博多豚骨ラーメンズ 第3話 「チームワーク」 勝負服で潜入!
「チャオメイを殺したヤツは誰だ!」
怒りに震え単身乗り込む憲明。
憲明「随分余裕だな、誰がチャオメイを狩ったんだ…?」
張「フン、異常性癖の変態野郎がよ、可哀想になぁ。たっぷりオモチャにされて…。」
憲明「そんなことは聞いてない!名前を言え!」
張「もうひとつ教えといてやる。お前の母親は5年前に病気で死んだよ。お前が毎月律儀に送ってた仕送りは全部俺の懐に入ってたのさ。」
憲明「てめぇ!!」
殺し屋「無駄だ。俺のこの身体にナイフは効かない。」
憲明「ぐああああっ…!」
憲明「ナイフピストルぐらい知っとけよ…プロの殺し屋なら、な…。」
ゴソゴソ…セアカゴケグモ型の盗聴器をつけていたから。
いや善治だから良かったけどほんっと危なっかしい!
それを今度は倒れた殺し屋に付け、逃げる。
善治「さ、逃げるばい!おんぶしちゃろうか?」
憲明「うるせぇ、いらねぇよ…」
憲明「どうして俺を助けるんだ?」
善治「博多モンはおせっかいとよ。」
チャオメイを思い出して涙が…。
善治「泣きなさんな。」
憲明「泣いてねぇっ…。」
その頃、張たちは隠しカメラで憲明に善治がついていることを知られる。
こういう普段着っぽいのもいいんですけども、すぐに脱いで妹を殺した奴を探しに行こうとする。
しかし手がかりはあっても、自力ではどうにもできず。
善治「1人でなんでもできるみたいな顔しとうけど、人間は1人じゃ生きていけんとよ。力になっちゃーって今朝言ったはずやけど。」
憲明「そんなら犯人を見つけてくれよ…妹を殺した変態野郎をよ!」
憲明「ほら見ろ、口だけじゃねーか…。」
善治「明太子でよかよ。」
憲明「あ?」
善治「その依頼、引き受けちゃる。報酬は明太子5年分!」
犯人と目される男の情報を聞く。
この男、昨夜は中洲のオッパブとセクキャバとハッスルをはしごしていたと聞いて…。
憲明「オッパブってなんだ?」
善治「おっぱいを触れる店。」
憲明「セクキャバは?」
善治「おっぱいを触れる店。」
憲明「ハッスルは?」
善治「おっぱいを触れる店。」
憲明「同じじゃねぇか…。」
ピュア~。
重松「なあ馬場、ところでこの娘はアレか?お前の新しい彼女とか、そういう…。」
憲明「ちげーよ。俺は男だ。」
憲明「お前も否定しろよ!」
善治「そんなもん、見ればわかろーもん。からかっとーとよ、重松さんは。」
続いて情報屋。
憲明「入れ替わり立ち替わり…誰なんだこのきのこ野郎は…。」
善治「榎田くん。頼りになる情報屋さんばい。」
死体でも運んでるかのような大きなスーツケースを持つ市長のお抱え。
そして、昔からやんちゃで色々な犯罪に手を染めているという市長の息子。
こいつの仕業か!
その市長の息子が新たな女を欲しているというので、憲明がその女として近づこうというのだ!
善治「決まっとーね!シャレとーちゃぁ。」
憲明「だろ?勝負服だ。」
善治「俺はどげん?マフィアに見える?」
憲明「売れないホストって感じ。」
善治「ひどか~。」
憲明「急ぐぞ。取引まで時間がない。」
善治「やっぱり考え直さん?この作戦。リスクが高すぎるばい。息子を殺せたとしてアンタもタダでは済まんやろ。」
憲明「俺はあいつさえ殺せればいい。たとえそれで死んだって本望だ。」
善治「そげん悲しいこと言わんで。脱出する方法も考えなね。」
憲明「うぜっ。」
善治「お守り。なんかあったらこれで呼び。助けに行くけん。」
憲明「サンキュー…。」
だがその頃榎田は相手側に捕まり、相手に情報を流してしまっていた…!
次回予告
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