太郎は、クラスメイトの結野 嵐子（ゆうの あらしこ）に中間テストに向けて勉強を教えてほしいと頼まれる。でも太郎は勉強は苦手なので、成績優秀な辰吉に頼むことに。

しかし嵐子は男性恐怖症のため、女装させた状態で会わせることに。辰吉であることはすぐにバラしたが、嵐子は「こんな綺麗な人、美緒さん以外に見たこと無いかも」とあまり恐れなかった。

最初は「俺、なんか変じゃない？」と不安だった辰吉だが、「君は美しい」「美少女って言葉がピッタリ」などと褒められるうちに、辰吉の中の隠れていた人格が…！

「ワタクシの美しさは世界一！さあ、ワタクシにもっと賛辞を送りなさい！」
「真実の美は性別まで超越してしまうものですわ」
さらには美緒様の胸をつかんで「随分貧しい胸をお持ちのようね、あなたこそ本当に女性なの？」とまで。

こうして、美緒様と辰吉の言い争いが絶えない中での勉強会となったのでした。