プリパラ 第74話 「紫京院ひびきの華麗なる日常」 レオナの女装する理由…あるがままです!
アニメージュ1月号 全員ツインテールポスター!
全員どこかをツインテールに!かわいい!
みれぃはいつもよりお団子?を盛ってるのね。
ドロシー「やっと盗まれたコーデが戻ってきた~!」
レオナ「よかったね♥」
ドロシー「パキろパキろ!」
レオナ「うん。」
TVキャスター「芸能ニュースです。世界的に有名なムービースターであり最高のプリンスの称号にも輝いた紫京院ひびきさんが実は女性であることを明かしました。」
TVキャスター「ひびきさんは女性限定のアイドルパーク『プリパラ』でアイドルデビューを果たしました。ヨーロッパラ、パメリカ、アプリカ、パジアなど世界各国で活躍しており、大きなショックの声が上がっています。」
なぜ今になってプリパラデビューを?と記者に聞かれたひびきは…
ひびき「僕がプリパラデビュー?それは違う。プリパラがようやく紫京院ひびきと出会えたんです。染め上げてみせますよ、僕の色に。すなわち革命です。」
検索ワードランキングでも「紫京院ひびき」が1位に。
「なんであんな奴が人気者になってんだよ!」とドロシーはプンプン。
レオナ「元々大スターだから…。」
みれぃ「ネットにも詳しいプロフィールが載ってるわ。7歳で男児モデルとしてデビュー。その後天才子役と呼ばれ最高のプリンスとして知られるようになった。」
7歳から性別を偽ってきた…それって相当なことだぞ。
らぁら「へぇ~昔から男の子やってるんだ…でも本当は女の子なのになんで?」
レオナ「う~ん…。」
めが姉ぇからもニュースが伝えられる。
ひびきの結成したチームが優勝した場合、怪盗として犯したすべての罪は不問となり、ひびきの手にプリパラの今後の方針が委ねられる可能性があるという。
「絶対に勝って謝らせる!」と意気込むドロシーとらぁら。
でもあのひびきのライブは本当にすごかった…勝算はあるの?
みれぃは、ドリームシアターなら全員翼を出せるし、それにらぁらには火事場のバカ力、ピンチな時ほど発揮される不思議な底力があると言う。
確かにらぁらは主人公だけあって?いろいろ凄かったけど、それを言っちゃあおしまいっていうか、もう奇跡に頼るしかないって感じですかぁ。
みれぃ「『天才とは努力する凡才のことである』アインシュタイン。向こうが天才チームで来るならこっちは努力する凡才チームで結構よ!」
らぁら&ドロシー&レオナ「お~!」
らぁら「…の、かしこま!」
その頃シオンとそふぃはひびきに呼ばれ、天才チームへの誘いを受けていた。
ひびき「見たんだろう?僕のライブを。輝き羽ばたく2枚の翼を…思ったはずだ。私もあんなふうにステージで羽ばたいてみたい…。」
そふぃ「どうして!?」
ひびき「天才は天才を知る。天才同士だからこそ響き合い見たことのない化学反応が起こる。そして見たことのない景色を見ることができる。」
そふぃ「見たことのない景色…」
シオン「話はわかった。だが意見無用!自分のことは自分で決める。」
そふぃの反応が「見透かされた!」という感じだった。
シオン「どう思った?」
そふぃ「なんだか…クラゲだと思って泳いでいたら『キミはキノコだよ』って言われて…でも私はクラゲなのに…。じゃあ、キクラゲはクラゲなの?キノコなの? ってそんな気持ち…。」
シオン「ふむ…全然わからん!」
この2人の会話なんて珍しいなぁと思ったけど、やっぱり咬み合わない。天才って難しいなぁ。
ジーニアスの逮捕はウインドリの結果に委ねられることになり、捜査本部は解散。
ショックを受けるあじみだが、プリパラを守るポリスとしての活動は続けられると聞き、元気を取り戻す。
そういえばふわりは初プリパラの時はひびきのプリチケで入りましたが、あれは一体…。
このプリチケだけ特別なのか、これでなくても普通に他人のプリチケでも行けるのか…?
トリコも落ち込むふわりを心配。
トリコは「そろそろ外へ出て新鮮な空気を吸ってほしいトリ~!」とふわりにお願いする。
ふわりが外に出てみると、そこにひびきの馬・マキシが。
乗馬クラブの柵を乗り越えふわりに会いに来たのだ。
そして、ひびきも…。
ひびき「ここに来てはいけないと言っただろ?さあ、戻るぞ。」
ふわり「ひびきさん! あ…あの…ビックリしました。ひびきさんが怪盗ジーニアスでそして…女の人だったなんて。ひびきさんのこともっとわからなくなりました。今までひびきさんからもらったたくさんの言葉。何が本当で何が嘘だったんですか!?」
ひびき「僕が愛したのは、ふわりキミだけだよ。」
ふわり「あ……。」
ひびき「フッ…本気にしたかい?」
ふわり「え!?」
ひびき「僕にとって演じることは日常なんだ。パルプスの田舎娘をたぶらかすくらい簡単さ。お望みならもっと愛の言葉をささやこうか?」
いやひびきさん絶対本心じゃないでしょ。明らかにふわりに未練タラタラでしたやん!
