KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 第7話 「西園寺レオ 心の花を咲かせましょう♡」【前半】 ミス華京院だ全員女装だ!レオくんの過去


華京院学園文化祭で行われる「ミスター&ミス華京院スーパーコンテスト」。
昨年はカヅキちゃんが優勝!

ここ20年ほどは華京院以外の女子生徒に王冠を奪われてきたが…


昨年はオバレが女装して出場し、見事カヅキちゃんで大政奉還を果たしたのだった。

カヅキ「いいかお前たち!華京院生の華京院生による華京院生のためのミス華京院だ!今年の優勝者も華京院から!そして優勝者は絶対にこのエーデルローズから出さなければならないっ!」
ミスター&ミスだから出場者の性別は関係ないし、別に女装でなくてもいいんだけど…。

カヅキ「ダメだダメだダメだ!絶対に女装して優勝するんだ!それが俺たちエーデルローズの新しい伝統だ!」

ヒロ「どうしたの?去年は女装するの、あんなに嫌がってたのに…。」
カヅキ「べ、別に…」
コウジ「もしかして…」
ヒロ「自分が優勝したことをあんまり良く思ってないの?」

カヅキ「ギクッ!!」
コウジ「だから後輩に優勝させて、少しでも目立たなくしようとか?」
カヅキ「図星っ!!」
さっきまではちょっと引いてたのに、カヅキ先輩が言うならと張り切っちゃうタイガきゅん。

コウジ「みんな頑張って。知らない扉を開けてみることで新たな世界にたどり着けることもあるよ。」
そうだそうだ!

しかしライバルも手強い。なんと世界中から猛者が駆けつけてくるという。どんなコンテストなんだ…!
奇跡の廃村阻止を成し遂げた「∀’s(ターンエーズ)」…?

レオ「すごいですね!」
ユキノジョウ「相手にとって不足なしといったところだな。」
普段も衣装担当のレオきゅんが、このコンテストの衣装も担当!
やばいぞショタのヘソ出し!
おーっと∀’sのみならず…?
カヅキ先輩の衣装(あんちゃん私服)を受け継ぐ!
オレンジだから合ってるな(?)
ミナトママ~!頼れる~!
よっ国立屋!さすが本職!

レオ「本当ですか~?やったぁ~♥ありがとうございますっ♥♥」
本当にレオきゅんには弱いタイガきゅん…。

カケル「これならちゃんユキかレオきゅんのどっちか、優勝できるんじゃない?」
シン「そうですね!」
ミナト「えっ?」
ユウ「あぁ!?」
私こそ優勝でしょ!?と言わんばかりのミナトママ&ユウくん。
いやあシンくんもいい感じだよ?
その髪型はレオきゅんのマネしてるの??
前にも書いたとおり別世界のドロレオみたいなこのお姉さま方。
そのセリフ言っちゃうのか直球で!
ドロレオと同じ双子ですが、こちらはどちらも女の子です。
レオナそのものなんだけど、ここでは女の子なんだよなぁ…

ミナト「そうですよ。」
ユウ「レオは中等部でファンクラブができるほど人気者だぞ!」
そのファンクラブの男女比はどうなってんでしょうね…?


きらりはモデルを、ゆらりはデザイナーを目指して上京してきていたが、北海道に帰ることを考えているという。


そうなるとレオは東京で1人になってしまう。
もしそれが不安なら北海道に一緒に帰らない?という話だった。
さて、シュワルツローズの方のコンテスト出場者は…?


御徒町ツルギ「Theシャッフルのフェミニン系として絶対にオレが…(以下高い声で)いや、私がいただくのよ!」


アレクサンダー「ったくシュワルツの犬ども、しつこい連中だ!誰がこんなものに!」

シン「ああそうだ…ステージ衣装の相談の続きしませんか?」
カケル「そうねぇ、オレっちやっぱ別の服にしようと思ってたのよ~。」
ユウ「オレも、もっと重力に縛られてないやつにならないか?」
重力とは??


