ「これは今まで見たことある？」

ユウユ「トリクスタ？」
ミレイ「トリクムーン。」

その「トリクムーン」によって、ユウユくんは一撃で焼き尽くされた…。

トウヤ「なぁ…ユウユのデッキのこと、ああいう言い方はないんじゃないの？」

ダンジ「帰ろう…。」

ミレイは泣いていた。
ファイト中、ミレイの中では「シールなんて反則じゃね？」などと陰口を叩かれていたことが思い出されていた。

ダンジがミレイを連れて出ると、そこにはメグミが…。

迎えに来ていたマサノリも。

マサノリ「さあ、デイブレイクに帰りましょう。御薬袋ミレイ様。」

ユウユ「デイブレイク…。」
トウヤ「御薬袋…ミレイ…。」

メグミ「兄貴…。」