みなみけ べつばら

みなみけ おかえり 2012/12/30 21:43


2009年6月23日に発売された原作コミックス第6巻の初回限定版DVDに収録されているアニメ「みなみけ べつばら」。
収録全4話のうち、マコちゃん登場は第2話の「かもしれない」。


いつものように女装をして南家にやってきて、まったりと過ごすマコちゃん。
するとそこに吉野が登場。マコちゃんは一気に落ち着きをなくす。


マコちゃん「なあカナ、吉野はオレの正体に気づいてると思うか?」
カナ「吉野は内田とちがって賢そうだし、気づいているか…?しかし、吉野は気づいていても告げ口なんかしないだろう。」
マコちゃん「え?それはなぜ…」
カナ「それは、吉野ドS説が今一番有力だからだ!」
マコちゃん「そ、そんな説があるのか…」
カナ「私の中だけでね。吉野はお前のうろたえる姿を見て楽しんでいるのだ。」
マコちゃん「なんで?」
吉野「告げ口をしたら、楽しみがなくなってしまうだろう?」

わかります。完全にバレちゃったら面白くないんだ。


吉野(マコちゃんの想像)「ウッフッフッ、ウッフッフッ…」

そう言われるとドSにしか見えなくなってきた…

吉野「今日学校で、明日忘れずに持ってこいって言われた物があるんだけど…なんだったかな?ねぇ。」

さっそくカマかけにきた!


マコちゃん「えっ…あ…オレは中学生だし、わかんないなぁ、アハ、アハハハ…。」
吉野「あ、ごめんごめん、マコちゃんは不思議と同級生っぽい雰囲気出てるから… ウフフッ。
マコちゃん「のわっ…!


カナ「正体を知った上で、不意打ちを兼ねた高度な攻め…のようにも見える。」
マコちゃん「つまりカナ、オレはバレているのか…?」
カナ「焦るな!まだ結論を出すのは早いぞ!本当にお前が同級生っぽい雰囲気を出していただけかも。」
マコちゃん「そうだな、オレ特有の親しみやすさがにじみ出てたのかもな。」

ハルカ「ところでカナ、お風呂掃除終わったの?」
カナ「え?まだだけど、客が来てるので後で。」
ハルカ「ダメ!ちゃんと済ませてから遊びなさい!」
カナ「でも…」


吉野「マコちゃんには私達がついてるから、大丈夫だよ。」
カナ「そ、そうだね…じゃあマコちゃん、私は掃除してくるから、頑張れ。」
マコちゃん「オレがやります!いつもお世話になってるし、それぐらいは…。」

そう言ってマコちゃんは風呂場へ。
これで吉野から逃げられた…と思いきや。


マコちゃん「はぁ…とりあえず1人になれた…」
吉野「マコちゃん、手伝うよ。私もいつもお世話になってるしね。


吉野「あっ、スカートが床についちゃうよ。」
マコちゃん「うわっ…!」
吉野「私がこするね。」


マコちゃん「スカートぐらい平気だから!吉野はこたつで温まってるといいよ!」
吉野「え、でも…」
マコちゃん「いいから!」
吉野「いいよ、手伝うよ。」
マコちゃん「オレが、やるってばああぁぁ~!」


マコちゃんは石けんで足を滑らせ、吉野ごと風呂釜へ!


ハルカ「どうしたの?大丈夫?」
マコちゃん「大丈夫れす…」


吉野「マコちゃん、力あるんだね。ビックリした。まるで男の子みたい。


絶対わかってるだろう…?
こんな吉野にすっかり疲れきったマコちゃん、とうとう我慢の限界!


マコちゃん「たくさんだ…もうたくさんだ~!吉野、もうわかってるんだろ?はっきり言ってくれ!


吉野「わかったよ。」


吉野「明日、分度器忘れないようにしないとね。
マコちゃん「いや、オレは中学生なもんで…」

みなみけ おかえり 2012/12/30 21:43
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