すのはら荘の管理人さん 第11話 「襲来 べた甘 おもてなし」 あっくんを“妹”扱いする溺愛お姉ちゃん襲来!
茉莉「もう朝だから…お着替えしましょうね。」
亜樹「や、だって、なんで…!」
問題の実のお姉ちゃんがやってきた!
“愛の力”でここにたどり着いたそうで。
管理人さんに見つかり、みんなに挨拶するお姉ちゃん。
ん?何かおかしいぞ?
茉莉「私が持ってきました。私のかわいい“妹”には、かわいい服を着させないと。ね、あきちゃん♥」
菫「いいと思います!」
茉莉「わかります?」
菫「もちろん!趣味が合いますね!」
ゆり「私も、椎名くんに似合うと思う衣装はいくつか作ってて…。」
茉莉「まあ♥」
茉莉「いいお友達を持ったわね、あきちゃん♥」
亜樹「(もうやだ、この人たち…。)」
本当にありがた…いや、困った人たちだらけですねぇ!
茉莉はあきちゃんを連れて帰ろうとする!
亜樹「ボ、ボクは帰らない!」
茉莉「あきちゃんは私がいないと何もできないのに…。」
亜樹「そんなことない!」
茉莉は、管理人さんが姉として相応しいかのテストを行うことに。
当然不合格として連れて帰るつもりだが…?
「おいしくない」と言ってやるつもりだったのに、フォークがすすむすすむ!
柚子「ところで椎名はいつまでその服なんだ?」
亜樹「ハッ…!」
荷物で手がふさがっていたから、お饅頭を食べさせてくれていただけだった。
このままじゃまた管理人さんにペースを握られる…。
そう思った茉莉はあっくんを連れ出し2人きりに…!
茉莉「ねえあきちゃん…私やっぱり我慢できなくなっちゃった…。」
お姉ちゃんが押してきたーと思ったら、このポンコツっぷり。
亜樹「ボ、ボクは帰らないからね!そんなに心配ならお姉ちゃんがこっちに来ればいいと思うよ!」
茉莉「ま、いいわ。開けた場所に出ればすぐにわかるでしょ…。」
茉莉「開けた道がないじゃない!何なのよ東京!」
亜樹「お姉ちゃん…。」
茉莉「あきちゃんは黙っててっ!」
亜樹「お姉ちゃん、大丈夫?」
茉莉「平気よ…。」
亜樹「ダメだよ、ちゃんと見ないと。靴、脱がすからね…。」
茉莉「そんなにお姉ちゃんの脚が見たいなんて、あきちゃんは悪い子になっちゃったのね…。」
亜樹「ち、違うよ!」
亜樹「赤く腫れてる…ほら、一度すのはら荘に戻ろう。」
茉莉「ダメよ、あきちゃんにおぶってもらうなんて…。」
亜樹「いいから!」
茉莉「重くない?本当はかわいい“妹”にこんなことさせたくはないんだけど…。」
亜樹「大丈夫、“男の子”だから…。」
その時、茉莉は昔を思い出す。
茉莉「もう、泣いてちゃダメでしょ。」
亜樹「うぅ…でも…。う、うっ…。」
亜樹「重たくない?」
茉莉「大丈夫。私お姉ちゃんだから。」
亜樹「お姉ちゃん、ありがとう…。」
茉莉「あきちゃんは私がいないとダメね…。」
“弟”扱いに変わった。あっくんの成長を認めて…
縛ってる!縛ってる!
茉莉「タオルで洗ったら、お肌に傷がついちゃうわ。お姉ちゃんにまかせて…。」
柚子「過保護ってレベルじゃない…。」
亜樹「やっぱり、変ですよね…。」
女装はいいけど(?)やっぱりちょっとやりすぎの姉だった…。
次回予告
というラスボスのようですぐ堕ちたお姉ちゃんが登場したところですが、もう最終回ですよー…。
あっくんもミニスカサンタ着なさいよー!
エンドカード
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