LOVE STAGE!! 第9話 「ドッチガタダシイノ」 全世界がライバルに!男同士って痛いの?泉水くんの貞操が危ない!
「ねぇねぇ、アレ見た?」
「見た見た!デビュー会見でしょ?」
「SHOGOの弟でしょ?」
「マジでアレ男の子!?」
「超かわいいよね!イズミ!」
あの会見から2日、ワイドショーは泉水くんの話題でもちきり!
女装デビューではなかったものの、「あの子本当に男!?」「女の子みたいですよね!」とみんなが口々に言っている。これはこれで良いものですな。
それを見ていた龍馬くん、
コメンテーターの男が「とにかく可愛いですね。正直タイプです。食べちゃたいです」などと言っている。
龍馬「そ…そうか…泉水がデビューするってことは、全世界の人間が泉水のカワユさを知ってしまうということ…ということは…!全世界の人間がライバルにー!」
会見直後から瀬名プロにも問い合わせの電話が殺到。
だけど、肝心の泉水くんはというと、また部屋に引きこもっていた。
そして何をしているのかというと…通販やオークションで龍馬くんのグッズを買い漁り!!
玲「龍馬が好きなんですか?」
泉水「す、好きじゃない…」
玲「ほほぅ…それ(Tシャツ)は何ですか?」
泉水「こ…これは…何かの間違いなんだ!気づいたらいつの間にかポチってて!」
着ていたのは、龍馬デビューイベント限定Tシャツ(5000円で落札)。
玲「まあ、でもひとつだけ言っておきますが…私は一条龍馬だったら反対しませんよ。」
泉水「えっ… なんで?だって男同士だよ?」
玲「龍馬は、いいやつだと思います。」
泉水「そ、そんなことは玲に言われなくたってわかってるよ…///」
一方龍馬くんは、泉水を誰かに取られるんじゃないかという強迫観念にとらわれ、セットの電柱に頭をぶつけてしまうミス(これは前もあった)。
とそこに、新人として挨拶回りにやって来た泉水くんが!
おお、天使が、天使が来たぞっ!
だがそうすると、今話題の人とあって現場の人達が泉水くんに群がる!
その光景に耐えられない龍馬くん…
龍馬「なんで…なんであんなやつらにニコニコ笑ってんだよ!!」
泉水「はっ…?玲が挨拶回りではとにかく笑顔が大事って…」
龍馬「じゃあなんでベタベタ触らせてんだよ!!」
泉水「触らせてって…何言ってんの…?」
とうとう嫉妬心が抑えきれなくなった龍馬くん。
龍馬「俺のこと…どう思ってる?」
泉水「りょ、龍馬…?」
龍馬「ちょっとは俺のこと好き?それとも、まだメル友…?」
泉水「そ、それは……。」
龍馬「くっ……。」
泉水「痛いっ… ちょっと、なに…」
龍馬「不安なんだ!」
龍馬「泉水が有名になって、泉水を好きな人間が増えるのが不安なんだ!他の誰かに取られそうで、怖いんだよ!」
泉水「龍馬……。」
龍馬「だから俺は、お前との間に、確かなものが、欲しい…。」
すごい熱だった。
病院で診察の結果過労で、2~3日入院するという。
泉水「龍馬…すごく苦しそうな顔してたのは、熱のせい…? それとも……。」
その後、龍馬くんは無事退院。
だがその間もまた泉水くんは引きこもり、通販三昧。一体何を買っているのか…?
泉水「ちょっと前向きに勉強しようと思って…でも読んでたらどうしても気になることがあって…」
玲「はぁ…わかりました。私に答えられることでしたら…。」
泉水「その…… 男同士のHって痛いの?痛くないの?」
玲「うぐっ…」
泉水「ほら、このマンガだと痛がってるけど、こっちだと『初めてなのに感じちゃう』って言ってるし!どっちが正しいの?」
泉水「ねぇ、どっち!?」
玲「(この人は前向きなんだかバカなんだか…)そうですね…マジレスすると…相手によります。」
泉水「相手に…?」
玲「はい、相手の知識、経験、年齢、サイズによって、状況は変わってきます。たとえば相手が若く、経験皆無だと、痛い可能性が高くなります。」
泉水「なるほど!じゃあ…じゃあ…あのさ、参考までに聞きたいんだけどさ…」
玲「はい。」
泉水「龍馬は…どうだと思う…?」
泉水「わぁ…♥ あっ言っちゃった…♥」
玲「(えーと…大丈夫…と言ってやりたいところだが…男同士の経験なさそうだし、余裕もないだろうし…)」
玲「ちょっと……痛いかも……」
泉水「い~~~~や~~~~!!」
もうなんちゅうか、乙女か!って感想しか出ない。受けというものを地で行ってる人だ。
そんな中泉水くんは 漫研仲間との夏の同人誌祭りの打ち合わせのためにお出かけ。
龍馬くんの御見舞にも行きたいところだが、夏祭りだけは外せない!
泉水「せっかくスペース取れたんだもの、ちゃんと作らないと!」
それに、まだ龍馬には会いづらいんだそうだ。
もう有名人なのだから気をつけないと…
だが、道で人とぶつかった拍子にメガネが落ち、しかもそれを踏まれてしまうというアクシデント!
とりあえず扉が開いていた工事現場に隠れた泉水くん。
だがその中には、サラリーマンからカツアゲをしようとしている男達が!
カツアゲ男「おっ?おおっ?こいつこの前テレビに出てた!」
カツアゲ男・親分?「テレビ?タレントか?」
カツアゲ男「確か、CRUSHERZのSHOGOの弟って…。」
カツアゲ男・親分「弟?妹の間違いだろ。」
カツアゲ男「あれ?弟のはずだけどなぁ?」
その間にサラリーマンは逃げた。
そしてカツアゲ男達の標的は泉水くんに…
カツアゲ男・親分「(サラリーマンは)ほっとけ、もういい。そんなモンよりこっちの方が面白そうだ…」
泉水「(ええっ…)」
カツアゲ男・親分「SHOGOの弟か。確かにきれいな顔してんなぁ。まずは男か女か調べてみよう。」
カツアゲ男「ああいいっすねそれ。」
カツアゲ男「これで弟か妹かはっきりする。」
カツアゲ男・親分「さあ、仲良く遊びましょう?」
泉水「………やめっ…。」
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