クラスメイトを救うため、正体不明の犯人からワクチンを奪うべくリゾートホテルに潜入した渚たち。
タイムリミットは1時間、間に合わないとみんなが死んでしまう。

あらゆる敵をはねのけてようやくたどり着いた最上階のテラス・バーフロア。
こういう所は女子だけの方が怪しまれないと、まず女子が様子を見てくることに。しかし…

烏間「いや、女子だけでは危険だ。」
カルマ「あ～…だったら…。」
渚「えっ？」

渚「あ…えっ…！？」

不破「ほら～男でしょ。ちゃんと前に立って守らないと渚君。」
渚「無理！前に立つとか絶対無理…！」
速水「諦めな。」
不破「ほら！」
渚「うわっ！」

渚「どうして…僕が…。」

ユウジ「あっ…///」

片岡「男手も欲しいけど、こういう所は男にチェック厳しいの！」
渚「だからって…」
不破「作戦なんだから。」
渚「本当に？」
律（自律思考固定砲台：携帯端末）「ええ、本当です。」
渚「律まで！」

速水「自然過ぎて新鮮味がない。」
渚「そんな新鮮さいらないよ！」

渚「どこにあったのこんな服…。」
速水「外のプールサイドに脱ぎ捨ててあった。」
渚「ぐっ！？」

そのへんにあった服でこれだけのクオリティ！

ユウジ「（あの子いいな…慣れてない感じが新鮮だ…）」

不破「あ～やだやだ…こんな不潔な場所さっさと抜けたいわ～。」
渚「その割には楽しそうだね、不破さん…。」

あぁ…いい背中だ。

そんなキュートな背中に誘われてしまった男が1人。

ユウジ「ねっ！どっから来たの君ら。そっちで俺と飲まねえ？金あるから何でもおごってやんよ。」

片岡「はい、渚、相手しといて。」
渚「うぇぇ…片岡さん…。」

片岡「怪しまれないように振る舞わないと。何かあったら呼ぶからさ。」
渚「うぅ…なんでこんなことに…」

ユウジ「そっか～渚ちゃんっていうのか～。俺ユウジな。」
渚「うぅ…。」

ユウジ「おら飲めよ、おごりだ！パーッとやろうぜ！」
渚「いや、ボ…私は飲めないんで…（女子チームが目的を果たすまで、不自然にならないようにつながないと…）」

渚「ユウジ君はさ…親と来てるの？」
ユウジ「親？うちの親にそんな暇あるわけねえ。ここだけの話な…俺の親父テレビで有名なタレントなんだぁ。渚ちゃんも絶対知ってるぜ～何やっても許される大物だからよ～。」

ユウジ「この前なんか、24時間ずーっと女子アナのツーケー握り続けてたって自慢してたぜ～。」
渚「君のお父さん、ケツに何か恨みでもあるの？」

渚ちゃんのケツは…ケツをぉぉ

ユウジ「（くそ…バカか俺は！ナンパぐらい親父に頼らずてめえの力でやれってんだカッコ悪い…）」
渚「それ、タバコじゃないよね？もっと危ない…」

渚「学校の先生が言ってたよ。吸ってカッコ良くなるかどうかは知らないけど、確実に生きづらくはなるだろうって…。」

ユウジ「生きづれえんだよ男はもともと！男はよ、無理にでもカッコ付けなきゃいけねえんだよ！俺みたくいつも親と比較されてりゃなおさらな！お前ら女はいいよな。最終的にはカッコイイ男選ぶだけでいいんだからよ。」

渚「う…う～ん…。（うちの女子はもうちょっとしっかり考えてると思うんだけど…）」

しかし楽しい時間もここまで。
次の作戦のために女子達に呼び出される渚ちゃん。


渚「あっ…じゃあボ…私行くね。」
ユウジ「おい…もうかよ！」
渚「またね。」
ユウジ「（くっそ…このままカッコ付けずに引き下がれるか！）」

渚「一人にしないでよ…」
片岡「ごめんごめん。作戦決まったから。」
渚「よかった…早く着替えたいよ…。」

しかしこんな可愛い子を諦めきれない！と、ユウジは渚たちの前でダンスを披露する。

ユウジ「おう待てって彼女ら！大サービスだ！俺の十八番のダンスを見せてやるよ！」

渚たち「（邪魔…）」

ところがダンス中にユウジはヤクザ屋さんのビールをこぼしスーツを汚してしまい、「100万のスーツだぞ弁償しろ」と因縁をつけられる。
だがそこで元体操部の岡野が足蹴りでヤクザを倒し。ユウジを助けた。

助けたかわりにこのことは内緒ね、と口止め。

渚「女子の方があっさりカッコイイことしちゃっても…」

渚「それでもめげずにカッコつけなきゃいけないから、つらいよね、男子は。」

ユウジ「渚ちゃん…」
渚「今度会ったらまたカッコつけてよ。できればドラッグとダンス以外がいいな。」

いやーこんなの惚れるって！カッコつけたいしナデナデしたい！

茅野「あれ？着替えるの早いね渚。ん？どうしたの？」
渚「いや…結局今回女子が全部やってくれたし…僕がこんな格好した意味って…」

カルマ「面白いからに決まってんじゃん。」
渚「撮らないでよカルマ君！」
茅野「ふふ…そんなことないと思うよ。きっと誰かのためになってるって。」

ええ、大いに視聴者の目の保養になりました。

そしてユウジにも。

磯貝「あのまま行けばよかったのに。暗殺者が女に化けるのは歴史上でもよくあるぞ。」
渚「い…磯貝君まで…。」
カルマ「渚君、取るなら早い方がいいらしいよ。」
渚「取らないよ！大事にするよ！」

バカヤロっそこはついてるからいいんじゃねえか！

というわけで可愛すぎる渚ちゃんでした。

暗殺教室はアニメ2期が決定していますので、原作でもう1回ある女装（14巻収録）も登場するかどうか、これも楽しみです。