4人はそれぞれウソをつく 第8話 「半蔵の挑戦」 メス顔ピアス!本来の学校へ!半蔵も“かわいい者”!
「千代の弱点をつけ」と言われ、今度こそ千代を仕留めると決意する半蔵。
一方4人はカフェにいた。
男子「翼ちゃんも食べる?」
翼(剛)「え~私ダイエット中だから~」
男子「全然細いじゃん!」
翼(剛)「ありがとう~♥超うれしい~♥」
関根「《がっつきすぎでしょ…そうまでして彼氏が欲しいのかな…?》」
関根「《いつも落ち着いてるし、見た目も中性的で“女子校の王子様”的な感じあったのに。》」
翼(剛)「じゃあイチゴさん食べちゃおうかな~♥」
男子「俺のもあげるよ。」
翼(剛)「えぇ~いいのぉ~♥」
男子「いいよいいよ~。」
関根「《メスの顔…。》」
翼(剛)「あ~んっ♥おいしい~♥」
翼(剛)「《つらっ…せっかくみんなでパフェ食べに来たのに…。》」
翼(剛)「《リッカがよくわからん男子を連れてきて…千代さんなんか完全に怯えちゃってるし…関根もテンション下がっちゃってるし…》」
翼(剛)「《2人を守るためにもここは俺が頑張って男子の気をひかないと!》」
守るためなら軽い女にもなる!素晴らしい友情!
翼(剛)「将来さあ、息子とサッカーとかやりたいなぁ。」
千代「いいですわね。」
関根「私は娘の方がいいですかね…。」
そんな何気ない会話を真に受け、リッカは男子たちの染色体の情報を取って子供を作り、関根にプレゼントしようとしていたのだ!
関根「あんたの子供なんかこれっぽっちも産みたくないんだからね!」
リッカの子作りを阻止すべく、痛々しい勘違い女のような宣言をしてしまう関根。
関根「こんなヤツら絶滅すべき種なんだよ!つまり人類は滅亡する!」
男子たち「な、なんだってー!」
こうして関根がヤバい女となったところでお開きとなる。
翼(剛)「関根、さっきの態度はちょっと…もっと別の言い方があったんじゃないの?」
関根「何も知らないくせに…。」
関根「うっさいこのメス顔ピアス!そうまでしてモテたいんか!!」
翼(剛)「《俺はみんながムリにしゃべらなくていいように、頑張ったのに…。》」
翼(剛)「男にモテたいなんてこれっぽっちも思ってぬぁいわぁ!!」
半蔵は千代を狙う刺客にして、千代の弟である。
千代の弱点が友人だと知った半蔵。そこでリッカを狙ったのだった。
翌日、登校する翼…だが何やらおかしい。
これは姉!本物の「つばさ」だ!
昨日の関根とのケンカを引きずっていると思い、仲直りを促す千代とリッカだが…。
それ弟(剛)のこと言ってません…?
関根は仲直りをしたいと、髪型を翼(剛)の好みであるショートカット風にアレンジ!
急に写真を撮り出すな!
ということは、剛の方は…?
剛「《憧れの竹蔭中学にようやく通える…!入れ替わりやめるって言ってよかったぁ。特定の仲良しグループとかはないって姉ちゃん言ってたし…すぐに馴染めるといいなぁ。》」
男子校の方だ!(これが本来の姿なんだけど…。)
男子「しゃ…しゃべった…。」
男子「カメラの声、初めて聴いたよ…。」
それは半蔵!
