阿波連さんははかれない 第6話 「強すぎじゃね?」 阿波連さんの弟!れんくん!性別がはかれない!

阿波連さんははかれない 2022/05/14 9:03

他人との距離をはかるのが苦手で、いつも無表情で声も小さな女の子・阿波連れいな(あはれん れいな)。
そしてそんな阿波連さんと仲良くなりつつある男子・ライドウ。


ゲームセンターにやってきたライドウと阿波連さん。
2人は高校生だが、阿波連さんは身長が小さくちょっと大変そう。


阿波連さんがトイレに行くという。

が、トイレに行ったはずの阿波連さんがなぜかクレーンゲームの前にいる!?

ライドウ「あれ?



ライドウ「阿波連さん、トイレに行ったんじゃ…?



阿波連「うわっ…!


ライドウ「《そんな…阿波連さん、今まで見たこともない顔を…》
阿波連「あの……。


ライドウ「《まさか記憶喪失?俺のことを忘れてしまったのか?》


ライドウ「オレオレ、俺だよ、ライドウだよ。」
阿波連「あ、ライドウくん…?
ライドウ「《よかった、俺は覚えてた…》」


クレーンゲームのぬいぐるみを取ってあげるライドウ。


阿波連「すごーい!


阿波連「1回で取れたんだ!ライドウくんすごいね!



たしかにいつもの阿波連さんとは違う!
だがかわいい!


阿波連「負けたぁ~~!やだこれ~!




阿波連「やった!イエーイ!


阿波連「もー、ライドウくん表情かたーい。もっと笑おうよ。ほら。
ライドウ「こう…?」
阿波連「もっと、こうだよ!


阿波連「あっはは…おっかし~い。


阿波連「へへへへ…。

果たして彼女(?)の正体は!



ライドウ「たい焼き半分でよかったの?」



阿波連「うん、いいの。1つ食べちゃうとおなかいっぱいになってごはん食べられなくなっちゃう。



ライドウ「阿波連さん?君は一体誰なんだ?君は僕の知ってる阿波連さんじゃない…。

いつもの阿波連さんは大食いなのである。

ライドウ「阿波連さんがそんなに少食なはずがない…。でも外見はそっくりだし、俺のことも知ってるし、阿波連さんと呼んだらすぐ反応した。そこから導き出される答えは一つ…。」


ライドウ「君は…影武者!阿波連さんの身代わりとして一緒に育てられし者だ!本物の阿波連さんをどこへやったんだ!

うーん、惜しいところまでは来ている(?)



そこに、もう1人の阿波連さん現る!


ライドウ「そんな、まさか阿波連さん、クローン人間!?何人もの阿波連さんが存在していたのか!」


ライドウ「君は…一体何人目の阿波連さんなんだ…!」


阿波連「れんちゃん。」
阿波連「お姉ちゃん。


阿波連れん「うん、れいなねーねーは、お姉ちゃんなの。

ライドウがいつもの阿波連(れいな)さんと間違えていたのは、阿波連れんちゃんだった。
お姉ちゃんということはれんちゃんは妹?いや、だったらここで取り上げるわけがないですね。



れいな(右)「れんはすぐ私の制服着るの。
れん(左)「ごめんなさーい。


れいな「れんは私の弟。
れん「れんです。小学4年生です。よろしくお願いします!


れいな「ライドウくんに遊んでもらってたの?」
れん「うん。お姉ちゃんの言ってた通りいい人だったよ。お姉ちゃんと勘違いしてたみたいだったからそのまま遊んじゃった。


ライドウ「そうなんだ…。」


れん「うん!イタズラしてごめんね☆


ライドウ「うん…いいよ…大丈夫…。」
れん「よろしくね!
ライドウ「よろしく…。」

大丈夫どころか、素敵なサプライズですよねぇ!


れん「じゃあボク、先に帰るね!


ライドウ「弟…なんだ…。

歩き方もかわいい。



おうちでのれんくん!




Oh…これは…次々とかわいい服を…!


れん「ふっふーん!


れん「うふふっ…♥


れいな「れんちゃんは、どうしていつも私の服を着るの?」


れん「お姉ちゃんの服、かわいくて大好きだから。ダメ?



れいな「いいけど。



れん「わぁ~!ありがとう!

いいご家庭!
着たい服を着られるのが一番です。

次回予告


れん「ねぇねぇライドウにーにー。
ライドウ「それ、俺のこと…?」
れん「そうだよ。ライドウにーにーってさあ、いろんなこと知っててなんでもできるんでしょ?れいなねーねーが言ってた。
ライドウ「いや、それほどでも…。」
れん「何が一番得意?
ライドウ「うーん、そうだなあ…。」
れん「次回!
ライドウ「『芸術じゃね?』」

阿波連さんははかれない 2022/05/14 9:03
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