本当に演技だったのは後半のセリフでしょう?ふわりのためにもこっぴどくフッて潔く別れよう…そう思ったんだろうな。
しかしふわりの方もそう簡単には忘れられなさそう。同性だとわかってても顔を赤らめてしまうぐらいだもの。
トリコは悪くないよ…きっとこれも大事なステップ。
記者「ひびきさん、これからは女性として活動していくんですか?」
ひびき「今までもこれからも僕は僕のままです。」
記者「次の舞台で男性の姿をした女性という役を演じることが決まったそうですが?」
ひびき「すでに稽古は始まっています。皆さんどうぞお楽しみに。」
ドロシー「あ~もう、ひびきひびきって聞き飽きたよ!誰かドロシードロシーって言ってくれないの!?」
レオナ「ドロシー、お願いがあるんだけど…。」
ドロシー「え?」
ひびきが出演する舞台は『ペルサイユの騎士』。
その練習をすることになっていたのだが、ヒロイン役の女優の到着が遅れていて練習ができない。
「僕は待つことに慣れていない」とひびきは帰ろうとする。そこに…。
ネコミミくのいち姿のドロシー&レオナが潜入!
ひびき「(ドロシー・ウェスト、その弟のレオナ・ウェスト…何やってるんだ?)」
スタッフ「紫京院さんのお知り合いですか?」
ひびき「いいえ、つまみ出してください。」
ドロシー「えっ、それはないよ~まほちゃーん。」
ひびき「(レオナ・ウェスト…プリパラの神が許したとか言われるアイドル。とても男には見えないな…。僕のスマッシュに追いついたこともある。)」
レオナに興味を持つひびき。
なんと遅れている女優の代役にレオナを指名!
ひびき「この子で。」
レオナ「え!?」
ドロシー「は~!?」
ひびき「代役をやるならキミの質問に答えるよ。」
レオナ「やります。」
なんと!なんというプリンセス!
お姫様らしいロングでウィッグで…ああああああ!!
ひびき「さっき言ったとおり僕の稽古と照明や効果のリハが目的だから、キミは調子を合わせているだけでいい。じゃ、楽しもう。」
すごく紳士的に…本当にプリンセスのように扱っている。
ひびき「プリンセスよくぞご無事で!荒波を乗り越えあなたを助けに参上しました。あなたを海賊の手に渡しはしない!」
ひびき「あなたを置いてこの場を去れと?ならばいっそこの海に身を投げます!」
ひびき「もう時間がない!さぁ手をこちらへ。」
レオナ「私は行きません…真実を知ってしまったから。」
レオナ「あなたのその姿は偽りの愛…愛をささやくその口も…優しく伸びたその手も…すべてが嘘だとわかってしまったから!」
ひびき「(ほう…)」
スタッフ「あの代役の子いいっすね。」
演出家「ルックスもね。」
レオナ「あなたは女…そうなのでしょう?なのになぜそのような姿を?」
ひびき「ふっ…なぜかって?所詮この世は嘘とまやかし。どこに問題がある?」
レオナ「え…?」
スタッフ「あ…あれ?『家の事情で男として育てられた』っていうセリフなのに。」
ひびき「キミは?」
レオナ「えっ!?」
ひびき「キミはどうなんだい?」
いいなぁ台本投げてもらえて。
女物の服が好きだから女装する…それで何の問題もないじゃないか。
プリパラはやっぱり教育的だよ…ジェンダーフリー教育がすすんでいる。
一方ひびきは嘘・まやかしの男装?
しかし『家の事情で男として育てられた』というセリフを飛ばしたのが気になる。そうではないと言いたいのか?
スタッフ「こんなセリフないっすよ。いいんすか?」
演出家「黙ってなさい!すごいアイディア思いついちゃったわ~。」
ひびき「たとえ天地が逆になろうとあなたを守り抜こう。プリンセス。この命に代えても!」
お姫様だっこ!これにドロシーは「レオナになにすんだ!」とブチ切れて飛びかかる。
しかしヒラリとかわされてしまう。
ドロシー「おい!大砲とかないのかよ!撃て!撃て!撃てぇ!もう帰るぞレオナ!ボクもう我慢できないこんな奴の相手!」
本物の女優も到着し、ドロシーとレオナはここでポイと追い出される。
ドロシーだけ海賊のまんま。
ドロシー「いってえ!バーロー!」
レオナ「つきあってくれてありがとう、ドロシー。」
レオナ「私とひびきさん、似てるのかなって思ったけど、違うところもあるみたい。」
ドロシー「どこが!?レオナはあんなイヤミじゃないじゃん!」
ドロシー「あいつはあるがままにイヤミじゃん!」
レオナ「うふふ…。」
違うところ”も”あるってことは、似ているところもあるってこと…?
