ソードアート・オンラインII 第5話 「銃と剣」 【前半】 ついに男バレ!シノンは激怒した…けど?
エントリーの手続きを行う。
が、そこには個人情報の入力画面が…
入力しなくても参加は可能だが、上位入賞プライスは受け取れないという。悩むキリト。
シノン「終わった?」
キリト「ヒッ…!」
シノンに見られちゃまずい…と結局空欄のままエントリーしてしまう。
シノンとは同じFブロックになった。だがもし当たるとしたら予選トーナメントの決勝までない。
決勝まで行けば勝ち負け関係なく本戦には出られるので、2人とも本戦出場の可能性はありえる。
シノン「でも、もし決勝で当たったら、予選だからって手は抜かないでよね。」
キリト「なるほど、もちろん、当たったら全力で戦いましょ。」
そして控室で装備替えを行う。
要するに着替えである…って着替えぇぇ!?
キリト「ひっ…!」
シノン「何してるの、あなたも早く着替えないと。」
キリト「あーはい…あ…え…えっと…!あっ…いや…そうじゃなくて…」
キリト「あの、すみません!今まで自己紹介もしてなくて!私、こういう者です…」
シノン「え…今…?」
シノン「キリト…ふーん、面白い名前だね…って、Male(男)!?」
ついにバレが来たー!
しかしここで焦って正体を明かすとは…純情だなぁキリトちゃんは。
シノン「でも…あなた…だって…!ウソ!男?そのアバターで!?」
それでもなんとか許してもらえるんじゃないかと顔を上げてみるが…
やっぱり怒ってる!
殴られたー!
シノン「ついてこないで。」
キリト「で、でもこの後どうすればいいのか…」
シノン「ついてこないで。」
でもシノンは結局放っておけず、最低限の説明はしてくれることに。
キリト「あ… ありがとう。」
シノン「勘違いしないでよね、あなたを許したわけじゃない。」
シノン「決勝まで来るのよ。これだけいろいろレクチャーさせたんだから、最後の一つも教えておきたい。
キリト「最後…?」
シノン「敗北を告げる弾丸の味よ。」
キリト「…楽しみだな。しかし、君の方は大丈夫なのかい?」
シノン「予選落ちなんかしたら引退する。今度こそ…今度こそ強い奴らを全員殺してやる…」
この不敵な笑みは一体…?
会うのも最後だろうからと、シノンの方もここで名乗っておく。
シノン「それが、いつかあなたを倒す者よ。」
キリト「シノン…」
キリトは握手を求めたがシノンはそれに応えず。
シノン「ちょっと、そこの人をここまで案内したりとか。」
キリト「どうも、そこの人です。」
シュピーゲル「あ… ど、どうも…初めまして… あーっと…シノンのお友達さんですか…」
シノン「騙されないで、男よ、そいつ!」
シュピーゲル「えっ…!」
キリト「あはぁ、キリトと言います。男です♪」
シュピーゲル「お…男…? ということは…えっと…」
キリト「いやぁ…シノンにはすっかりお世話になっちゃって。いろいろと。」
なにこの天使の笑顔?いや小悪魔っぽくもある…。
シノン「ちょっとやめて、私は世話なんてしてないでしょ!だいたいアンタにシノンなんて呼ばれる覚えは…。」
キリト「またそんなツレナイことを~。」
シノン「ツレナイも何も赤の他人よ!」
キリト「え~っ、武装選びにも付き合ってくれたのに~?」
シノン「そ、それはアンタが…」
バレてるのにも関わらずこれは…ネカマが癖になってきたかー?
シノン「決勝まで上がってくるのよ。その頭、すっ飛ばしてやるから!」
キリト「お招きとあらば、参上しないわけにはいかないな。」
シノン「く… このっ…!」
キリトは戦いに向かいながら、あのシノンの笑みを思い出し考えていた。
キリト「ありえるのかな、あの子がデス・ガンなんてことは…。」
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