みなみけ ただいま 第6話 「隠し切れない日焼けと乙女心」 マコちゃんの水着だ日焼けだバカ野郎ー
我々は何年待っただろう、マコちゃんが女物の水着で、太平洋狭しと泳ぎまわる日を!
というわけでみんなで海に来た!
マコちゃん「なあカナ、海へ行くならちゃんと言ってくれ。心の準備が必要だ。」
カナ「ちゃんと水着着てきてるし、準備万端じゃないか。」
マコちゃん「ああっ、だってカナが着てこいって!」
どうやら海に行くことは知らされていなかったようですが、それにしても着てこいと言われたからって女物の水着を万端用意できるとは、着実に道を踏み外していってますね。
マコちゃん「とにかく、今日は吉野がいる。水着になるのは難易度が高すぎる!」
カナ「どうして?」
マコちゃん「吉野はオレの正体に気付いてるかもしれないんだ。」
吉野「マコちゃんは水着にならないの?」
マコちゃん「ええっー…あ…いや…今日は風邪気味かもしれない日で…」
チアキ「そうなのか?マコちゃんに泳ぎ方教えて欲しかったんだけど…」
マコちゃん「ああ…ちょっと休めば大丈夫だから、先に行っててくれ。」
チアキ「そうか、じゃあ待ってるぞ。」
チアキにそう言われると断れない、時折見せる騎士らしさもマコちゃんの魅力ですね。
頼れるのはカナしかいないマコちゃんだが、カナは海の家でバイトしてるマキとアツコが後で合流する予定だからと言って、1人泳ぎに行ってしまった。
マコちゃんはハルカさんがいるパラソルへ。
正直、泳ぎたい…でも泳ぐに泳げない。つらい。
するとここで思わぬイベント発生!!
ハルカ「マコちゃん、オイル塗る?」
マコちゃん「えっ?」
ハルカ「良かったら塗ってあげようか?」
マコちゃん「えっ、ええぇぇぇぇ…!」
残念ながら塗るシーンはなかったが…
塗ってもらった後のマコちゃんはもう、顔を真っ赤にしてフラフラに…
内田と吉野が作っていた砂のお城に倒れ込む。
マコちゃん「うぁ…ハルカしゃん…」
吉野「マコちゃんの顔真っ赤だ。」
内田「ハルカちゃん…一体どんな技を…」
技が出ましたか!そして顔が信号機のように変色していく!という。
そして、約束したチアキとの泳ぎの練習。
チアキ「絶対に離すなよ!離しちゃダメだからな!」
マコちゃん「もちろんだ。オレを信じてくれ、チアキ!」
チアキ「うん…」
マコちゃん「そうそう、身体の力を抜いて足だけ動かすんだ。」
マコちゃん「何すんだバカ!チアキは泳げないんだぞ!溺れたらどうするんだ!」
カナ「はっはっは、お前達に海の恐ろしさを教えてやろうと思ってな。」
マコちゃん「恐ろしいのはお前だ!カナはお姉さんなんだからちっとは考えて行動しろ!」
カナ「悪かった…」
カナよりお姉さんらしいぞマコちゃん!
しかしカナがそう簡単に引き下がるわけがなく…
カナ「くらえ!」
マコちゃん「うわはっ…!」
カナ「お詫びのナマコだ!」
チアキ「大丈夫か?」
マコちゃん「チアキこそ大丈夫か?」
チアキ「ああ、マコちゃんは離さないでいてくれたからな。」
チアキ「ありがとうマコちゃん。これからもずっと友達でいてくれ。」
マコちゃん「うん。」
素晴らしいなあ。これぞ美しい女の友情…あれ?
マコちゃん「カナ、さっきはありがとう。」
カナ「えっ?ナマコ気に入ったの?まだあるよ。」
マコちゃん「違うよ。カナのおかげでチアキと仲良くなれたんだ。誘ってくれて本当にありがとう。今日は海に来てよかったよ。」
カナ「まあ、最後まで油断するなよ。帰るまでが海水浴だ。」
それからは緊張もとけたのか、普通に女の子らしく?海を満喫するマコちゃん。
しかし後日、そのツケが回ってきた。
マコちゃん「ちょっとこの日焼け見てくれよ。」
カナ「おー、見事なブラの跡だな。」
内田「…プッ」
油断するなよとはこのことだったのか。
マコちゃん「この間、お前達と海に行った時…あの日、オレの夏は終わった…。シュウイチ達とプールに行けなくなったし、風呂上がりに裸でうろつけなくなったし…。」
内田「大変だぁ~。プププ…。」
内田ァ!
カナ「しばらく人前で肌を晒せないな!」
マコちゃん「まったくだよ…。」
カナ「恥ずかしがり屋の乙女だな!」
マコちゃん「恥ずかしい日焼けの男だよ!」
ところがところが…恥ずかしい乙女マコちゃんは、さらに困ったことをやらかしていた。
登校日に学校でケガをしてチアキに絆創膏を貼ってもらっていたマコト。(うっかり忘れそうになりますがマコちゃんの正体はマコトというれっきとした男子生徒です。)
この時に「この絆創膏一生大事にするよ!絶対に剥がさない!」と言ってしまったからさあ大変。
マコちゃんがそれと同じ絆創膏をつけていたらおかしいわけです。
とりあえず剥がせばいいようなものだが、マコちゃんは「絶対に剥がさないって決めたんだ!」と言って剥がそうとしない。妙なところで律儀だ。
すると部屋にチアキがやってきて、マコちゃんにオセロをしようと言う。しかし絆創膏が見えては困るので断るマコちゃん。
続いてクッキーを勧めるチアキだが、これも手を出せないから断る…。
チアキはその断るポーズを見て、マコちゃんに嫌われたと思って泣きだしてしまった。
チアキ「海に行った時はあんなに仲良かったのに…もう私のことは嫌いなんだ…」
内田「マコト君ちょっと!手を隠すのはこうじゃなくて、こう!わかった?」
内田の指導により、改めて手を出すマコちゃん。
今回個人的にここの表情が特にお気に入り。どこに出しても恥ずかしくない美少女だよ!
チアキ「マコちゃん…良かった…!」
マコちゃんの手を握ろうとするチアキ。
でも触られるとバレるので、結局手を引っ込めてしまうマコちゃん。
マコちゃん「手は、ちょっと…手は…」
また泣き出すチアキ。
チアキ「う~、う~、う~…」
内田「えーと、チアキに代わって言わせてもらうと、『マコちゃんのバカ野郎ー』」
いや、バカ野郎だからいいんです!
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