ガッチャマン クラウズ インサイト 第9話 「opt-out」 ふぬけた累くんに鈴木理詰夢が動き出す
民衆に受け入れられつつある“くうさま”だが、そのくうさまが人間を飲み込んでしまったという。
飲み込んだのは夜中に騒音を撒き散らしたり、チカンをしたりと悪い人間ではあったが、そこまでしてしまうとは危険だ。
ゲルサドラも「ひとつになるためには仕方なし」とそれを容認。
いよいよつばさとの考え方の違いが浮き彫りになってくる。
くうさま「ひとつになるって気持ちいいよねぇ。」
累「うん、とっても気持ちいい…ガッチャマンのみんなも早くこっちに来ればいいのに…」
総裁X「累…。」
パイパイはゲルサドラを拘束し話を聞こうとするが、「くうさまが悪いやつなわけがない!」とする民衆からの抵抗にあい失敗。
そもそもくうさまというのは、世の中の空気に合わない人間を食べてしまう存在のようだ。
「ガッチャマンを倒そう!殴り込みに行こう!」とした人間は、「そこまでしなくても…」というみんなの流れに逆らったということで食われてしまった。
はじめは累くんに呼びかけるが、応えない。
代わりに総裁Xが「くうさまの影響でお話することができない」と伝える。
総裁X「一ノ瀬はじめさん、私は累を信じています。累はこんなことで諦める人手はありません。必ずもう一度立ち上がります。」
はじめ「Xさん、きっと累くんにはきっかけが必要なんスね!」
総裁X「きっかけ…?わかりました、過去のデータベースを参照して調べてみます。」
はじめ「違うっスよ、考えるっス!」
総裁X「考える?」
はじめ「だってXさんは、累くんの友達っスから!」
つばさははじめのアドバイスを受け、一度長岡に帰っておじいさんと話してみることに。
ゲルちゃんを救えるのはつばさちゃんだけっスから…。
総裁Xは1人(?)鈴木のもとへ面会に。
総裁X「鈴木理詰夢、今から累と話をしてはいただけませんか?」
鈴木「なぜ私が?」
総裁X「累の友人として考えました。彼に一番必要なのは何なのか。きっと累は、あなたにだけは今の姿を見せたくないはずです。」
鈴木「フッ…。」
鈴木「猿になった気分はどうだ?」
累「とてもいい気持ちなんだぁ…どうして僕は今まで1人で頑張ってたんだろう…ひとつになるのはこんなに素晴らしいことだったのに…。」
鈴木「そうか、おめでとう。爾乃美家累のアップデートはどうやらここで終わりのようだな。君はつまらない人間になった。」
行き過ぎた同調圧力…このままでは社会が成り立たなくなるんだ!
丈さんは、ゲルサドラの選挙活動に協力した責任として、ゲルサドラを倒しに行ったが歯が立たない。それどころか一緒に行った清音がダメージを受け寝込んでしまう。
実は鈴木の看守の中にはVAPEのメンバーがいた。
ふぬけた累くんの姿を見かねてか、ここにきてついに動き出す。
看守「しかしリーダー、なぜ今になって…。」
鈴木「気分が変わった。空気を変えてやろうと思ってな。」
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