笑顔で遊園地に向かうユウユくん。
しかしそこで待っていたのは…。

前回メグミとザクサが負けたことで、メリーゴーランドが爆破されてしまう様子だった。
しかもユウユくんの女装を肯定してくれた、あのトウヤが爆破のボタンを押した。

ユウユ「な…なんてことを…！」
トウヤ「フフ…ハハハハ…！ハハハハ…！」

トウヤは1週間後またここで戦おうと言う。
そして負けたら旗を燃やすとも。

ユウユ「アアアアア！！アアアアアア～～！！」

悔しさにただ叫ぶしかできないユウユくん。

呆然とするユウユくん。

居ても立っても居られずトウヤのもとへ行くも、今すぐ戦う勇気も出ず何もできない…。

何度も何度もバトルを繰り返し、トウヤとの戦いに備える…。

トリクスタを見て考えるユウユくん。

すると、第1話でダンジとトウヤの対戦を見ていた時のことが思い出される。女装で！

ユウユ「あの時も僕にだけ見えていた…？」

ユウユ「これも…？」

メグミにも何かが見えた…？

いよいよ対戦の日。
電飾も壊れたので、懐中電灯でみんなが照らしてくれる。

ユウユ「温かい…みんながいる今の僕なら戦える！」

ユウユ「トウヤさん、楽しいですか？覚えてます？目玉焼きハンバーグ食べてカードの話して…あの時のトウヤさんあんなに楽しそうだったのに…」

女装も褒めてくれたのに…。

ユウユ「どうして今はそんなに苦しそうなんですか！」

ユウユ「1週間前の僕ならきっと怒りの炎で戦っていた…でも今は違います！暗い気持ちでやるファイトなんてつまらないです！僕は いつだってヴァンガードを楽しむんだ！」

ユウユくん最強の一撃…！

ユウユ「僕はブラックアウトのみんなとするヴァンガードが好きです！それにトウヤさんとのファイトも楽しい！だから勝つんだ！みんなの居場所を守るために！今の苦しそうなトウヤさんを解放するために！」

ユウユ「トウヤさんの覚悟、僕が本気で焼き尽くします！アタック！」
トウヤ「偉そうに…。」

しかしトウヤはまだ完全ガードを残していたのである…！

トウヤ「仲間・居場所・楽しむ気持ち…そんなクソなまぬるいモンにつかったお前に俺の覚悟が負けるわけねえだろ！」
ユウユ「やめろ～！」

トウヤ「お前の負けだ。」

トウヤの作戦勝ち！？
あと1枚カードを残していれば…

ブラックアウトの旗に火がつけられた…。

メグミ達が悲鳴をあげる…。

ユウユくんも燃える旗に涙を流す…。

トウヤ「焼き尽くす…と言ったな。お前の炎、おもちゃみたいだったぜ。」

そんな時になって、ようやくダンジが帰ってきた。
遅いよ…。

しかしトウヤの闇堕ち？どうしたんでしょうかねぇ。
女装を褒めてくれたあの時とは別人のよう。