魔法少女サイト 第9話 「神は僕を見離さない」 清春ちゃん危機脱すもにじみんが…
オープニング
防犯システムが万全な紗雪の家に泊めてもらうことになった彩たち。
一方、事情を知った清春ちゃんは行動を起こす…。
相変わらずホイホイと要のところに行き、ペラペラいろんなことを喋ってしまうにじみん。
だが要もついに本性を現し、にじみんは要の命令で首吊り自殺をさせられそうに…!
だがその命令を言い切る前に、身体能力を増強させるステッキを持つあさひが猛スピードで飛び込んでくる。
あさひ「今までいろんなクズに出会ったけど、アンタはその中でも断トツの…」
清春ちゃんがあさひを操っているのだ。
しかし要はあさひの目を見てそのことも見抜いてしまう。
要「だが僕にはこれがある…。」
そこを握るなって!
要がピンチになったら助けるよう、にじみんに暗示をかけてあったのだ。
要「さあ、おままごとは終わりだ…その手で術者を殺してこい。」
清春「まずい!私の魔法が上書きされた!」
みかり「上書き!?そんなことが…。」
清春「待って、かすかにあさひちゃんの意識が…あっ!」
清春「来る!」
みかり「来るって何が?」
清春「みかり逃げて!」
もちろんこれも要に言わされている。
清春ちゃんを助けないと…!
みかりとあさひは彩たちのところへ急行。
あさひ「小雨、お願い!清春を助けて!」
みかり「何者かがあさひを操って清春を襲わせたの!」
兄の仕業だと察した彩は全てを話し、自らの手を切って血を流す。
「本当にごめんなさい」と何度も謝りながら…。
兄の仕業だなんてとても言い出せなかった。
清春ちゃんもその気持ちを汲んで一人で処理しようとしたばっかりに…。
彩の血を舐めて顔のケガを治す要。
ステッキの効能とかにじみんが喋っちゃったから…。
だが清春ちゃんに手を触れた時…。
清春「(にじみん…にじみん…聞こえる?私よ。)」
虹海「(はっ…!)」
清春「(よかった…どうやら魔法の上書きができたみたいね。)」
虹海「(清春…ちゃん?)」
清春「(そう…そのまま動かず黙って聞いて…この最悪の状況を打開できるのは君しかいない。)」
虹海「(どういうこと?)」
清春「(私たちはステッキの力で動けない。今あのクソ兄貴を止められるのはにじみんだけなの。)」
虹海「(私…だけ…?)」
清春「(お願い…どうにか不意をついてあいつを仕留めて…)」
清春「(ダメ…にじみん落ち着いて…チャンスを待つの…このまま操られたフリをして…)」
自分のせいでみんながこんなことになったと責任を感じ、そして兄貴への怒りが…!でも焦っちゃダメ…!
虹海「ぐぅ~~~、殺す!!」
清春「(ダメ、にじみん今は…!)」
人をこうもあっさり斬れるとは…まさに悪魔の所業。
幼い頃からアイドルに憧れ、借金地獄・父親の自殺をも乗り越えつかんだトップアイドルの座…。
「おこになるとすぐ周りが見えなくなっちゃうところは直さないとね」と親友のみかどちゃんにも言われてたのに、最後にやっちゃった…。
「神は僕を見離さない!」と、声は出せないものの内心叫びながら治癒ステッキを目指す要。
ところが、ステッキを掴んだ要の手を何者かが踏んだ。
誰もいないのに…透明人間…?
虹海「(私はみんなの笑顔を見るのがいちばんの幸せ。だからアイドルになった。アイドルになって大切な人を…ううん、もっともっとたくさんの人を笑顔にできた。この手で抱えきれないほどの笑顔をもらったよ。だからね、私は…)」
彩「にじみ~ん!!」
- ▼コメント(0) / トラックバック(0)
-
トラックバック (0件)
コメント (0件)