輪廻のラグランジェ season2 第9話 「白い鴨川」
3人組のうち、アレイとキリウスがデ・メトリオに帰ることになった。
漁師「帰っちまうんだなぁ。で、戻ってどうすんだい。」
キリウス「私は、家督を継ぐつもりです。」
アレイ「キリウスは、由緒正しい貴族の生まれなんだ。少し傾いてるらしいけど。」
漁師「へぇ、お前ボンボンだったのか。で、アレイは?」
アレイ「僕は、王立アカデミーの教官になろうかなって。」
漁師「先生かぁ。意外と向いてるかもな。細けぇこと言わなそうで。」
アレイ「この格好で先生はしないけどね。」
なんだぁしないのかぁ。
一方地球に残るイゾは料理の修行をするという。BWHでの仕事が板についたようだ。
夜、BWHでは2人のお別れ会が開催された。食べて飲んで、いろんな出し物もあって…楽しく過ごす3人。
しかしそんな楽しい時間もあっという間に終わり、最後は挨拶。
アレイ「今日は僕達のために、こんな素敵なパーティーを開いてくれて、ありがとうございます。なんか、目がいっぱいで…。」
キリウス「本当に感謝しています。ここ鴨川で過ごした日々のことを、私達は忘れることはありません。お礼の言葉はいろいろありますが、口にしてしまうと…」
イゾ「えっと、その、俺はしばらくここに残るけど、うぅ…」
3人とも泣いちゃって言葉にならない。
BWHのマスター「この3人が晴れて旅立つってことで、改めてお前らとの出会いを思い起こしてみたわけだが、いや~宇宙人がウチでバイトなんてトンデモ展開ねーぞって思ってたんだけどな。お前ら普通に良い奴だったしなぁ!なんか俺寂しいぜ…なんかグスンときちまって…。」
3人「マスター!」
マスター「うわぁぁぁぁ、うわぁぁぁぁ…」
意外にもマスターの方が号泣。本当にいい人達と出会えたね…。
まどか「はい、これキリウス達が帰るって言ったら、商店街の人達がこんなにくれたよ。」
アレイ「なんだよ、これ…。」
まどか「元気でね。」
アレイ・キリウス「うん。」
キリウス「デ・メトリオ以上に輝く星…。」
アレイ「一度は死んだ星が、見事に輝きを取り戻していたね。」
しかしその頃宇宙では、デ・メトリオとレ・ガリテによる戦争が始まっていた…。
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