プリパラ 第83話 「ペルサイユのくるくるちゃんダヴィンチ!」 くるくるちゃんを2つのトラウマが襲う!やりすぎ…
だがそれでも安心できず顔を青くしていた。
ひびき「いいか安藤!僕の半径1km以内にあいつを絶対に入れるな!」
あじみはある国の空港で迷っていたが、そこでパラ宿に戻る途中のふわりに出会い一緒に日本へ。
ガァルルも最後まで転ばずライブができるほどに成長。そして帰っていった。
プリパラにふわりとあじみが帰還!いつの間にかお城ができていてビックリ!
みれぃ「ガァルル帰っちゃったけどまた一緒にライブできるよう私たちも頑張るぷり!」
レオナ「うん♥」
そふぃ「わたしも~。」
らぁら「うん、みんなで…」
みんな「かしこま!」
地下パラの控室にはみんなを待っていたふわりとあじみ。
ふわりに抱かれて安らぐトリコさん。良かったねぇ。
ここであじみから、ひびきについて思い出した重大なことを報告する。
あじみ「これから話す物語ワルデック、ポンカンの記憶と紫京院家別荘の庭師のおじさんの証言を元ニケのヴィーナス、1人の超金持ち少女紫京院ひびきが突如不幸のどん底にてんらクールベ、運命に翻弄さレンブラント挫折シーレの姿を余すことなく再現アニメ化したものダ・ヴィンチ!」
みんな「何言ってるのかよくわかんない!」
みれぃ「ここからの映像はあじみ先生の言葉から語尾を抜いて再構成した再現フィルムぷり。」
あじみ「あれは十数年前ポンカンがプリパラ郊外のペルサイユという町に住んでいた頃の 話ダ・ヴィンチ。」
みんな「語尾あるじゃん!」
みれぃ「ダ・ヴィンチを抜くのはさすがに無理だったぷり…。」
(昔の)あじみ「今日モモいい天気イチゴ!お腹スイカ~。果物食べに行くココナッツ!」
昔はフルーツ語尾だったあじみ。そしてフルーツを盗みまくっていた。
その盗みに入っていたのが紫京院家。幼いひびきもそこにいた。
あじみは「くるくるちゃん」と呼んでいた。
幼少時のひびきの声も斎賀みつきさんで、まあ凛々しいっちゅうかショタっちゅうかそんな声ですよ。
らぁら「さすがに元からお金持ちだったんだね。」
ドロシー「ふん!」
ひびきは幼稚園で大人気。劇の主役も満場一致でひびきが指名された。
その役はお姫様ではなく王子様。
劇の途中、誤って落ちそうになった女の子を助ける場面も。この頃から天性のプリンスキャラだったのね。
ひびきの両親が会社の船でパプリカ財団の人達と記念航海に出かけた。
その間執事と2人きりになるが、「いーっぱい友達いるから大丈夫」とひびきは言う。
そのお友達とプリパラTVを見て、セインツに憧れるひびき。
自分で書いた手作りのトモチケでパキりあう「トモチケごっこ」をしていた。これはあろまとみかんもやっていたという。
そしてプリチケが届いたら一緒にプリパラに行こうねと約束した、はずだったが…。
そこに執事から、ひびきの両親の乗った船がパミューダ海域で嵐に巻き込まれ、生存は絶望的との報せが!
「ひびき様に残されたのは多額の借金のみです」と、使用人や執事までもが、金目の物を手当たり次第に持って行ってしまう。
そして友達だと思っていた子達も、お金持ちじゃなくなった瞬間興味をなくし、離れていってしまった。
何と言う手のひら返し。これは酷いぞ!
「あの子いつも生意気だったのよ。」「わがままお嬢様の相手は疲れるね。」
そんな声が頭のなかをめぐり、ひびきは眠れない夜を過ごす。
ところが翌朝、両親からの電話が。なんと両親も乗客も助かってみな無事だったそうなのだ。
それは良かったけど…。
その瞬間、出て行ったはずの使用人達、そして友達が戻ってきたのだ。
お前ら手のひらクルクルちゃんか!露骨すぎるぞ。
ひびき「帰れ…ふざけんな!なにが友達だ!なにがトモチケだ!そんなの全部嘘だ!みんなここから出ていけ~!」
ひびきは部屋中に鍵をかけて閉じこもってしまった。
ひびきの頭の中では、「帰ろ帰ろ~」と出て行ったシーンと「お嬢様!」とのこのこ戻ってきたシーンが繰り返し再生される。
ひびき「うわ~っ!!」
あじみ「ポンカンは思ったダ・ヴィンチ。このままじゃこの子はダメになる。これはもうポンカンがくるくるちゃんの友達になるしかないと思ったダ・ヴィンチ。」
あじみ「くるくるちゃん、グッドモーニングアバ!ポンカンがいるかライチ!モモもかしこも大丈夫ルーベリー!」
どうやって入った!
ひびきはすぐに追い出して戸締まりを強化するが、あじみはどこからでも入ってくる!
しかも怒涛のフルーツ語尾で話しかけてくるのだ。これはホラー…。
それはもう悪魔も恐れるぐらいの。
いくら友達になるための行動とはいっても…。
あじみ「くるくるちゃん!そこにいるルクシェ?」
ひびき「ひぃ~!」
あじみ「今日こそあそゴールドパイン!ポンカンとフレンドリアン!ともだチェリーになローズヒップ!さあ窓を開けデコポン!いっパイナップル話スダチはれひめタンカンマクワウリ!ビワっとナシナシヒュウガナツ!やる気満々マンゴスチン!もうメロメローゴールドポンカンをもっとブンタンみルビーフルーツ!」
ひびき「やめろ! もうやめろ!!」
なぜここでレオナちゃんのちょっとエロい声入れちゃったんだ!言え!
そして逃げ回って着いたのは、イパリアの美術館。
あじみはそこで運命的な出会いをする。ってこの絵かよ!
そこでダ・ヴィンチの絵に感銘を受け、あじみの語尾がダ・ヴィンチになったのだった。
しかしひびきは見失ってしまった。
らぁら「ひびきさんが小さい頃本当につらい思いしたってことよくわかった。」
そふぃ「うん…。」
みれぃ「あれほど語尾嫌いになった理由もぷり。」
それどっちの辛さなんですか。
あじみ先生はひびきのためを思ってやったつもりだったんだろうけど、ねぇ…。
庭師「ひびきお嬢様はあの騒動でたいへん心を痛められ、それからというものこの世のすべてが嘘偽りに思え、何も信じられなくなってしまったんじゃ…。」
ドロシー「でもさあ、あいつの気持ちはわからなくもないけど、だからって『天才!』だとか『セレパラ!』だとかやっぱりおかしいって!バッカじゃないの!」
レオナ「ドロシー、リラックス♥」
どんな時でもダメなものはハッキリダメだと言うドロシー、さすが。
その頃、ひびきはファルルと衝撃的な会話をしていた。
ファルル「まほちゃんはセレパラ城を作って自分の理想のプリパラにしたのにあんまり嬉しそうじゃないね。」
ひびき「そんなことはありませんよ。それに僕は、まだ理想を実現したわけではありません。僕の最後の目的はファルル、あなたのようなボーカルドールになることです。」
ファルル「まほちゃん?」
ボーカルドールはプリパラの外には出られない。
しかしひびきは嘘偽りだらけの外の世界よりプリパラの方がいい、プリパラこそ僕の真実だと言うのだ。
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