サウンドカーニバル選考会の順番決めのくじ引きを行う。

天上天下からは椿は来ず。

朴木十夜「はい。くじ引きは僕に任せると。椿いわく『何番目でも天上天下が勝つのは変わらねえ』…」
心「はっ…」

十夜「…とのことです。」
心「フンっ。」

そして星夜も欠席するという。
校門までは来ていたそうなのだが…。

どんなアイドルを目指せばいいのか…悩む星夜。

心「集中力が欠けた状態で出演できるほど、サウンドカーニバルは甘くないわよ。」

そう、今は他のチームの心配をしている時ではない。だけど…？

POP’N STAR3人でランニング！

心「ポップンスター！」
ルナ「ふぁいお、ふぁいお、ふぁいおーっ。」

ルナの言い方がかわいい。

心「モモ、声が小さい！」
桃助「心ちゃん…ボクもう…ギブアップ…。」

心「ボクじゃなくてモモ！1周追加ね！」

桃助「ふえぇぇ～っ…。」

ルナ「あれ…星夜さんじゃないですか？」
桃助「えっ…あっ、ホントだ…。」

心「行くわよ。」
桃助「えっ？声かけないの？」
ルナ「皆さん、星夜さんのこと心配しているんじゃ…。」

心「他のユニットにかまってるヒマはないわ。サウンドカーニバル前の大事な時期に何をしてようと、すべて自己責任よ。」

そう言って走っていく心ちゃん。
それを追うモモちゃんのかわいさ。

と思ったら、心ちゃんが立ち止まっている。

桃助「どうしたの？」
心「メロンパン。」
ルナ＆桃助「メロンパン？」

心「近くにおいしいメロンパンのお店があるの。買ってくるから、先に行っててくれる？」

ルナ「はい。」

桃助「じゃあ先に行ってるね、心ちゃん。」

メロンパンでごまかしつつ、やっぱり星夜のことが気になる心ちゃん。
最後にふくれてるのは、どうせこの2人にはバレてるので「悪かったわね、甘ちゃんで…」という感じでしょうか。

星夜「心…。」
心「メロンパン食べると力が出るのよ。これ食べて頑張りなさい。」

星夜「何を頑張ればいいんだ…？」
心「え？」

星夜「なんか、わかんなくなっちゃって…俺はどうなりたいのか、これからどうすればいいのか…。」

心「ハァ…メロンパン没収っ！」
星夜「えっちょちょちょ…なんで？」

心「アンタがどうなりたいとか、どうすればとか、はっきり言ってそんなのどうでもいいのよ！」

心「これを見なさい！アンタの歌を聴きたいって言ってるファンが大勢いる。アイチュウならそれに全力で応えるべきでしょ！」

心「それができないアンタに、メロンパン食べる資格なし！」

そんな星夜だったが、奏多と晃の歌を聴いて気づく。

俺たちは決して椿や天上天下のコピーではない、唯一無二の仲間やファンがいてこそのF∞Fなのだと。