神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 6.0 「私について。」 桂馬女装を継続!栞に小説のネタを!
前回“神ねーさま”の姿を見てしまった図書委員の汐宮栞(しおみや しおり)。
彼女の頭の中は桂馬のことでいっぱいだった。
栞「(私の小説に介入してきたアレ…男同士でくんずほぐれつしていたアレ…女装して高笑いしていたアレ…そして私がここに籠城した時助けてくれた人と、もしかして同一人物…?)」
栞「(それにしても、なんてひどい話なの?最初に遭遇する男性が、あんな倒錯変態女装男だなんて…どないせえというのよ!)」
それは恋愛感情というんだか何なんだか、本当にどないせえという感情だった。
彼女こそ、桂馬の次の攻略相手である。
で、桂馬が選んだその攻略手段とは…
なんと堂々と女子制服で栞の前に現れたのだ!
女装を見られたなら、それも利用してしまえ!というなんともアッパレな発想である!
栞「(こんな倒錯男のために私は悩み、あまつさえ小説の意見まで求めようとしたの…?関わらないでおこう。)」
桂馬「あの…君の小説、読みに来たよ。」
栞「(お、覚えててくれたのか…?あっいやいや、殊勝なセリフいくら言っても、その格好で全部台無し!)」
しかし一応話は聞いてみる栞。
栞「じょ、女装…好きなんですか…?」
いきなり聞くねぇ!
桂馬「実は…ボクはある事情で女にならなくてはいけなくなって…最初は作戦のためだと思っていた女装がだんだんやめられなくなってしまったんだ。思えばあの日…屋上で地獄の使いが現れて以来、ボクの日常は崩壊を始めていたんだ。常識と非常識の境界はとうにない。このままボクは…現実の歯車の上で、ズタズタにされてしまうのだろうか…」
女装でズタズタに…ハァハァ。
内心では「何をぬかしているの」と思いつつも、やっぱり桂馬のことが気になってしまう栞。もうちょっと悩みを聞こうとする。
そこで帰りながら聞くことに…!
桂馬「こうすると以外に気づかれないんだ。」
栞「(けっこう…可愛い…)」
このまま歩きながらでもよかったのだが、栞はラーメン屋に入ろうという。
前から入りたかったが勇気が出ず、男の人と一緒の今ならというわけだが…
男の人というより、妖艶なお姉さんにしか見えない。
なぜこんなエロい食べ方なのよ!
栞「あの…あなたのこと、主役にしてお話書いてもいいですか…?」
小説が書けなくて困っている栞に題材を提供する。これこそがこの女装の狙いだったのだ。
桂馬「栞が話を描き上げられないのは、自分のネタに自信がないからだ。だから途中にイヤになる。しかし、こんなキテレツな奴がそばにいる。こんな強力なネタは他にない!」
ハクア「自分で言うな。」
桂馬「これで小説の完成を共に迎えれば、栞の好感度はMAXだ!いよいよエンディングが見えたぞ!」
しかしどうしても白紙のまま進まない栞。
そこで桂馬は一緒に缶詰になってやろうという。
それでやっと筆を進めたかとおもいきや…。
「吾輩は女装男である。名前は桂木」
栞「記念すべき処女作なのに、出だしから人真似なんて問題外…」
それはそれで面白そうだけども。
改めて桂馬というキャラクターについて考える栞。
栞「考えてみたら私、この人のことなんにも知らない…知っていることと言えば、芸能人(かのん)と噂になり、なお男子とも付き合う女装男なんて…ありえません!常識的に!」
おいなんだこのイメージ!誘ってんのかぁぁ!あと結は男子じゃないよ?
結局、栞は桂馬に「栞のことを書けばいいんだよ」と言われたことから、「私について」という題名で、これまで読んだ本について、図書委員の仲間についてを書き、そのラストには…
女装要素は1つも入ってないけど、とにかく桂馬が役に立ったようだ。
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