ファイ・ブレイン~神のパズル 2 第8話 「ほわわんをあげたい」
先週の戦いでピノクルに言われたことが響いて落ち込むカイト。
ノノハも、まだまだカイトには自分の知らない悲しみがあると知り、寂しさを感じていた。
そんなカイトとノノハに、アナは「ほわわん。」とおまじないをする。
アナ「思うに、カイトはいろんな人たちの思いに見つめられている。でもその視線は、まぁ~るいのとか、やわらか~いのばっかじゃない。ザラザラ、トゲトゲ、突き刺すこともある。それでもカイトは目をそらさない。だから、そんなカイトには、ほわほわふわふわを分けてあげたいんだな。アナがあの人からもらった、ほわほわふわふわ…。」
ノノハ「あの人?」
アナ「アナにかけられた魔法を解いてくれた人。重たい殻の中からアナを解き放ってくれた人。大好きなイヴ。」
ノノハ「イヴ?」
アナ「イヴはアナのお姉さん。ずっと笑うことを忘れていたアナに、ほわほわの絵をプレゼントしてくれた。」
アナ「アナは、イヴにもらったほわほわのおかげで、心がほわわんになった。ほわほわのおかげで、ほわわんを見つけられた。だから…。」
そう言って、何やら絵を描き上げたアナ。
そこへ対戦相手のミゼルカがやってきた。どうやら、アナのことが気になるようだが…?
いよいよ対戦が始まる。
もう後がない崖っぷちだというのに、さすがアナはマイペース。
アナ「うーん!思うに今度はこっち!これがいい手!」
ミゼルカ「どうして?私にはそれほど効率のいい手には見えないけど。」
アナ「ん?だって、小鳥さんが呼んでる気がするから。」
アナ「おや?あっちの方からおいしそうな匂いがするぞ!」
アナ「こっちからいい風が吹いてくるんだなぁ。」
アナ「グルグルは楽しいんだなぁ!」
どこまでも自由奔放なアナ。一方それとは正反対にオーソドックスに戦うミゼルカ。
そうしているうちに、ミゼルカの勝利は目前まで来てしまった。だが…。
ミゼルカ「私は、あなたみたいに気ままに生きてる子って、本当に嫌い!生理的に、心の底から受け入れられない!」
次第にアナの態度に苛立ち始めるミゼルカ。
ミゼルカ「自由と身勝手を履き違えた、ただ軽率なだけの存在、その証拠に、今も大門カイトなんかを擁護してる。最低なクズの味方をするなんて。」
アナ「今の言葉、アナは許せないんだな。」
これにはさすがに怒ったアナ。ミゼルカの手を止めた。
アナはもう一度昔を思い出す。
イヴ「アナに、素敵なおまじないを教えてあげる。どんなに心が凍えそうな時でも、きっと心がポカポカになる。そんなおまじない。」
イヴはアナをそっと抱きしめて言う。
イヴ「ほわわん。ほわわん。」
アナ「だから、今度はアナの番なんだな。」
あの時、イヴがアナに描いてくれた絵と同じように、“カイトはみんなといっしょ”…そんな絵を描いたアナ。
アナ「アナは、イヴからもらったほわほわを、大切にしたい。」
…こうして目覚めたアナは、見事にミゼルカを倒すことに成功!
アナ「やっほ~~~!」
キュービック「すごいよアナ!」
ギャモン「レーンの外周を執拗に回ることで相手の油断を誘う。うまくやったな!」
キュービック「そっか、作戦だったんだ。」
アナ「ほえ?」
天性の勘でそれをやっちゃったんだろうか。アナはほんとに恐ろしい子。
最後にみんなでアナの描いた絵を見る。
カイト「ありがとう、アナ。本当に見てるだけで嬉しくなってくる。でも、俺は…。」
アナ「カイトが温めてあげて。あの子の微笑みは凍えてる。だからカイトが温めてあげて。あの子(絵の中の昔のカイト)にほわわんをあげられるのは、きっとカイトだけだから…。」
ミゼルカ「ほんと、イヴが言ってたとおりの子。あの子も…あの子の仲間も…大っ嫌い。」
その様子を見つめるミゼルカ。イヴと何があったのか?
今週もアナが登場した「もっと×2神のパズル」は、リバーシを2手で全て白にしようというパズル。でもアナは黒と白だけじゃ寂しいと言い出して…。
アナ「白で挟むとピンクになって、ピンクで挟むとオレンジ色に変わる。それで、最終的にほわわんになったら勝ち!」
カイト「ああ、完全にアナ・ワールドだわ…。」
アナ「ワールドだろぉ~?」
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- ファイ・ブレイン 〜神のパズル _第2シリーズ 8話『ほわわんをあげたい』感想 / テレビアニメシリーズ ネタバレありますので、以下は続きから。2013.08.25 16:08 by サブカルサイクル
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