博多豚骨ラーメンズ 第5話 「トライアウト」 お姫様抱っこ、ポニテ、バーカ。
練習試合のため電車で移動する、草野球チーム「博多豚骨ラーメンズ」。
憲明「ていうかお前、なんでもうユニフォーム着てんの?ダッセー。」
善治「えーっ?バリかっこいいやん!やろ?」
善治「ここ、揺れるけんね。まだ立つの早かよ。」
憲明「言うの遅えよ!」
ヒューヒュー、お姫様抱っこやけんねぇ!
ケツ触ってるけんねえ!
いよいよ試合に。
しかしリンちゃんの守備はボロボロで…。
トンネル!
ただ、それはそれとしてポニテはいい。
善治「なんしようとや!俺の胸にしっかり投げろっていつも言っとぉやろ!」
憲明「なんだようっせーんだよバンバカ!」
善治「バカはそっちたい!あんなみっともないトンネルまでしてえ!」
憲明「あれはしょうがねえだろ…イレギュラーバウンドだし…。」
善治「イレギュラーくらい予想しときーよ!グラウンドの状況をしっかり把握して守る!当たり前やろが!」
憲明「知らねーっつの!」
善治「なんね!その態度は!」
榎田「すっごい買い物だねぇ。」
憲明「いいだろ、別に。あの野球バカに怒鳴られてムシャクシャしてんだよ。」
ほんとに趣味なんですねぇ。好きなんですねぇ。
似た名前のやつを殺してしまうという致命的ミスで、解雇された殺し屋を目の当たりに。
博多伝統の祭り、博多祇園山笠に出るために善治がしばらく休むという。
最終日の追い山が有名だが祭り自体は15日間続く。これは博多っ子として欠かせない。
さっき2人クビにしたところで、善治まで休まれるのは正直つらいとおっちゃん。
善治「ま、俺の仕事はリンちゃんに回しとって。」
憲明「バカなこと言ってんじゃねーよ、祭りで休むやつのために働くわけねえだろ。」
善治「あーそうやねー。やっぱりリンちゃんには無理やろうねぇ。」
憲明「あ?」
善治「まだ荷が重かろ?俺がやるような仕事は。」
憲明「なんだと!?そこまで言うならやってやろうじゃねーか!」
善治「ニッ…。」
善治「うあっ…!」
おっちゃん「ハッハッハ…大人になったねぇ、リン。」
憲明「じいさん、おでんくれ。卵と大根。」
おっちゃん「あいよ。」
善治「可愛くなか…。」
いやいや、可愛いやり取りです。
山笠の帰り、榎田からもらったセアカゴケグモ型ストラップ。
それを憲明のスマホにつけようとする。
斉藤から殺し屋に狙われているとの電話!
馬場が寝てるのでリンちゃんが代わりに。
こんな時でも、しっかり女装に着替えて出動するリンちゃん。
斉藤は電車内に隠れているという。リンちゃんも駆けつける。
殺し屋「何者だ?」
憲明「ペッ… 通りすがりの殺し屋だよ。ほっときゃいいだろあんな弱っちいヤツ。」
血を吐きながら。
殺し屋「そういうわけにはいけない。これが俺の仕事だ。手段は選ばないよっ!」
しかしそれは偽物…そのスキにナイフを拾われ斉藤が!
リンちゃんのナイフはナイフピストルなのだ!
何か手はないかと考えるリンちゃん。
その時思い出したのが、「グラウンドの状況をしっかり把握して守る」という善治の言葉だった。
憲明「この電車、この場所で…」
殺し屋「ぐわっ…!」
憲明「揺れるんだぜ!」
ナイフピストルを取り返し反撃!
あの香椎駅到着前の揺れにここで助けられるとは。
憲明「あの野球バカの言うことも少しは役に立つな…」
斉藤「え?」
憲明「なんでもない、帰るぞ。」
次回予告
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