さらざんまい 第5話 「つながりたいけど、許されない」 握手会でバレ…一稀くんの真意は



一稀くんが5歳のときに春河くんが誕生。
お兄ちゃんとして「何があっても春河を守る」と誓った。
しかし一稀くん10歳の夏、いまわの際でおじいちゃんが言った。


祖父「お前の母親はだらしない女だった…。」
一稀くんの母親は、今暮らしている母親とは別の人だったのだ。
つまり春河くんとは母違い。


一稀「《家族は本当じゃなかった。いや…ボクだけがつながっていなかったんだ》」
それを知ってから、「おはよう」といつものように優しく笑う春河くんが辛くなった。

さて、サラの握手会。本物のサラと入れ替わる作戦。
まずマネージャーを監禁し…。



春かっぱ(春河)「ボクが『はじめからおわりまで』って言うから、まあるいえんでつながってるってこたえてね」
サラ(一稀)「素敵な合言葉でぃっしゅ★」
春かっぱ(春河)「ボクたちがつながってるサインだよ!」



一稀「《ボクと春河はつながってる…たとえ本当じゃなくても…》」


燕太「おっ、サラちゃん出てきた…って、ぬあっ!?」
一稀「グッドイブニーング。吾妻サラでぃっしゅ★」

燕太「《一稀ぃ!?やべぇ春河にバレちまう!》」
春河「サラちゃんだ!カワイイ~!」
燕太「えっ!?」


一稀「今日は会いに来てくれてとってもうれしいでぃっしゅ。サラもみんなと会えるの楽しみにして…。」



一稀「《燕太…》」
燕太「《ハルカ バレ テナイ》」
一稀「《うん…》」


春河「違う服を着てたって、大人になって離れ離れになったって、ボクとカズちゃんははじめからおわりまでまあるいえんでつながってるよ。」
よかった、いい笑顔だ…。
と安心した矢先に!
パンツ丸出しの状態のまま、マネージャーが駆けつけてきた!


燕太「露出狂の変態!サラちゃん危ない!」
春河「ここにいるのは本者のサラちゃんだよ!合言葉に答えてくれたもん!」


春河くんに「だぁれ?」という本者。
じゃあやはりこっちが偽者…そう思いたい春河くんだったが…。



一稀「終わりだ。今までの…全部…ボクが春河を傷つけた…もう二度と傷つけないって決めたのに…。」


母「一稀…」
一稀「初めて会ったその人はとても懐かしい匂いがした…。」


一稀「どうして…何で母さんの匂い袋を春河が持ってるんだ!?」

カッパになったもののカパゾンビは倒せず。
希望の皿はお預け、しかもカッパの姿のまま戻れないことに!

一稀「ボクはこのままでいい。春河はきっと知ってたんだ。ボクと春河が本当の兄弟じゃないって。」


こっそり会っていた一稀くんと本当の母親。
母親側にも今は大事な家族がいるし、一稀くんには大事な弟がいる。
会ったことは内緒にしよう。ただ、次の日に駅には迎えに行くことを約束。



「いい子にするから連れてって!」とせがむ春河くんに、「うるさい!」と手をはねのけてしまう一稀くん。



それでも一稀くんを追いかけようと、赤信号になろうとしていた横断歩道に飛び出してしまったために、春河くんは…。

周りは「一稀が悪いわけじゃない」と誰も責めなかったが、それが逆に辛かった。

一稀「だからボクは一生偽物の家族でいるって決めた。なのにあの人たちは本当の家族みたいに振る舞おうとする!春河の車いすを見るたび息ができなくなる…サッカー辞めたけどそれだけじゃ全然足りなくてニャンタローを奪った…サラになって春河とつながった…春河のためになんて嘘だ…。」
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