みなみけ 第6話 「マコちゃん誕生」(前編) ~誕生へのプロセス~
今回はあのマコちゃん誕生の回!ということで前後編に分けてお送りします。
前編では女装に至るまでのプロセス。ここをじっくり見てから後編に行くのがプロです(何の?)
後編はこちら
マコト「ああああぁぁぁー!宿題がー!」
シュウイチ「どうしたの、元気ないねマコト。」
マコト「宿題がいっぱい出たんだよー!」
シュウイチ「知ってるよ。元気よく嘆くねぇマコトは。」
マコト「あぁ~、宿題!宿題宿題しゅくだい~!」
焦るマコト。
一方、余裕そうなのはこの3人。チアキと内田と吉野は、一緒に南家に集まって宿題をやる計画を立てていた。
マコト「いいなぁ。お前らが集まれば、あっという間に終わるんだろうなぁ。」
チアキ「それは違うぞ。私達は1人でやってもあっという間に終わるけど、まあ適当にやりながら遊びましょうっていうことだよ。」
マコト「ずいぶん眠たげな眼差しで学力の自慢をするじゃあないか…。」
内田「ほら、私達3人は優秀だから。」
マコト「えっ?何言ってるの!お前はどっちかというとこっちサイドの住人だろ?」
内田「うっ…」
マコト「つまらん見栄を張らず、こっちへ来るんだ!バカサイドへようこそ!」
内田「やだぁぁぁぁ!」
マコト「世話をかけるんじゃない!さあ来い!」
勢い余って内田を転ばせてしまうが、マコトは「すみません!やりすぎました!」とすぐに謝る。たいへん素直でよろしい。(見えない?知らんな)
そんなバカチームも一緒に宿題をやらせてもらえることになり、みんなで南家へ。
いきなりカナの下着姿に出くわし戸惑う。
そして宿題を始めるが…。
マコト「そうだったんだ!つまり、現在の教育システムだと宿題をやる奴はバカだと。」
カナ「少なくとも、義務教育中はね。」
チアキ「何をしている。」
カナ「こいつに教育とは何か説いていたのだ。」
マコト「南!俺目が覚めたよ!」
チアキ「目を覚ませ、バカ野郎!」
マコト「は、はひぃぃぃぃぃ!」
早速連れてきたことを後悔するチアキ。
チアキ「バカ野郎が2人もいたら、まともに勉強できるはずがない。マコトなんか連れてくるんじゃなかった。」
ハルカを見て顔を赤くするマコト。
そしてお客さんが来ているのでお菓子を作るというハルカに、マコトは名乗りを上げる。
マコト「お手伝いします!」
ハルカ「そ、そう?ありがとう。」
マコト「はいっ!頑張りまーすっ!」
マコト「こうですか?ハルカさん!」
ハルカ「うん、上手上手。」
マコト「とっても楽しいです!ハルカさん!」
ハルカ「うふふ、助かるわ。マコト君。」
マコト「光栄です!ハルカさんのためなら、なんでもします!」
大事なハルカ姉さまを取られ、嫉妬に燃えるチアキ。
チアキ「私が何年ハルカ姉さまのお手伝いをしていると思っているんだ…私が一番うまくやれるよ。それに、今ハルカさんって言ったよな…馴れ馴れしい…。」
別の日…
マコト「宿題がいっぱい出たぞー!南!勉強会のお誘いは?」
こうしてマコトは南家に行けなくなってしまった。しかしそれを打開する策が後ほど登場します…
時は変わって習字の時間。
墨をするチアキにマコトは話しかけるが、返事をしてくれない。
マコト「まさかとは思うけど、さっきからずーっと俺のこと無視してないか…?」
チアキ「……」
マコト「やっぱりそうだ!今!確認しました!」
マコト「なんでだ南!」
チアキ「……」
マコト「チアキ!」
チアキ「……」
マコト「姫!」
なぜチアキに嫌われたのか?心当たりのないマコトは内田と吉野に相談する。
吉野「どう思います?ぶんちんさん。」
マコト「ぶんちんさんって誰だ?」
内田「すずりさん、私が思うにですね。」
マコト「すずりさんって誰だ?」
内田「筆さんのバカさ加減に愛想が尽きた。」
マコト「筆さん…なるほど、筆さんは俺だな!」
するとチアキが試し書きを始めた。その文字にチアキの心境が現れるかも…と見守る3人。
その書いた文字は…「バカ野郎」
怒りそのもの!これはすごく怒ってるから謝った方がいいと言われ、マコトも書道で謝りに行く。
マコト「南!これ読んでください!」
チアキ「0点だ。」
チアキ「そもそも人が集中して墨をすっている時に話しかけんな。書の道をなめんなよ。」
マコト「えっ?だから無視を?」
チアキ「そしてこれが入魂の作品。『バ』がいいでしょう。」
マコト「そ、そうだね、達筆だね南は!」
マコト「吉野、内田…南が俺を無視します…。」
吉野「どう思います?ホウキさん。」
内田「ホウキさんが悪いよ。」
全員ホウキさんじゃないか!
- ▼コメント(0) / トラックバック(0)
-
トラックバック (0件)
コメント (0件)