突然の仕様変更にも臆さず素早いキーボード操作で仕上げる凄腕プログラマーの倉田翼。

一方でロボットオタクでもあり、作り残しもあるのに名プラモと見るや買わずにはいられないほど。

ところが、そんな彼が突然の交通事故で亡くなってしまう。

作り残し分も、今後発売されるプラモも、もう作れないのか…無念。

しかしその魂は別世界へと飛び立った！
彼が転生したのは、巨大ロボット「幻晶騎士＝シルエットナイト」が大地を揺るがす、騎士と魔法の異世界だった。

そしてこんなにかわいい銀髪の美少年となった！

エル「あれ…これは……　ロボッ…ト？」

ロボットに近づき、思わずスリスリ。

ナイトランナーになればこの「シルエットナイト」に乗れると聞き、元気にこう答える！

エル「ボクは、ナイトランナーになります！」

この世界での彼の名前は、エルネスティ・エチェバルリア。
ナイトランナーになると決めたエルくんは夢中で勉強と鍛錬を重ねる。

ロボットが通れば嬉しそうに窓の外を見る。

「風の基礎式」などを利用して風力を起こす。

エル「そうか、これはプログラムと似てるんだ！」

ーそして瞬く間に3年が過ぎた。って早いよ！

エルは鍛錬中、屋根から落ちた女の子を助ける。

アデルトルート（アディ）「女の子…？」

エル「あ、えーと…ボクはエルネスティといいます。」

アディ「男の子…？」
エル「朝の鍛錬の途中です。屋根の上は滑りますのでお気をつけて。では…。」

アーキッド（キッド）「ちょっと待てよ！鍛錬ってこんなところでか？」

アディ「怪しくない？っていうか、可愛すぎるし怪しいよね？」

いやまったく！
この2人は双子で、助けたのが妹のアデルトルート・オルター（アディ）、もう1人のショタは兄のアーキッド・オルター（キッド）。

エルくんは2人に魔法を教えることに。



エル「覚悟があるなら、教えるのはやぶさかではありませんが…。」
アディ「やったぁ！君かわいいのに頼りになるぅ！」

くそっ頻繁に抱きついて！羨ましい！

3人は揃って、ナイトランナーを養成する「ライヒアラ騎操士学園」に入学。
おいおい、なんと可愛い制服か！

とにかく早くナイトランナーになりたい！
初等部は魔法学の基礎からだが、エルくんはそんなのもう知ってる。もっとレベルの高い授業を！

先生「今の君には致命的に足りないものがある。それは基礎学力と…身長だ。」

そう、操縦席は大人用に作られているからこのサイズでは乗れないのだ！
「早く大きくなりたいです」とエルくん。そのちっちゃい身体も宝なのにっ！

アディ「ダメ～エルくんはエルくんのままがいいの～！」

エル「ボクはボクのまま…そうです！ボクが変われないなら、他を変えればいいんです！」
2人「どういうこと？」
エル「だから、作ればいいんです！」
キッド「シルエットナイトを！？」
アディ「本気なの？」

エル「憧れの専用機！カスタマイズこそメカの華！全身くまなく改造するとなると、ますます設計構造についての知識が必要となってきますね…やはり魔法学基礎の授業をどうにかして免除を…。」

いじめられていたバトソン・テルモネンを3人で助ける。

3人揃ってハイスペル！

杖が使いづらいのではないかと考えるエルくん。

杖の形そのものを変え、銃と剣の機能を組み込むという提案まで。

鍛冶屋であるバトソンの父親に試作を頼む。その顔は自信で溢れていた。

授業中。クラスメイトと並ぶととにかくちっちゃい！かわいい！

作ってもらった杖でハイスペルを披露！

エル「先生、いかがでしょう？授業の免除を認めていただけますか？」

そして中等部へ進んだエルくん！
初等部生徒がいきなり中等部へ飛び級…当然学園中で話題になるがそんなのどこ吹く風、とにかく夢のために一直線でキラキラしてるエルくん。

ここからまた3年後…はやいって～！
エルくんがグングン夢に近づくのは良いけど、ちょっともったいない…。

だがしかし！ここでこのエッチな制服に！

12歳かぁ…。
高等部の制服でしょうがホント誰がこれに決めたの？エロい！

機体づくりを見学するエルくん。
構造は機密だし何百年も新しい機体なんてできていないが、それでも大丈夫だと自信をみせるエルくん。

実習のため、小型の魔獣が生息すると言われる森林地帯に向かう。

その中でキッドとアディの異母姉で学園の生徒会長、ステファニア・セラーティと出逢う。

「可愛くてかしこい子が好き」という生徒会長、エルくんの頭をなでなで！

アディ「アアーッ！」

しかしエルくん自身は女性に興味なさそうなのがさすが。ロボが恋人ってか。

エル「撃退ですか？黙殺ですか？それとも闇討ちですか？」

友人が困っていると聞き、本気でそこまで考えちゃうエルくん。

エドガー先輩のシルエットナイトを見て感激！

エル「うわぁ～、やっぱり巨大ロボはいいですねぇ！これぞ心の癒やし！一家に一台は必須です！」

エル「ボクも早く相棒を手に入れたいです…♥」

操縦はできないが、操縦席にまたがらせてもらえることに！


エル「おおおっ…！！いいんですか！？」

エル「うわぁぁぁ～！」

エル「はぁぁぁっ…♥」

エル「あぁぁ～、ボクは…ボクは今ロボットに乗っています！」
エドガー「ロボット？なんだそりゃ？」
エル「男のロマンです！」

突然の魔獣の大群にも鮮やかな攻撃！えっち！

それにしてもなぜこんなにも魔獣が？

エル「嫌な予感がします…」

次回予告

エル「次回、『Hero＆Beast』！ベフモスがボクを呼ぶ！」

ブルーレイ CM

エル「ナイツ＆マジックのブルーレイが発売だそうですよ！これはロボオタとして買わない理由がありません！早速全シルエットナイトにブルーレイ再生機能をつけなくては！」

CMもロボバカ全開かわいい！

元は青年ではあるものの、彼はロボットに対して真っ直ぐな少年の気持ちを持っていた。そのまままさにそれに相応しい少年の姿となったのである。しかもこんな美少年になって下さって本当ありがたさしかない。
前世の記憶を活かしつつ、もちろん努力も惜しまず…夢を叶えようとする姿は応援したくなりますね。