校長に見つかったらぁらはピザを渡してごまかそうとするが、「教師は生徒からのプレゼント一切の贈答品をもらうことは禁じられています！」と断られてしまう。プリパラ以外のことに関してはまともな校長。

回収したプリチケの検査に集中したい校長はそのままらぁらを追い出す。
あの古いトモチケは持ったまま。

みれぃの調査により、校長が口走った「プリ券」と「チョキる」というのは20年前プリパラで使われていた言葉で、今でいう「プリチケ」「パキる」の意味だと判明。やはりこのトモチケは校長のものだ。

さらに校長の母校にも行き、校長の小学生時代の作文も見つけてきた。

小学5年の時の作文には「プリパラ最高」「早くアイドル研究生を卒業したいですわ～」と書いてあった。
しかし6年になるとそれが一転「友達いらない プリパラ大嫌い」と恨みつらみのこもった文章に変わっていた…。

一方、校長はついに回収したプリチケの中から、らぁらとみれぃのトモチケを探し出す。

やってきた校長にビビり、あわてて草むしりを始めるドロシー。

校長「捜しましたわよ真中さん、南さん。またの名をそらみスマイルのらぁらとみれぃ！やっと見つけました動かぬ証拠をね！」

「よくも私を裏切りましたわね！！」とご立腹の校長。
だけど校長の昔の話も聞かないわけにはいかない！

そふぃ「ごめんなさい…草むしり手伝いに来るの遅れちゃって…ぷしゅ～。」
らぁら「そふぃさんはプリパラの申し子のような人だからプリパラに行けないとダメなんです！」

草むしりだからってヤギに乗ってくるとは…。動物と波長が合うのかな。

校長「いいでしょう。話して差し上げますわ。それを知れば北条さんも納得することでしょう！私がなぜプリパラを毛嫌いするようになったのか聞くがいい！それであなた達も納得するがいいですわ！！」

みんなで校長の話を聞く。シオンさん男前。

校長「私が初めてプリパラへ行ったのは忘れもしない20年前…10歳の夏休みでしたわ。」

じゃあ今30歳！？意外と若かった！

当時から女の子の憧れの場所だったプリパラ。
そこで出逢った少女「ひめか」。校長は「シュガー」と名乗っていた。

2人は「ラブリーツイスター」というチームを結成。
一生で一人出会えるか出会えないかのソウルフレンドだった。
他の子に「チームを組まない？」と言われても「まさか。私はシュガーだけでいいの！」と断るほど。

そうして1年半が過ぎた時、初めてプリパラの外で待ち合わせすることなった2人。

シュガー「ねぇ、明日塾がお休みだからプリパラの外で待ち合わせない？」
ひめか「よいともー！初めてだね外で待ち合わせるの。」
シュガー「じゃあ明日はプリパラのゲートのとこで。」
ひめか「は～い。じゃあプリ券チョキろう。」
シュガー「うん、チョキろう。」

これが「チョキる」。当時はミシン目が付いてなかったからハサミで切ってたわけだ。QRコードもなくてバーコード。

ところが翌日、ひめかはなかなか現れない。
2人とも外での姿が違うがゆえのすれ違いか…？

結局夜遅くまで待ってもひめかは現れず、「きっと何か事情があったんだ」とそれから毎日学校が終わるとプリズムストーンの前に行って待ち続けた。
それでも来ない。外だけじゃなくプリパラの中を捜してもいなかった。

校長「1年が過ぎやっとわかったのですわ。騙されていたんだって。本当はひめかは私なんかより優秀で素敵なパートナーとチームを組みたかったに違いない。友情なんてものを信じた自分が愚かだった。なにがソウルフレンドだバカバカしい！」

シュガー「プリパラが…友達が…こんなに恐ろしいものだったなんて…みんなが傷つく前に私が先生になってこのことを全国のみんなに教えなければ！」

校長「そういうわけで私は教師になったのです。」
ドロシー「フン、たった1人友達を失ったからっておかしいよ！」
校長「おかしくて結構！」

らぁら「ママが嫌いの中には好きがあるって言ってた。先生の嫌いの中で好きが泣いてる。」
校長「なにをバカなことを！嫌いの中にあるのは憎しみですわ！」
らぁら「私も同じことがあったらすごく悲しいと思います。でも私の大好きなプリパラは誰のことも傷つけたりしない！ひめかさんは裏切ってなんかいない！きっと何か訳があったんです！」

校長がらぁらとみれぃのプリチケを取り上げようとする。
その時、レオナちゃんはそふぃにプリチケを…

レオナ「そふぃさん…はい。」

レオナ「やっと渡せた…うふ♥」

いや～～天使さんがプリチケを届けてくれたよ良かったね！

校長「北条さん、どこへ行くのです！？」
そふぃ「プリパラへ…。」

らぁらも「夏休み没収されてもいいです！」と言ってまで校長を止める。
あれからプリパラのライブなんて見ていないという校長。見ないで禁止しないで！とにかく見て！と言って、そらみスマイルの3人はプリパラへ向かう。

みれぃ「プリパラは好きぷり？」
らぁら＆そふぃ「うん！」
みれぃ「じゃあ大丈夫ぷり。みんなに届くように世界中に届くように思いっきり歌うぷり！」
らぁら＆そふぃ「うん！」

シオン「視聴覚室からテレビ持ってきました。」
レオナ「先生の嫌いの中の好きを…」
ドロシー「しっかり見てよね。」

でかいッ！

らぁら「あなたの胸に届け！」
みれぃ「私たちの思い！」
そふぃ「すてきな…すてきな…」
3人「ときめきプレゼントフォーユー！」

シオン「大神田校長…？」

どうした校長…？
校長は取り憑かれたようにプリズムストーンへ…

そこに居たのは…ひめか？

いや、らぁらのママだ！

らぁらママ「シュガー…なの…？」

校長「ひめか…？」

シオン＆ドロシー＆レオナ「え～！？」
らぁら「ええ～っ！？ママが！？」