4人はそれぞれウソをつく 第3話 「サプライズ」 関根の受難、マスクマの出会い
そして翼(剛)にも…

翼(剛)「アッハハ……あざっす。」
ナレーション「複雑な翼である。」

千代「《わたくしが買い食いなど提案しなければ…。》」
翼(剛)「《せめて、俺もおまけ無しであればまだ…。》」
関根「《やめて、気を使われると余計みじめなんだが…。》」



関根が気にしてないアピールでおどけて見せるも、余計に悲しくなる…。



千代さんが「あの3人を殺そう」などと考えている。
それを止めるため命の大切さを説きだす関根。関根の心労が絶えない…。

翼(剛)「こん中で将来的に一番モテそうなのは、関根だよなぁ。」
リッカ「う、うん!」
千代「そ、そうですわ!」
翼(剛)「今モテるより、将来モテた方がいいに決まってるよね!学生なんてただの通過点っていうか、人生100年時代だしさ!」
リッカ「もちろんダヨー。」
千代「今より将来の方が大切ですわ。」
関根「みんな…。」

翼(剛)「だって何しろ関根って、胸が大きいもんね!クラスで一番大きいんじゃない?」

翼(剛)「多少太めでも胸があればさ、絶対モテるよ。おっちゃんきっと顔しか見えなかったんだよ!」
千代「やめ…。」
リッカ「やめてあげて…。」
翼(剛)「大丈夫、合コンとかだと、どうせみんな胸しか見てないよ!」
剛くんの男目線が出てしまった!
良かれと思って言ってるんだろうけどそれは…!

関根「じゃあ翼、この乳とその顔交換しますか?」
翼(剛)「えっ!いやそれは…。」

翼(剛)「《なんだこの空気…俺なりに気を使ったのに…なんでみんな引いてるんだ…。》」
ナレーション「中2男子の精一杯。」



リッカは、関根以外の人間を宇宙ブタ化して、一番の美女にしようと考えた!


あら、でもブタ化してもかわいい…♥
翼(剛)はピアスもそのまま。

しかしリッカの思惑通りにはいかず、モテるのは千代さん!
なぜならブタが好きになるのはブタだから!

無機物のはずの鉱物になってもそれは同じ!
やる前に気づいて欲しかった!

その作戦をやめ、みんなの記憶も操作したところで(だったらおっちゃんを洗脳した方が早いだろうに)

そこに突然トラックが通りがかり、水たまりの水が関根にかかる!(公園内なのに!)
あら美人さん。

リッカ「関根ちゃん!」
千代「関根さん…。」
翼(剛)「関根…一生泥水被ってれば?」
でもこの突き放した感じの翼(剛)くんは嫌いじゃないわ!

関根「翼さん、先生には私から上手いこと言っておきますよ。」
翼(剛)「え?」

関根「ええ、はい…宗教上の理由らしくて…。」
翼(剛)「《なんかすごいウソついてる!》」

関根「上手くごまかせましたよ。」
翼(剛)「あ、ありがとう…?」
関根「翼さん、学食でお昼でも食べますか?50円のジュースおごりますよ!」
翼(剛)「俺の金で…?」
これが翼(剛)と関根の出会いだった。

次に出会ったのは千代。
まだ忍者として学園長の命を狙うために潜入していた頃だ。

そして「殺しよりマスクマ限定グッズが欲しい!」と、抜け忍までいったのだった!

あれ?その時リッカ大佐はまだいなかったぞ!?
そもそもフィギュアが違うし!

翼(剛)「林間学校の時、リッカがなくしてみんなで捜したなぁ。」
関根「《それ、大佐が捏造した記憶…。》」

千代「クリスマス会で着せ替え人形も作りましたわねぇ。」
関根「《それも大佐の捏造…。》」

リッカ「偉大なる指導者を称える例会でもおそろいで付けてったよー。」
千代「ありましたわねぇ。」
翼(剛)「あー、そうそう。」
ナチュラルに洗脳されてる…。

千代「革命鍋食べましたわね。」
翼(剛)「革命鍋うまかったぁ。」
関根「《それは何もかも大佐の捏造…ていうか革命鍋ってなに?》」

そして洗脳されてる自覚がある関根も、偉大なる指導者様は崇拝していたりする…大佐恐ろしい!

その先には千代さんが!(人に向けて撃ってはいけません)
これは怒られるかと思いきや…。


あまりの喜びように、「サプライズ大成功!」ということにせざるを得なかった。

しかし準備なんて何も…。
だがリッカは洗脳により「使いさしの消しゴム」をあげて喜ばせるという手に出た!ずるい!
なんと!気が回る子!

翼(剛)「《女子のノリに合わせたつもりだったのに、まさかサプライズ性まで求められるとは…!》」

そのプレゼントはマスクマのマグカップ。
素晴らしいチョイスじゃないの!
だけど翼(剛)くんは申し訳なさそうに言う。

翼(剛)「なんか他に誕生日プレゼントでして欲しいこととかあれば…。」
千代「いえ、そんなとんでもない…。」
翼(剛)「いや!むしろ!なんか言って!」

千代「あの~じゃあ…また髪の毛いじらせて頂いてもよろしくて?」


千代「盛夏服の時のアレンジがとってもお似合いでしたので…。」

千代「ん~ステキですわよ!翼さんっ!」
翼(剛)「あ…ははは…。」
ああ、かわいいなあもう!



続いて関根の番…。
関根は、超能力を制御できる時間「ミストレス・タイム」を使い、カバン型ドローンで上空に文字を書いてみせた。
いい話だなあ…
次回予告
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