会長はメイド様! 第12話 「体育祭でもメイド様」

会長はメイド様! , 2012/01/29 6:34

美咲や碓氷らが通う星華高校の体育祭の話。

その競技の1つ、仮装競走。
途中で用意されている衣装に生着替えをして走らなければならないため、生徒からは嫌われていて、足の遅い者が走らされることが多い。

美咲のチームは、美咲の友人のしず子とさくらが出ると言ったが、「か弱い女の子を狼の群れに丸裸で放り込むなんて!私が出るよ!」と美咲が出ることにした。いや、美咲も女の子じゃ…と思ったが、本人曰く“強いから”大丈夫なんだそうだ。
そして、美咲が出るのなら碓氷も出ると言い出した。


こちらは、美咲会長のサポート役、生徒会副会長の幸村くん。
幸村くんは、本当に足が遅いためにこの競技に出るのだが、「僕でも参加できるこの種目があって嬉しい」と、気合が入っていた。


いざ競技開始…しかしさすがは嫌われ者の競技、みんなやる気がない。美咲と碓氷は全力で走っているのに調子が狂う。

美咲は衣装の入った袋を選ぶ。「布地が多くてボリュームがある方が無難かな?」と選んでみると、なんと入っていたのはメイド服!

碓氷「いいじゃん別に。普通に考えれば当たりだよ。会長女の子なんだし。」
美咲「いや、それはそうだけど…。」


たしかに、他のボロボロで罰ゲームすぎる衣装に比べればマシだが…。複雑な美咲。

碓氷「俺が強引にでも着替えさせてあげようか?」

なんてことをしてると、誰かが美咲に「キャッ」と犬みたいな声を出しながらぶつかった。
幸村くんだった。

「ごめんなさい、すぐに行きますんで」と謝りながら生着替えルームに向かう幸村くん。


どうするかなこのメイド服…と美咲は衣装を見ると、あれ?衣装が変化した!?

ということは、そう!

幸村くんが持って行っちゃってた!
そして着ちゃってる!

しかし、他の衣装に比べてやたら本格的なこのメイド服。
見ている生徒たちは「目立とうと思って自分で用意したんじゃね?」などと言って笑っている。


幸村は真剣なのに…真剣なやつを笑うなんて許せないと、美咲と碓氷は転倒してしまった幸村のもとへ。


美咲「立て、幸村。一緒に走ろう。」

ミサちゃんマジ王子様。どうみても幸村がお姫様である。


幸村「あ、あの…、ありがとうございますっ…。」

なんていい笑顔だ…。バカにしてるヒマがあったら素直に萌えてりゃいいのにな。

しかし美咲と碓氷の衣装、どこにあんなカッコイイのがあったのか?
実は複数の衣装を組み合わせたんだという美咲。でもそれは失格です。


そしてあのやたら本格的なメイド服、これは実は美咲に着てもらおうと三バカが体育祭をサボって作っていたもので、見つからないよう体育倉庫にあった袋に隠しておいたのだった。
1週間もかけて作った服がボロボロに。これはつらすぎる。

会長はメイド様! , 2012/01/29 6:34
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