リングを装着し、カイトに勝負を挑んできた軸川先輩だが、その立ち振るまいは至っていつも通りだ。

ノノハ「なんていうか、いつもの軸川先輩だよね。」
キュービック「脳は確かに活性化してる。でも…」
アナ「ソウジ、変わらない。」

しかし軸川先輩は恐ろしいことを言ってきた。カイトがパズルを解けないと仕掛けられた爆弾が爆発し、学園の半分が沈むというのだ。

しかしキュービックはこれを信じない。「軸川先輩はリングに負けたりしない！爆弾だってカイトを炊きつけるための…」と言い、爆弾があるか探しに行った。
ノノハとアナは念のため、学園に残っている生徒がいないか確認に行く。

ノノハ「アナ、そっちは？」
アナ「ハムスター１匹残ってないよ。」

そうして探していると、たまった書類を片付けているタマキを発見。
でも軸川先輩のことは言えないので、アナとノノハは仕事を手伝い、早く終わらせて帰ってもらうことに。

結果、軸川先輩はカイトに負け、それによって軸川先輩のリングは外れた。
また、キュービックは爆弾を見つけたものの、起爆装置は全部解除されていた。
やっぱり軸川先輩の計画だったのだ。「負けた」という気持ちがリングを外す鍵になることは、これまで取っていたデータでわかっていたが、それを確実なものにしたかったという。

「学園も先輩も問題なし」と連絡を受けたアナとノノハは大喜び。

ノノハ＆アナ「あぁ良かった～！」
アナ「アナ心配しちゃった！」
ノノハ「私も！　ほっとしたらおなかすいた。」
アナ「アナも～。」

ノノハ「そうだ、先輩帰りに何か食べて行きません？お祝いに！
タマキ「お祝いって何の…？」
アナ「お祝い～！」
タマキ「何？待ってよ～！　じゃなくて、下校時の買い食いは校則違反でしょ～！」

ところが、それから軸川先輩は何も言わずにどこかへ行ってしまった。あのリングについてまだまだ調べることがあるようだ。
アナ「アナが思うに、そのうち帰ってくる。」