神のみぞ知るセカイ 女神篇 FLAG 5.0 「ぱんちDEでーと」 【後半】 女装男装デート!お姫様と王子様
夕方5時、デゼニーシー。
そこにはデートに向けて気合を入れてきた神ねーさまの姿が。
ハクア「よくやるわねぇ、お前も。」
桂馬「これは主導権争いだ。相手の想像を上回らないと攻略…」
結はタキシード姿!すでに想像の上をいかれている!
結「桂木くん、すごく素敵だねぇ!いつもより、ず~っとかわいいよ。」
桂馬「(しまった…先にやられた…)」
結「僕、服持ってきたんだ。着てくれないかな?」
結「どうぞ、お嬢様。」
桂馬「(まさかの執事設定…敵ながらあっぱれの展開力…)」
あんなに自信満々で望んだのに、結に次々としてやられる神ねーさま…かわいいよぉ~!
桂馬「しかし、このまま流されてしまっては、結の恋心は震えない。もっと僕に惚れさせないと。目覚めよ、僕の内なる魔性の女の部分!」
そう考えて、わざと下手に作ってきたお弁当を差し出す桂馬。「不器用な僕に萌えろ」という作戦だったが…。
桂馬「がんばって作ったけど、ど、どうかな…?」
結「僕の家、父さんも母さんも忙しくて、手作りのごはんなんて嬉しくて涙出そうだよ…。」
感動されてしまった。どうも調子が狂う…。
ハクア「まったく、守りに回ると全然ダメなんだから。」
桂馬「仕方ないだろ!攻略される側は不慣れなんだよ!
ハクア「あれだけ大口叩いたくせに。」
ジュースを買いに行った結。
結の中ではすでに女神・マルスが目覚めていて、結の前に姿を見せていた。
マルス「あれがお前の想い人か。なかなか美しい娘じゃないか。」
結「またか。君の話は後で聞くからさ、今は引っ込んでてよ。それに、桂木くんは男だよ。」
マルス「なにっ!?人間界はいつから男女の服が逆になった?複雑怪奇だ…。」
そうしていると、1人でいた桂馬に魔の手が!
ナンパ男「ねぇねぇ1人~?俺達と遊ばない?」
桂馬「(ナンパか…しかも平凡な。)」
桂馬「少しは出会い方を考えた方がいい。少なくとも空から降ってくるぐらいしてみろ。」
なんという断り方…そこに結が助けに入る!
キャー結さーん!
ナンパ男達にも普通に結が彼氏で桂馬が彼女と思われてるあたりがすごい。
結「ごめん、1人にしちゃって…」
桂馬「べ、べつに大丈夫…」
この後2人はお城のアトラクションへ。
結「おー~っ!お姫様!可愛い!」
桂馬「うっ…うるさい、うるさい!」
時折怖がりなところを見せながらも、王子様の結は敵を倒し進んで行く。
そしていよいよ最上階まできた。
だが、ここに来て桂馬がいない。
桂馬は“囚われの姫”となっていた!
仮面をした敵に刃物を突きつけられ、このままでは危ない!
結は果敢に挑むが叶わない。
すると、結の中からマルスがついに現れ…
こうしてマルスは桂馬を捕らえていた仮面をやっつけた。
仮面の正体はハクアで、実はマルスを引き出すためのお芝居だった。
やられて全裸になってしまったハクア。このお芝居を考えた桂馬は殴られた。
桂馬「それでも…逃げて欲しかったよ。ヒロインに助けられるなんて、僕はイヤなんだよ。」
って、その可愛いドレス姿で言われても。
結「そんなことないよ。か弱い男の子を守るのが、女の役目さ。」
こうして結は力を取り戻し、結とマルスで自由に替われるまでになった。
これで結の攻略は完了。
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