魔王様に近づこうとしてる冒険者2人組が。

ミカン「あれって確かSランク冒険者のミンクとオルガンだよね。魔王は私達じゃ手に負えないけどあの人達ならなんとかしてくれるかも。」

あれ？『男の娘』の肩書紹介はいいんですか？

ユキカゼ「おじさまは私だけのもの…ヤらせはせんぞ、ヤらせは…！」

そんなユキカゼきゅんの攻撃。

ユキカゼ「汝、冷凍ミカンなり…！」

ユキカゼ「スノーキッス！」

ミカン「助かったわユキカゼ！」
ユキカゼ「勝利のV、お口の恋人、渚の海でつかまえて。」

ユキカゼ「アイスハンド！」

ユキカゼ「あなたのココ、カチカチです…アイススプラッシュ！」

ミカン「ちょっとまずいわね…どうするユキカゼ。」
ユキカゼ「バージンのまま死ぬのは不本意…。」
ミカン「この状況でよくそんな軽口が叩けるわね…だいたいアンタは男でしょ。」

多くの相手に取り囲まれる2人。
その時現れたのは…。

おじさまだ！！

ユキカゼ「おじさま…♥ また会えた…♥ ステキすぎる…♥」

しかし魔王様にやられた者が、死に際に悪魔を呼び出した。

悪魔の力でこのあたりは閉ざされた空間に…。

もっとも、おじさまにかかれば造作も無いこと！
その眼力がステキ…♥

ユキカゼ「おじさま…♥ あなたに救われたのは二度目、恩を返したい…♥」

九内「その必要はない。私にとって必要なことだったのでな。」

ユキカゼ「おじさまの名前を教えてほしい…♥」
九内「《おじ…中の俺はまだ若いんだよ…》」

九内「私は九内伯斗という。」

ユキカゼ「はぁっ…♥ 九内…伯斗…♥」

ユキカゼ「私とおじさまは赤い糸で結ばれていた～♥」

ミカン「ま、待ってユキカゼ！アンタ騙されてるのよきっと！」
ユキカゼ「ミカン、嫉妬？」
ミカン「誰が嫉妬なんかするか！」

ミカン「いい？私の好みはね、噂になってた銀の龍人みたいな、“正義”を愛する人なの！」

ユキカゼ「いやらしい～“性技”を愛する人が好みなんて…♥」
ミカン「え！？なんか言葉のニュアンスがちがう！」