さくら荘のペットな彼女 第12話 「愛のパワー in 文化祭」
いよいよ「にゃぼろん」のステージ本番。
準備も整い、全員で手を合わせて気合いを入れる。
最初龍之介は照れて手を出さなかったが、リタに諭され顔を赤くしながら出す。
空太「この30分間、全員でとことん楽しもう!」
全員「おーっ!」
七海の進行でステージは順調に進んでいく。
ところが、クライマックスの観客に愛の言葉を叫んでもらう場面になると様子が一変。
客席は戸惑い始める。
いきなり愛を叫べというのは無理があったか…?
空太が「失敗した…」と思ったその時、ましろが叫んだ。
ましろ「いろいろ、いっぱいありがとうー!」
美咲「よーし、あたしも!仁ー!風香ちゃんじゃなくて私を見てよー!」
リタ「私も叫びます!龍之介ー!メールアドレスを教えてくださーい!」
龍之介「なっ!?そんなくだらん事はわざわざ叫ばんでいい!」
誰かがきっかけを作れば続いていくもので、そこからは続々と観客たちも雄叫びをあげていく。
にゃぼろんのゲージは一杯になり、ミートボールビームを放って悪は倒され、地球は守られた。
大成功に終わった文化祭。ところが片付けをしていると、ましろが見当たらない。
リタがましろを連れてイギリスに帰るというのだ。
空太は美咲の運転する暴走車に乗せられ空港へ。
空太はましろを見つけると、ましろを抱きしめ「さくら荘にいろ!」と引き止める。
ましろ「どこにも行かないわ。リタを見送りに来ただけだもん。」
えっ?
空太「だって言ったじゃないか…ましろがいるべき場所に帰るって…。」
リタ「ましろがいるべき場所、それはさくら荘なんじゃありません?」
リタ「日本に来て本当に良かったです。私はイギリスへ帰ります。皆さんましろをよろしくお願いします。」
美咲「りったん!水臭いよ!お別れ鍋パーティーもしてないのに!」
すると龍之介はリタに一枚の紙を差し出す。
龍之介「これを持っていけ。元居候娘。」
リタ「(紙を開いて)あっ…♥」
リタ「釣れないんですね、人の恋心をなんだと思っているんですか?」
龍之介「恋など、脳の電気的な活動がもたらすバグの一種に過ぎない。無用な感情は、そこのゴミ箱に捨てて行け。」
リタ「あなたにはおしおきが必要みたいですね!」
龍之介「フン、僕にその攻撃は通用しな…!」
龍之介はリタの手をはねのけ、攻撃をかわしたように見えたが、その後もっと強烈な一撃が…!
こうしてリタは飛び立って行った。
おーもう赤面しちゃってウブじゃのう可愛いのう。
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