里の外に馴れるために最近学校に通い出したらしい。学校では「半沢直蔵」と名乗っている。
もちろん“千代の友人の弟”と知っての接触だ。(本当は“千代の友人”そのものなんだけども…。)
互いに姉がいることを知り、姉の愚痴を言い合う。
剛「俺も双子の姉がいるんだけど…そいつがとんでもなくハチャメチャなヤツで…ちょっと参ってるんだよね。」
半蔵「そうなんだ。僕も姉さんとはぶつかってばかりだよ…姉さんは強いからなかなか勝てないけど…いつかは倍返し!しようと思ってる。」
半沢を名乗ってそれを言うか。
剛「《倍返しか…そんなことしようものなら…。》」
つばさ(姉)「この写真、いくらで売れるかなぁ?」
半蔵「そうだ。よかったら放課後、2人で日頃の愚痴を言い合わない?」
剛「あっじゃあ、駅前にできたカフェでケーキでも食べながら話そうよ。」
半蔵「ケーキ?いいけど、なんだか女子みたいだね。」
剛「姉ちゃん!特定の仲良しグループがないのと、友達が1人もいないのは違うから!」
剛「ていうか、クラスメイトに挨拶もしたことないなんて信じられない!」
つばさ(姉)「アイドルの美を記録するために通学してるのに、バンプと馴れ合ってどうする。」
やはりそれで「カメラ」呼ばわりなのね。
剛「あの空気、俺には耐えられないよ。1人仲良くなれそうな人はいたけど…元の学校に戻る!」
つばさ(姉)「あっそ。」
剛くんにとって、もう女子校の方が「元」になっちゃってる。
男子校の方じゃ立場ないしね…。
リッカ「えっと…写真を撮る時は一声かけようね。これ、全宇宙の常識だよ!」
宇宙の常識からも外れたつばさ(姉)、これでは関根も心を読めない…?
そして迎えた関根の誕生日。
翼(剛)「《マフィンを焼いたんだ。よかったら食べて。》」
関根「手作りですか?」
翼(剛)「《うん。最近お菓子作りにハマっててさ。》」
もう女子でいいよね。
リッカ「とってもかわいい娘だよ!」
関根「諦めてなかったのか大佐!」
リッカは「忍者がいるよ!」という意味で言ったのに、「あの忍者が父親」という意味にとらえてしまった関根。
そうそう翼(剛)ちゃんは忍者好きだった。かわいい。
「生まれた子供に罪はない」…関根はそう思い、半蔵の元へ駆けつけ「婚姻届でも…」と言い出す。
実は子供の正体は宇宙ダコだった!
4人でショッピングモールに来た。
みんなの買い物が終わるのを待つ翼(剛)ちゃん。
そう言いながらコーヒーを渡し、ニヤリとする半蔵。
半蔵「そういえば剛くんから聞きましたよ。お姉さん、かわいいものに目がないって。」
翼(剛)「そうなんだよ。かわいいものとイケメンが大好きでさぁ。弟にかわいい服を着せることだってあるんだから!」
半蔵「そ、そうですか…。」
今キミはその姉の立場だぞ!
実は半蔵にも似たような経験があるという。
半蔵「昔から姉さんはかわいいものが大好きで…僕を妹のように可愛がっていましたから。」
妹!?な、なんだってー!?
こちらの短髪の方が千代さん!
そしてこのポニーテールの方が半蔵くん!確かにこれはかわいい!
でも修行の邪魔してますよね…(だから姉に敵わないのか)
千代「私の手作りだ。かわいい者にはかわいい弁当が似合うと思ってな。」
半蔵「過保護なくらい姉さんはいつも自分を守ってくれました。強くてたくましくてカッコよかったなぁ。」
翼(剛)「へー。半沢くんのお姉さんに会ってみたいな。」
毎日会ってますけどね。
翼(剛)「まあけど…自由なところはウチと似てるのかも。正直、姉ちゃんを見てると羨ましいって思うこともあるんだよなぁ。あんな風に生きてみたいなぁって…。」
半蔵「はぁ…?」
翼(剛)「弟は苦労するよね。姉弟なんだし、いつか分かり合える時が来ればいいんだけど…。」
半蔵、動揺する…。
解毒剤を投与しなければもって2時間…。
あれ?めちゃくちゃ元気!
リッカ「あのね、このコーヒーどこで買ったか聞こうと思って!」
宇宙人には毒は効かない!
大佐でよかった…大佐は最強!
次回予告
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