ファイ・ブレイン~神のパズル 3 第11話 「今、誰かを思ってた」 レジレジの愚者のパズルへ…アナとキュー太郎恋人!?
第10話でジンの手掛かりを探すためにテキサスに向かったカイト・ノノハ・ギャモン。
その次の目的地・イグアスの滝ではアナちゃんとキュービックも合流することに。しかしカイト達は悪天候のため空港で足止めされていた。
キュービック「アナ!ちょっと…そんなに乗り出して落ちたらどうすんのさ!」
アナ「思うに~、滝って最高!水しぶき気持ちいい~!」
キュービック「もう…早くカイトたち来ないかなあ。僕が一緒ならレイツェルの挑戦なんて解けたも同然なのに…」
いいぞアナちゃんのおみ足!!
ちゃんと体型は男でちゃんと可愛い感じでいいぞー!
アナ「イワリン、レインポンチョおっしゃれ~。」
イワシミズ君「ドクトル、買ってくれた。ドクトル、買ってくれた。」
アナ「でも雨降ってないよ~。」
そこにノノハからの連絡が。
キュービック「天候が悪くて飛行機が飛ばないんだって。」
アナ「じゃあ、観光しよう!気持ちいい~!」
キュービック「ちょっと、アナってば!」
イワシミズ君「キケン、キケン、キケン…」
フリーダムアナちゃんに、キュービックのみならずイワシミズ君も落ち着かない。
するとそこに、レジーナと名乗る女性が現れた。
レジーナ「あなた達、ここへは観光?」
アナ「うん!」
キュービック「うん、じゃなくて!友達と待ち合わせ中なんです。」
レジーナ「だったら、お友達が来るまでの間私がこの辺りを案内しましょうか?」
キュービック「でも、僕たちにはやる事が…」
アナ「やった~!滝バッシャーン!」
キュービック「アナ!」
イワシミズ君「キケン、キケン…」
アナ「超気持ちいい~!レインボー!」
アナちゃんとキュービックは、レジーナからこの滝にかかる虹の伝説の話を聞く。
蛇の姿をした神・ムボイのいけにえとして選ばれた女性・ナイピ。
しかしナイピはそれに逆らい、恋人と共に逃げようとした。
ところがその事を知ったムボイが激怒。川を引き裂き2人の乗ったカヌーを滝に飲み込んでしまう。
だがそれでもムボイの怒りは収まらない。恋人と死を共にするという最後の幸せすら許されず、ナイピは滝つぼの岩に、恋人はヤシの木に変身させ2人を見張り続けたという。
アナ「ナイピかわいそう。」
キュービック「男の嫉妬って恐ろしいんだね。」
レジーナ「さっき見た虹はね、ナイピをあわれに思った善の神が晴れた日だけ、岩とヤシの木の間にかけてくれる虹なの。虹を伝わってナイピの熱い思いは恋人へと届けられるのよ。多分ね…。」
アナ「思うに、ナイピと一緒?」
レジーナ「えっ…」
アナ「今、思ってた。誰かを…」
その後はチョウチョを見に行ったりも。
アナ「わぁ~!チョウチョさんきれいなんだな~。」
もちろん大事な用事も忘れてはいけません。
キュービックはジンとレイツェルの写真をレジーナに見せる。レジーナは自分はわからないけど知り合いに聞いてみるという。
その夜、ベッドで寝ようとしていたアナちゃんに、レジーナから電話が。
レジーナ「アナちゃん?」
アナ「あっ、レジレジ。」
レジーナ「友達がね、見かけたって言うの。」
次の日、ボートで飛ばしてその場所に向かう。
アナ「思うに…スリルMAX!」
キュービック「船、苦手なのに…うぅ~気持ち悪う。」
途中からはカヌーに乗り換える。
アナ「カヌー、ゆらゆら~」
キュービック「薄気味悪いなぁ。」
すると突然レジーナはそのカヌーから飛び降りた。
そしてカヌーは巨大なパズルの中へ!
アナ「レジレジ…」
レジーナ「私はただのレジーナじゃないの。エニグマ大統領閣下の第3秘書、マスターブレイン、レジーナ・マリア・バスコです!」
レジーナ「今日の私の予定はここ、愚者のパズルであなたたち2人を倒す事。以上。」
アナ「レジレジ…ナイピじゃなくなっちゃった。」
レジーナ「私がナイピ?うふふ、人を笑わせるのがお上手ですわね。私はかつて恋人を捨てエニグマ大統領閣下の秘書となる道を選んだ女。閣下は私にとってイグアス川の蛇神・ムボイ様そのものなのです。偉大なる神の価値が分からぬナイピなどと一緒にされたくはありませんわ。さあ、命懸けで愚者のパズルに挑みなさい!そして大統領閣下の偉大さを思い知るのです!」
水路で繋がった16のプール。その水量を全て同じにしなければならない。
制限時間内に解けなければ水が流れ落ち、アナちゃんとキュービックのカヌーも一緒に流されてしまう。
キュービックがその頭脳を使って考える中、アナちゃんも「よいしょ、よいしょ…」と懸命にカヌーを漕ぎます。
余分な水はこぼせばいいというアナちゃんのひらめきで、活路が見えてきた。
だがレジーナは「勝利のためには何をしても構わない」と、勝手にプールの水量を減らしてきた。
これじゃまた解き直しだ。
キュービック「アナ、危ない!」
アナ「こぎこぎ…こぎこぎ…こぎこぎ…こぎこぎ…こぎこぎ…こぎこぎ…!」
キュービック「うぅ… ムボイに襲われたナイピと恋人もこんな感じだったのかなあ。」
アナ「アナとキュー太郎恋人!?」
キュービック「そういう意味じゃないよ…」
そういうのもアリだな…
けどキュービックはカイト一筋だもんね(?)
ところが、もう少しで解けるというところで、また水を抜いてきた!なんと卑怯な!
万事休すかと思われたが…そこにイワシミズ君が駆けつけてくれた!
イワシミズ君は水量を計算し、岩を落として足りなくなったかさを増やすことで、見事に水の高さを同じにしてみせたのだ。
キュービック「勝利のためにはどんな手段もいとわないって、とってもいい言葉だよね!おねえさ~ん!」
疲れてホテルで寝るアナちゃんとキュービック。
天使の休息ですね…。
ギャモン「待たせたな!2人合わせてアナキュー巻き。」
カイト「行くぞレイツェルのパズルへ!」
そこにようやくカイト達が到着するが、すでにそのパズルは解いた後で…。
イワシミズ君「任務完了、任務完了。」
カイト「おい!キュービック、説明しろって!」
ギャモン「アナ、起きろ!おい!」
ノノハ「ちょっと!そんなに揺すったらかわいそうでしょ!」
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