迷宮ブラックカンパニー 第11話 「Crash EvolutiOn」 独立したキンジに秘書ランガちゃん
キンジはベルザに退職願を突きつけライザッハを辞め、迷宮をアトラクションにした「ニノミヤダンジョンランド」を開設した。
ランガ「でもニノミヤくんなんでこんなことやってるの?」
キンジ「お前…それはこの施設を作る時に説明しただろ。」
ランガ「そうだっけ☆」
迷宮に眠る魔石を狩り尽くしてしまったのが将来のベルザの失敗だった。
迷宮はそこに入る冒険者の魔力をエサにして循環する。そこで安心安全な冒険ができるランドを運営し客を入れれば、安定した魔石が得られるというわけだ。
…というマニュアルはなぜか日本語で書かれている。
ベルザには読めなかったのかもしれない。
キンジ「楽で楽しくて安全な資産運用システム、それがこのニノミヤダンジョンランドなのだ!」
ランガ「だったらもっとエサを呼び込まなきゃね!」
探索採集、流通販売、研究開発…様々な分野でニノミヤがライザッハを凌駕していく。
そんなベルザにランガが…。
ランガ「いい加減諦めなよご先祖様。あなたはもう魔石の力は手に入れられない。完全にニノミヤくんに負けたんだよ。」
ベルザ「なんですあなた?」
ランガ「由緒あるシューバッハの家の愛人の子として生まれ、誰からも愛されず自分の力だけで周囲を認めさせるしかなかった。」
ランガ「だから人を絶対に信用しないし絶対に愛しもしない。あなたは全てを拒絶して全てを壊すことしかできない。」
ベルザ「あなたが一体何者か知りませんが…勝手に私のことをわかったような口をきくんじゃない!!」
どんな時でもかわいいねぇ…。
ランガ「あのさ、ボクは変われたよ。遠い未来でニノミヤくんに会えて。」
その時、ベルザはカバンから散らばったシアの書類を見つける。
“生粋の社畜”であるシアだけはライザッハから離れていなかったのだ。
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