少年メイド 第2話 「失敗は成功の母」 家政婦長ちーちゃん&友達にバレた!&卵焼き
しかし円がまた台所を汚して…プンプンのちーちゃん。でもこのクッキーはかわいい。
そうだよ、男の子だよぉ…いいよねぇ。
その子は円のことを「まどかにいさま」と呼ぶ。
彼女は凰美耶子(おおとり みやこ)。
円の祖父と凰の先代が親友だった縁で、円の許嫁とさせられている子だった。
しかし美耶子が好きなのは円の秘書・桂一郎の方で…。
円に若い許嫁の子がいると聞いて犯罪の匂いを感じるちーちゃん。
改めてごあいさつ。
美耶子「よろしく千尋くん。ところで…どうしてそんな可愛らしい格好をしているの?」
千尋「うっ…!(グサリ)」
千尋「あれ…なんでオレこんな格好してんだっけ…」
桂一郎「千尋くん…」
円「それは千尋がこの家の家政婦長だからです!」
美耶子「まあ、まだ子どもなのに…なぜ?」
円「それはね…。」
人形劇:円「今日からここが君のウチさ!さあ、思う存分甘えていいんだよ!」
人形劇:千尋「いいえ、まだお世話になるわけにはいきません!ボクにも仕事をさせてください!」
人形劇:円「Oh~千尋~!」
人形劇:千尋「円おじさま~!」
人形劇:千尋「円おじさま~ステキ~!」
美耶子「まあ、なんて健気な…!」
千尋「もうやだ、こいつら…。」
自立している千尋くんに比べ、自分は…と落ち込む美耶子。
そこでちーちゃんに弟子入りして学ぶことに!
ちーちゃんのことを「先生!」と呼んで張り切る美耶子。また面倒事が増えた…。
水を絞らずにモップをかける、雑巾で窓を拭く、壺を割る…とすごく手を焼く彼女だが…。
やっぱり優しいちーちゃん。
前はお菓子作り専門だったが、料理を作れるよう特訓したという美耶子。夕食は任せることに。
円の評価も上々…。
円「ちなみにお菓子作りを教えたのボクです…。」
千尋「あ~っ、そう!」
円「手伝おうか…?」
千尋「いいよ。1人でやった方が早いし。むしろジャマすんな。」
円「はーい…。」
いいねえこの冷たい目!
ふぅ…そしてこの大掃除。
なんだかんだでキッチリやってくれるちーちゃん。
こんなじゃ桂一郎様のお嫁さんなんて…。
やっぱり親の言う通り円と結ばれるべきなのかと悩む美耶子。
美耶子「結婚相手くらい自分で決めたいって言ったらわがままだって…。」
千尋「わがままなんかじゃないよ!アレと強制的に結婚とか何その罰ゲーム…。」
美耶子「千尋くん優しいのね…。」
優しいちーちゃんは「自分を裏切ったらダメだ」と、母さんの言っていた言葉を美耶子に。
千尋「夕飯ちゃんと作ってたじゃん。美味かったし。後は片付けながらできれば完璧。」
その時円は、美耶子の親にもう大丈夫ですから迎えに来てくださいと連絡…。
さらには桂一郎&美耶子クッキーまで。また台所が汚れてちーちゃんプンプンだけど。
まるでハーレム!こんな光景を目にした父親は激怒し、円との婚約を破棄すると言った!
千尋「…悪趣味。」
円「ひどいなぁ、ちーちゃんまで。」
千尋「もっと普通に断れバカ!」
円「え~っ、頑張ったのにぃ。」
お父さんが怒ったのは主に「美耶子にこんな格好を!」なんだろうけど、果たしてちーちゃんの性別には気付いたのか?
何はともあれ、円との婚約は無しにすることができた。
ちーちゃんの生活を心配するみんな。
千尋「それがさ~聞いてくれよ…メイド…」
友達「メイ…何?」
千尋「め、メイんドうなこと別になくて、超普通!だから、気にすんな…。」
祐司「新しい家で無理してんじゃねーの?」
千尋「し、してないよ!」
祐司「困ってることがあるならちゃんと…」
千尋「な、ないない!こ、困ってない!超大丈夫!じゃじゃオレ夕飯の支度あるからこれで…。」
この一番ちーちゃんを狙ってるっぽい子は…(ごめんそういう風に見えちゃう)親友の日野祐司(ひの ゆうじ)くん。
しかしその後を3人がつけてきていた!
