さらざんまい 第6話 「つながりたいから、あきらめない」 春河のために尻子玉を…出しちゃダメだ!
女装してサラになりすまししていたのがバレた上、カッパの姿から戻れなくなったため家に帰れない一稀くん。
父「一稀から連絡は?」
母「ゆうべ燕太君の家に泊まるってメールが来たきり…。」
父「言われてみれば少し似ているかもな…。」
母「だからだったのかもしれないわね。」
似てるのは認めるのか…って、なんらかの伏線なのかこれ?
サラ「忘れ物でぃっしゅ。」
春河「ありがとう…。」
サラ「うん。」
カッパになったまま帰れない一稀たち。
しかし一稀くんはといえばキュウリを美味しそうに食べてるし…。
一稀「ここって…ボクがいつもサラになるときに使ってたとこ。」
一稀「ってか、アイドルの女装なんてバカらしすぎて笑えるよね。アハハハハ…!」
悠「お前なりに必死だっただろ?」
一稀くんそう言わないで…これからもやってよ?ね?
悠くんも徐々に理解を示すようになったか。
このカッパの姿は人には見えない。
だが春河くんに出くわすと、どうしてもバツが悪いのか逃げてしまう一稀くん。
春河「ボクを捕まえにきたの?」
玲央「どうしてそう思うんだい?」
春河「ボクがカズちゃんの笑顔を奪ったから…。」
春河「ボクはカズちゃんに笑ってほしい。」
玲央「だったら見せてくれよ。君の扉の奥にあるものが欲望か、愛か。未来は欲望をつなぐ者だけが手にできるんだ。」
彼はカワウソ帝国の者だそうで、春河くんはハコに入れられ連れて行かれる…!
一稀たちは春河くんを救おうと奔走するも、春河くんの入ったハコが真っ逆さまに!!
ケッピに「尻子玉を移植すれば春河は助かる」と言われ、それに乗る一稀くん。
ただし、尻子玉を失うと誰ともつながれない「世界のえんの外側」にはじかれ、矢逆一稀という人間は初めからこの世にいなかったことになるという…!
春河くんの事故もなかったことになるというが…だからって!!
なんとかそれを阻止した悠と燕太。
春河くんから預かっていたミサンガを見せ、説得。
そして、春河くんから“サラちゃん”へのメールが届いていた。
(春河メール)「サラちゃんへ、これはボクからサラちゃんへの最後のメールです。サラちゃんとつながれて毎日とっても楽しかったよ。最後に誰にも言えないボクの秘密を聞いてくれる?ボクね、とっても悪いことをしたんだ。大好きなお兄ちゃんの大好きな人を傷つけたの。」
(春河メール)「あのときカズちゃんを追い掛けたのは怖かったから。カズちゃんが遠くに行っちゃうんじゃないかって…あの日ボクはカズちゃんの本当のお母さんの落とし物を拾ったんだ。」
(当時の春河)「カズちゃんと同じにおい…。」
一稀の母「あら?あなたもしかして春河くん?」
(当時の春河)「カズちゃんを取らないで!帰ってよ!もう来ないで!」
(春河メール)「その人は『大丈夫心配しないで』って笑った。カズちゃんとそっくりだった。あれからカズちゃんは笑わなくなってミサンガも捨てちゃった。」
(春河メール)「ちょっと頑固なところもあるけどゴールに向かって真っすぐ走っていけるカズちゃん。ちょっと分かりづらいけどホントはすごく優しくてあたたかいことボクは知ってる。」
一稀「ボクはもう、お前を諦めたりしなーい!」
(春河メール)「カズちゃんの笑顔が見たいって、そう願ってるのはボクだけじゃない。カズちゃんはまあるいえんのまんなかにいるんだよ。」
見事春河くんを救って、3人は元の姿に戻った。
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