みなみけ 第13話 「恋のからまわり」

みなみけ 2012/11/29 22:52

年末。南家にトウマ・マコト・内田が集まっている。


トウマ「で、これは?」
カナ「見ての通り、正月に着るアレだ。ちなみに袴はマコトの、着物は内田のものだったりする。」

カナ「日本人といえば和服、正月といえば着物。これは日本の常識だ。というわけで、今日は来たるべき新年に向けての予行演習を行う。」
カナはそう言って、トウマを袴の前に、マコトを着物の前に立たせる。


マコト「な、なぁ~~~っ!?」
カナ「さ、これを。」
マコト「こんな綺羅びやかな衣装、俺には無理だって!俺にはほら、こんな着物でも…


マコちゃん「隠し切れない大和魂があるから!
カナ「似合ーう。

そしてトウマも袴を着る。

トウマ「この桜吹雪が目に入らぬか~!」

カナ「どうだ内田(トウマは)。」
内田「はい、違う出会い方をしていれば…と、悔やまれます。いい意味で。」
カナ「同感だ。で、こっち(マコちゃん)は?」


内田「はい、違う出会い方をしていれば…と、悔やまれます。悪い意味で。
カナ「同感だ。」
マコちゃん「悪い意味…?

カナ「だが安心しろ。ハルカはきっと可愛いって言ってくれるよ。」
マコちゃん「えっ!ハルカさんが?あはははっ…。」

さっきまで涙目だったのに、ハルカさんが喜ぶときけばこの笑顔!


そこに吉野も遅れてやってきた。
吉野「うわぁ、2人とも似合ってるね。」
トウマ「おう!」
マコちゃん「任せろ!


もうノリノリです。そんなマコちゃんに思わずプククッと笑っちゃう内田。
そして吉野はさらにこう言う。

吉野「女の人は着物を着る時って、下着は脱ぐんじゃなかったっけ?お着物を着る時の作法なんだって。


ハルカさんに可愛いって言ってもらうためには、より完璧にしなければ!マコちゃんはさっそく下着を脱ぎ始める!



内田「やめてえぇぇぇぇ!
マコちゃん「と、止めるな内田!」
トウマ「そうだ!下着を脱ぐのが作法なんだ!」
内田「作法でもだめえぇぇぇぇ!やだ!やだぁ!


吉野「マコちゃんの着物、内田のなんだ。」
カナ「たった一言でここまで面白い方向に場の空気を変えるとは…やるな、吉野!」

吉野がその恐ろしさの片鱗を見せたところで、1期のマコちゃんはここまで。
次は「おかわり」にいきます。

みなみけ 2012/11/29 22:52
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