でけえ家にビビる3人。
3人はこんな家に世話になってるなら大丈夫だろうと安心し、帰ろうとする。
だがそこにちーちゃんが掃除に出てきてしまった!
祐司「で?どっから突っ込めばいい?」
千尋「見なかったことに……。」
3人「ムリ。」
「これが制服だ」って言ったってわかってもらえるわけないよね。主人がヘンタイだからしょうがないよね。
祐司「お前が困ってないならいいんだ。その格好だっていいんじゃね?割りと似合ってるし。」
千尋「そういうフォローはけっこうです…。」
祐司「今更それくらいでバカにしたりしねぇよ。だからムリしてウソついたりごまかしたりすんなよ。みんな心配してんだからな。」
でもこの様子を見て本当に安心したようで、3人は帰ることに。今度はちゃんと招待しよう。
美耶子に毎週日曜日料理講座を開くことになったちーちゃん。ついに片付けもできるようになった。あとの課題は時間短縮だ。
そんな美耶子の料理をなんとか桂一郎に食べさせられないかと考えるちーちゃん。
しかしその時ちーちゃんは気付いた。
千尋「そういえばオレ、こいつの好みも知らない…毎日ご飯作ってんのに…。」
なんていいお嫁さん!やっぱり旦那さんのことは知ってないと?
「何でも美味しいじゃ作り甲斐がないんだよ…」夫に尽くしたい新婚のお嫁さんのようなセリフだ。
そして出た円の希望はお弁当。
ちーちゃんも学校に行くしお昼にというわけだ。
千尋「って、好みとか関係ないじゃん!!」
それでもちゃんと本を読んで考えようとするちーちゃんはかわいい。
「タコさんウインナーを作ろう」とか考えるちーちゃんはかわいい。
そんな時ちーちゃんは、たまご焼きのページを見てお母さんのことを思い出す。
お母さんは料理が下手で昔からちーちゃんが料理当番だったが、卵焼きだけは練習して上手くできていた。その理由は…?
翌朝、ちーちゃんが目を覚ますとベッドに円が…。
ちくしょううらやましい。
お弁当には卵焼きを入れることにした。
お母さんが「卵焼きは私の担当」と言って教えてくれなかったため、自信はないけど…。
千尋「ごめん、失敗した…」
円「ふ~ん…。」
千尋「ああ、今開けるな!」
千尋「卵焼き、やっぱ母さんみたいにキレイに焼けなかった…ちゃんと習ってなかったから…。」
円「うん、美味しいよ。」
千尋「今食うな!」
「焦げ臭いだろ…」と気にするちーちゃん。
だが円も昔、お母さんの卵焼きをピクニックごっこで食べたことがあり、その焦げ臭い味がけっこう好きだったのだ。
「失敗作を美味しそうに食べられるのが悔しかったから」と卵焼きだけは練習したお母さん。
円「そっか…キレイに焼けるようになってたんだ。」
千尋「オレも練習する。そんな失敗作じゃなくて、すっげーキレイな卵焼き食わせてやるからな!見てろ!だから味見役付き合えよ、円!」
円「よろこんで。」
あーもうなんていい嫁なんだろう!
桂一郎と仕事の話中も弁当が気になってソワソワする円。
10時半じゃないか早いよ食べるの!
千尋「というわけで、ここに失敗作があります。みんな処分手伝ってくれ。」
祐司「朝食抜いてこいってこのためか!」
千尋「えへへ……。」
エンディング
この3人組はアイドルグループ「有頂天BOYS」。
おっいきなり2人はさらっと女装しちゃってるじゃないのよ!
赤髪の彼にはショタみが、金髪の彼にはメスみがあるじゃあございませんか。
1話では最後のこのセリフがなかったんですが2話でつきました。これから毎回変わります。
次回予告
ちーちゃんはクラスの女子の間で「お嫁さんにしたい男子No.1」と言われているらしいぞ!納得ですねえ。
エンドカード
ショタ・男の娘に定評があり、「わぁい!」の表紙も努められたカスカベアキラ先生じゃないですか!
いやこのイラストの前にはただただひれ伏すのみですよ。ははぁ~。
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