レオくんがエーデルローズに入れたのは、一緒に上京してくれたお姉さま方のおかげ…。
一緒に帰るべきか迷っている。

レオ「私、北海道にいた頃…学校でいじめられていたんです…。」


父・飛利歌はキャラクターデザイナー。母・ノンはファッションデザイナー。

レオという名前は「勇ましく獅子のような心を持ってほしい」との願いから飛利歌が名付けた。

小さい頃からかわいいに囲まれて育つ。
かわいいシールが何枚あっても足りませ~ん!


そしてかわいいお姉さま方もいつも一緒で。
フォーチュンパーティー感も隠さない!


そんな環境で「自分は男の子だ」などということも特に意識することはなく、学校でも男子とも女子とも別け隔てなく遊んでいた。

ところが、レオくんが小学5年生のある日、それは突然やってきた。


女子「レオっていっつも男子とベタベタしてるよね。」
男子「レオっていつも女子とばっかり話してるよな。本当は女なんじゃねえの?」


男女の違いを意識するようになる年頃。
レオくんは男子からも女子からも異質なものとされ、爪弾きに…。

レオ「みんな、私のこと気持ち悪いって…。」
飛利歌「そうかそうか…。」
ノン「無理して学校に行かなくていいからね。」

レオ「《お姉さま方は、私が女の子みたいになったのは自分たちのせいだと謝りました。》」


だが、そんな時にレオくんを癒やしてくれたのがプリズムショーだった!
ここでフェミニン系のおとはというのがまた!


そしてお姉さま方がエーデルローズに入ることを勧めてくれ…。
(このパーカーがね…)

レオ「あ、あの、ボク変でしょうか…?」
カケル「ううん、と~ってもキャワイイよん♥」

タイガ「べ、別にオレはオメェのこと、めんこいだなんて思ってねーからな…。」


タイガ「いや…めんこいけどそうじゃなくてよ…。」
レオ「ううう…。」

タイガ「めんこい!めんこいからそんなに落ち込むんじゃねえ!!」
レオ「あはっ…」

鼻血ブーーッ!!
女に弱いストリート系はレオくんにも弱かった!
そしてミナトさんは?


ミナト「君、少し翼に似ているな…。」
レオ「え?」
翼は前回の通りミナトの義理の妹。そういう目でみるな?

ユウ「オレは全知全能のゼウス!わからないことがあったらオレに聞け?」

ユウ「エーデルローズのことは何でも知ってるし、コウジもヒロもカヅキもオレのマブダチだからな。」
レオ「はぁ…。」
こんな中二全開のユウくんは次回で!

レオ「西園寺レオと申します!よろしくお願いします!」
ユキノジョウ「太刀花ユキノジョウだ。よろしくな。」

レオ「《それからというもの、私はいつもユキ様にくっついて回りました。》」


ユキノジョウ「女は自分にできぬことができる女を妬み、男は自分がしたいことをする男を嫉むものだ。」

レオ「ユキ様、私どうしたら男らしくなれるのでしょう?」
ユキノジョウ「歌舞伎には所作というものがあってな、男と女を演じ分ける際基本となっている動きがある。それでよければ…。」
レオ「お願いしますっ♥」

ミナト「どうした?西園寺。熱でもあるのか?」
カケル「太刀花、何を教えたの?」
ユキノジョウ「ん?」


だからエーデルローズ存続の危機という時には、人一倍悲しそうな顔をしていた。


レオくんは週末、札幌に帰ることにした。
でも大丈夫、すぐ戻ってきます。


レオ「今度、私のステージ見に来てほしいんだ。お父さま、お母さま、お姉さまに伝えたいことがあるから…。」
このへんで記事を分けます。
注目の女装祭り!華京院コンテストとレオくんのステージは「後半」へ!
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コメント (1件)
これだ。性別と言う概念が未だ分からない子供は男の娘と言う者の価値や魅力が分からない。一方、性別と言う概念に執着を持つ成人は男の娘と言う者の価値や魅力が分かる。つまり、男の娘は子供の売上に恩恵を与えず成人の売上を非常に促進させてしまう働きが有ると言う事になる。分かった、それは子供向けアニメは男の娘を登場させようとはしないわ・・