スカートの中はケダモノでした。 第7話 「煽ったのはキミだからね」 観覧車チュパチュパ
濡れて風邪っぽい静歌に涼は…
涼「これを。」
静歌「ありがとうございます…でも涼さんが寒いんじゃ…」
ちょっと!可愛いじゃねーか!
静歌「やっぱり返します!」
涼「いや、静歌ちゃんが風邪をひくから…。(かっこわる…)」
涼「そうだ、さっきの『どうして私なのかな?』って質問、答えていい?」
涼「俺は、初めて逢った時から静歌ちゃんの全部が好きなんだ。媚びたり猫をかぶったりしなくで、ありのまま接してくれる。いつも静歌ちゃんのことばかり考えて会うたびにもっと好きになっていって…。」
涼「それに女装していることなんて絶対引かれるって覚悟していたのにまったく気味悪がらないし…。」
静歌「女装のことは最初驚きましたけど、その、似合ってますし…私にとっては助かるというか…。」
涼「そういうところも……好きだよ。静歌ちゃん…。」
静歌「もう、また…」
涼「怒らせてばかりなのに、危ない目にも遭わせたのに、嫌われてもおかしくないのに…。今目の前に静歌ちゃんがいてくれることが信じられないくらいなんだ。」
静歌「そんな…」
涼「キミは、キミが思っている以上にステキな女性だよ。だから、『私なんか』なんて言わないで。」
静歌「涼さん…。」
涼「静歌ちゃん、キスしていい?」
静歌「な、なななんで、そんなこと聞くんですか!?」
涼「俺っ、まだ彼氏候補だから、これからはちゃんと許可取ろうと思って…」
静歌「今まで強引にいろいろしておいて…!そんなこと、今更聞かないでください…」
ここの「俺っ」がかわいくて。
と、これで終わり!
どういう締め方…って、この後完全版で続くんですね。
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