芸能一家に生まれながら唯一の凡人で、「魔法少女ララルル」を愛する超オタクで漫画家を目指している大学生の瀬名泉水くん。
なぜなら芸能界にはトラウマが…

その理由は8歳の時に一度だけ出演したCM。
その姿は女装だった！

これは可愛い！そりゃあ、そりゃあ堕ちるというものだ。

オープニング

オープニングにも女装満載！
これをきっかけに恋が始まる…

それ以来二度と芸能界には関わりたくないと思っていた泉水くんだったが、あれから10年、再びCMのオファーが！
10年前のCMの続編で、あの時ブーケを受け取った子ども達が結ばれる…という内容。

しかもあの時の相手役が、今や超人気若手俳優の一条龍馬くんであることがわかったのだ。
超多忙の彼は出演のオファーに対し「配役を10年前と変えない」という条件を出していて、泉水くんでなければならないのだ。
代役でごまかそうにも、龍馬くんは泉水くんのその不思議な眼の色を覚えており、難しい。

泉水「俺、男なんだよ！？10年前は子どもだったからごまかせたけど、今はもう…」

相楽玲（セナプロマネージャー）「大丈夫、その低身長と貧弱体型ならぜんぜんイケます！」
泉水「うるさーい！」

玲「漫画家ァ！？あんな暗闇の中で酔っ払って左足で描いたみたいなクソ絵でなれるわけねぇだろうが人生なめんな！！」

こんな絵で漫画家目指すより芸能界やってみろと玲に一喝され、落ち込む泉水くん。

なぜここまで芸能界が嫌なのか？それには女装したというだけではなく、もっと深いトラウマがあった。

時は10年前の撮影に戻る。
本来龍馬くんの相手役になるはずだった子が来られなくなった。代わりになるちょうどいい女の子もいない…そこで…

渚「監督ー、うちの子イケるんじゃなーい？女じゃないけど…」

ママが提案してしまったのである。やってくれるぜ！

スタッフ「おお！」
スタッフ「かわいい！スガちゃんグッジョブ！」
スタッフ（メイク）「元が良かったので！」

泉水ちゃん天使―――――！

龍馬「君が相手役？今日はよろしくね。」
泉水「うぅぅぅ…ううう…」

しかし泉水ちゃんの緊張は止まらず、ブーケの受け取りを失敗してしまう。

泉水「ふええぇぇぇぇぇぇぇぇ……！」

龍馬「大丈夫？あっ…！」
泉水「うえええぇぇぇぇぇぇぇぇ……！」

なんと緊張のあげくお漏らし！女装ショタのお漏らしとは！！

※後半に続きます。