マコト「よーし、今日はサッカーでもして帰るか！」

学校から帰ろうとするマコト。するとそこに内田が慌てて飛び込んできた。
チアキとトウマがケンカをしているので止めてほしいと言う。

チアキ「もう絶対口きかないよ！」
トウマ「オレだって！」
チアキ「許さないよ！」
トウマ「オレもだ。」

内田「マコト君止めてよ！なんとかしてよ！」
マコト「え～っ…」

マコト「よし…！」
内田「マコト君！」
マコト「オレは今から野球に行く。自分でなんとかしてくれ。」
内田「え…？」
マコト「いいか内田、オレを買いかぶるなよ！オレに南とトウマのケンカを止められると思うか？」
内田「う、う～ん…」
マコト「そういうわけでオレは今からドッジボールに行く！」
内田「結局どこに行くの？」

トウマは昨日南家に行ったので、そこで何かあったんじゃないか？
そう考えたマコトは、これから南家に行くことにする。

マコト「カナに事情を聞けば何か知ってるかも…内田、これから南の家に行くぞ！」
内田「う、うん。」
マコト「こんな事もあろうかと、変身セットは常に用意してあるんだ！」
内田「頼もしいやら、情けないやら…」

カナ「おお、よく来たな。言っとくけど今日ハルカ帰り遅いぞ。」
マコちゃん「え…」
内田「マコト君…いやマコちゃん、やる気を出して…」

カナに聞いてみるが、原因は知らないと言う。

すっかりやる気のなくなったマコちゃん。置いてあるみかんに手を伸ばす。

マコちゃん「うあっ！」

マコちゃんの手にカナのチョップが直撃！
続いて内田も手を出すが、内田もカナチョップで阻止されてしまう。

実はこのカナがそもそもの原因だった。
昨日、チアキとトウマは南家で、カナのみかんを取ろうとした。南家では自分の食べるみかんは自分で箱から持ってくるというルールがあるのだが、こたつから出るのが億劫でつい。
そこでカナがあまりにもムキになって怒るので、チアキとトウマもついムキになってしまったというわけだ。
つまり2人がケンカしていたのではなく、2人揃ってカナに対して怒っていたのだ。

チアキ「まあ、私達の方が大人だから謝っておこう。」
トウマ「そうだな。」

そんな大人の2人が謝るために一緒に帰ってくると…

マコちゃん「なんだよ！カナのケーチ！」
内田「そうだそうだ！」
カナ「なんだと！」
マコちゃん「なんでみかんの1個もくれないんだよー！」
カナ「それは私のだ！返せ！」

マコちゃん「1個ぐらいいいだろ！」
内田「これちょうだいよ！」
カナ「私のみかんだぞーぅ！」

そう言ってカナが投げた皮がチアキに直撃。
謝るはずだったチアキもこれには激怒。まだまだ大人気ないケンカは続くのであった…。

また、最後の話では南家クリスマスパーティーに参加するマコちゃんの姿が。（セリフ無し）
あのハルカさんみたいになれる！？という服ですね。