博多豚骨ラーメンズ 第9話 「エンドラン」 リンちゃん“殺し屋養成施設”での5年間
ジローの手伝いをするリンちゃん。
結婚詐欺に加え、人に襲わせたところを映像に撮りそれで脅すという酷い男。
憲明「なあ…どんな気分だ?信じてくれた相手、裏切るってのは…」
探偵事務所に帰っても胸くそ悪い。
憲明「正真正銘の畜生だったぜ…。」
「トイレットペーパーが切れてたから買ってきて」と善治に言う。嫁か。
野球では仲間を信じることも大事。
そう教えてもらっていた時…
リンちゃんの中にそんな言葉が浮かぶ。
母親とチャオメイから離れ、殺し屋養成施設へと連れて行かれるリンちゃん。
そこでは過酷な訓練が…。
リンちゃんはフェイランという少年と同室に。
フェイランが言うには、リンちゃんの前にも同室の仲間がいたが、訓練に耐えかねて首吊り自殺をしてしまったという。
リンちゃんがここに来たのは自分の意志だった。
どんなに困っても絶対に自分とチャオメイを売ったりせず守ろうとしてくれる母を見て、自分で自分を売ることにしたのだった。
走る訓練中にリンちゃんが転んでしまうと、フェイランはすぐ教官に謝り、リンちゃんを背中に乗せて運ぶ。
ここではいつも2人で1人、何かあったら連帯責任だ。
いよいよここを出る最終試験。
それを前に、試験を突破してここを出たら一緒に仕事をしようと誓い合う2人。
だがその最終試験の内容は…5年間共に過ごしてきた相手を殺すというものだった。
戦わなければ2人とも失格にされてしまう。
憲明「戦え!フェイラン!扉の鎖を斧で壊す!お前も武器を持て!」
憲明「あっ…グッ…フェイラン…なんで…!」
フェイラン「なんでって…こういう試験だろ?」
だがフェイランはその提案には乗らず、リンちゃんを刺してきた。
フェイランは最初からこの試験内容を知っていたのである。
そこで元いた相方を自殺に見せかけ殺し、試験を免除しようと思った。
だがそこに新たにリンちゃんがやってきてしまったのだ。
憲明「信じてたのに…ずっと…助け合って…。」
フェイラン「忘れたか?信じられるのは自分だけだって。人殺しに向いてねえな、お前。」
そして見事ここを出ることになった者たち。
みんな5年連れ添った相方を殺して…。
ここで現在に戻る。
ボーっとしているリンちゃんに代わり、ボールを取る善治。
善治「あんがとは?」
憲明「は?」
善治「フォローしてやったっちゃけん、感謝しぃ。」
次回予告
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ミサキちゃんが戯れているのは猫です⋯