ソードアート・オンラインII 第10話 「死の追撃者」 2人洞窟で…
キリトちゃんは追ってくるボロマントを撃ってくれとシノンに頼む。
だがどういうわけかトリガーを引けないシノン。
とにかく逃げるしかない!
ボロマントは馬で追ってくる。そして撃ってくる。
シノン「もっと速く…逃げて!逃げて!」
シノン「私、もう戦えない…」
キリト「いや撃てる。戦えない人間なんかいない。戦うか戦わないか、その選択があるだけだ。」
すっかり弱気になってしまったシノン。
キリト「俺も撃つ。一度でいい、この指を動かしてくれ。」
シノン「ダメ!こんなに揺れてたら照準が…!」
キリト「大丈夫、5秒後に揺れが止まる。2、1、今!」
シノン「(この状況でなぜそんなにも冷静でいられるの…?いや、冷静とかそういうことじゃない…この人はただ全力なんだ…自分に言い訳せず全力を尽くして戦うことを選び続けている…それこそが、この人の強さ…!)」
そうして撃った一発。
外したか…と思ったが、ガソリンタンクに当たってあたりは炎上。ボロマントも巻き込まれた…のか?
さっきのボロマントは爆発の寸前に飛び降りており、無傷ではないだろうが死んではいないだろうとキリトちゃん。
シノンの前に突然現れたあのボロマント。姿を消せる能力があるようだ。
接近戦に強いキリトちゃんでも危険なのに、シノンはもっと危ない。
だがシノンは1人で出ようとする。もう怯えながら生きる自分はイヤだからと、それならいっそ死んでもいい…と。
キリト「君は間違っている。人が1人で死ぬ、なんてことはありえない。人が死ぬ時は、他の誰かの中にいるそいつも同時に死ぬんだ。俺の中にも、もうシノンがいるんだ。」
シノン「そんなこと頼んだわけじゃない!私は、私を誰かに預けたことなんかない!」
キリト「もう、こうして関わりあっているじゃないか!」
シノン「なら、なら…あなたが私を一生守ってよ!」
シノン「何も知らないくせに!何もできないくせに!勝手なこと言わないで!これは、これは私の…私だけの戦いなのよ!たとえ負けて死んでも、誰も私を攻める権利なんかない!」
シノン「それともあなたが一緒に背負ってくれるの…?この…この…人殺しの手を…あなたが握ってくれるの!?」
人殺しというのは強盗をやっつけたためだったが、あれからというもの銃がトラウマになっていた。
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