第1話A 「偽造通貨印刷事件」

狼男探偵・因幡洋。秘密警察犬（シークレットドーベルマン）をやっていたが退職し、現在は私立探偵。
そんな因幡の警察時代の元相棒・荻野邦治が探偵事務所にやってきた。

優太「呼ばれもしないのによく来ますねぇ♪」

いきなりのお言葉！
そして依頼をしようと因幡に近づく荻野に対し…

優太「ああすみません、今お茶碗切らしてるんで、炊飯器ダイレクトでいいですか？」
荻野「お茶漬けか、丁度腹が減っていたところだ。」
野崎圭（バイトとして働く少年）「やめて！嫁姑みたいな陰険バトル！」

彼女…いや彼こそ、当サイト注目の佐々木優太くん。自称因幡さんの理解者で、ボランティアで助手をしている。
因幡に近づく荻野に敵意剥き出しの女装少年！（ここ重要）

2人がいい雰囲気で話していると不機嫌そうな優太くん。

はやく出ていけ
はやく出ていけよ
はやく出ていけって言ってんだろ
はｙ

マフィアのアジトに乗り込んだ一同。
首領（ドン）を探すため、開いていた床下に入った荻野。するとそこを塞がれてしまう。

優太「大変っ！」
圭「あっ、優太くん危ないよ！」

優太くんが助けに入った…かと思いきや！

圭・マフィア達「密封したー！」

優太「うふふ、空気が欲しかったらいつでも言ってね。『私は卑小な国家の犬です』と。」
荻野「助手殺す。」

うわーすっごい楽しそう。

第1話B 「因幡洋誘拐事件」

マフィア団・ヴァレンティーノファミリーは、因幡を誘拐して殺そうと企んでいた。
そのため因幡の情報を集めていたヴァレンチーノだが、その写真には…。


ロレンツォ「助手がすべてカメラ目線です！」
ヴァレンティーノ「只者ではないであろー！ぜひファミリーに加えたい」

なお首領（ドン）のヴァレンティーノは人語を話すヤギである。なぜヤギなんだと言われてもヤギなものはしょうがないのであろー。

因幡には失踪した弟がいるということで、その弟になりすまし呼びだそうとする。
明らかに怪しい手紙だが、因幡はまんまと騙される。

因幡「うわ～何着てこ～！」
優太「僕のドレス貸しましょうか！」

すごい服持ってる！さすがだな。

因幡「頼むぜ優太。」
優太「コーディネートは任せてください。どうみても大人ですよ。」

それじゃお兄ちゃんじゃなくてお姉ちゃんになっちゃうよ！

さすがに振袖は脱いだものの、因幡は弟に会えると思い込んで行ってしまった。
もちろん優太くんも後を追います。

圭「コンクリートジャングルでは悪目立ちするから着替えてね…。」

待ち合わせ場所の工場跡地についた優太くんと圭くん。
しかし、相手はおろか因幡も来ていない。圭くんは因幡に電話してみる。

因幡は電車の乗り換えがわからず、そもそも降りる駅もわからなくて事務所に戻っていた。

電話していると、ヴァレンティーノ幹部の女・ガブリエラに見つかってしまった圭くん。

優太「じゃあ！」

しかし全力で見捨てる優太くん！

身長146cm～162cmの人間は全て下僕とみなし、それ以外は瞬殺するという彼女は、ピッタリサイズの圭くんを下僕にしようと迫ってくる。
それを影からワクワクと見守る優太くん…

可愛さと強さとサディストさを持ち合わせた女装少年・優太くんに期待大です！