それと演出家がレオナちゃんを評価しているのも気になる所。
めが姉ぇ「デビューライブでトップランクのカリスマアイドルにランクインし現在のプリパラ最高ランクに躍り出たひびきさん。」
もう神アイドルも間近。なにせ世界的スターですからね…らぁら達はとんでもないのを相手にしているぞ。
メイキングドラマで前回は「革命には犠牲が必要だ!」と言っていたのが「革命には犠牲がつきものだ!」に変わっている。
犠牲というのはやはりふわりのことか?今回のことで微妙に心境の変化が…?
ドロシー「絶対勝ってやる!」
レオナ「大丈夫、ドロシーとみんながいるから。」
らぁら「そうだよ!みんな一緒なら負けない!」
みれぃ「手強いけど必ず勝つぷり!」
レオナ「うん!」
そう言ってスッキリした顔でひびきを見つけるレオナちゃん。
ひびきと組むことはないという感じにも見えますが…チームを決めるのはチャーム。実際どうなるかはわからない?
今回でレオナちゃんはありのままに女装をし、プリパラを愛し、天使のようないい子というのを再認識した。
しかし男子なのにプリチケが届いた理由はまだ謎というか、釈然としない。
「心が女の子だから届いた」と納得している人もいるようですが、それは違うと思う。人の心は十人十色・千差万別。女の子の心だ男の子の心だと線引をすること自体ナンセンスだ。
レオナは学校では男子制服だし男であることをイヤだなんて思っていない。だけど可愛い服を着てアイドルするのも大好き。そして誰にでも優しい。それがレオナのありのままであり唯一無二の”レオナの心”なのだ。
ならどうして届いたのか?
「プリパラに行きたい」と強く思ったからだろうか?
それならなぜ雨宮くんには届かない?雨宮くんだって「プリパラでもみれぃを支えたい」という強い想いがあるはずだ。それができない気持ちが暴走した結果第63話では373kmマラソンとか走っちゃったわけで…。
「可愛くなりたい」と思えば届く?
いや、ひびきのようにかっこ良い女子にも届いている。ブリリアントプリンスはめが姉ぇがひびきの内面を読んで選んだブランドであり、それはまやかしでは無いだろう。
ステージデビューはしないでただ観るだけの「ROM専」でも女子には届いているのに、やはり男子は不公平な扱いを受けていると言わざるをえない。
第18話で出たプリパラ憲章12条にも「プリチケが届いたものは何人もプリパラに出入りしてよい」とあるように、本来プリパラでは男子を禁止などしていないはず。
今回の作中のニュースで「女性限定のアイドルパークプリパラ」、第60話では雨宮くんも「プリパラに男性は入れません」と言っているなど、この世界では「プリパラは女子限定」が常識になっているようですが、本当にそうだろうか?
どうもみんな”そう思い込んでいる”だけのような気がするのだ。
めが兄ぃはシステム側の人間だが、アイドルを守るという使命から、アイドル達がそう思っているならそれに従わざるをえない?
そのへんで今後波乱があるとすれば、レオナちゃんにも大きな火の粉が降りかかりそうだ。
でも何があってもドロシーとみんながいるから大丈夫と、今回はそう決意する回だったのかもしれない。
・プリチケの届く基準は?
・ふわりがひびきのプリチケでプリパラに入ったように、他のプリチケでも貸し借りができるのか?
・ひびきは前回がプリパラデビューで通常ならプリチケは1枚しかないはずなのに、なぜふわりに渡す分があったのか
など、謎はまだまだ多い。
Season2も残り4ヶ月弱、そのへんもしっかり解き明かされることを期待しています。ひびきの革命にもこの問題は関わってくるのか?
- ▼コメント(1) / トラックバック(0)
-
トラックバック (0件)
コメント (1件)
答えは最後まで不明であると思います。性教育として自分達が答えを考える事に意味が有るのだと思います。
自分としては「なりたければ、なることができる!」だと思います。前期のクリスマスの回で男子生徒がチケットを探しているような表現が有り、何の正当な理由も無く相手の権利を奪う事もできないし、ゲームもお金を入れれば誰でもプレイができる事からこれが言えそうです。雨宮君は自分が体験するより、主に委員長を見守る事を望んでいるので、プリチケが有りません。
ちなみに、西園寺レオは他者の目線が気になって「あるがまま」を受け入れられないレオナを表現している?